プログラミング3

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 プログラミング3
科目番号 0021 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 [教科書] 教員が作成した資料を必要に応じて配布して使用する.
担当教員 橋本 剛

到達目標

( 1 ) アルゴリズムとデータ構造の基礎を理解し、実装できる
( 2 ) オブジェクト指向プログラミングを理解している
( 3 ) C++の基礎を理解している

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アルゴリズムとデータ構造の基礎を正確に理解しているアルゴリズムとデータ構造の基礎を理解しているアルゴリズムとデータ構造の基礎を理解していない
評価項目2オブジェクト指向プログラミングを正確に理解しているオブジェクト指向プログラミングを理解しているオブジェクト指向プログラミングを理解していない
評価項目3C++の基礎を正確に理解しているC++の基礎を理解しているC++の基礎を正確に理解していない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 J2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前半はC言語を用いてアルゴリズムとデータ構造の基礎を学ぶ。後半オブジェクト指向プログラミングの理解と実装を中心に、C++言語を学ぶ。
授業の進め方・方法:
到達目標 ( 1 ) ~ ( 4 )の達成度について,
定期試験 50% (中間試験25%,期末試験25%)
演習課題 50%
の割合で評価を行なう.50点以上を合格とする.
 原則として,再評価試験および追認試験は実施しない.
注意点:
 演習課題は,自ら考えて取り組むこと.
 再試験は特別な事情のない限り,原則として実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 スタックとキュー(1)
スタックの概念を理解し実装できる
2週 春休み課題発表会(1)
課題を上手く紹介する
3週 春休み課題発表会(2) 課題を上手く紹介する
4週 スタックとキュー(2) スタックとキューの概念、違いを理解し使いこなせる
5週 連結リスト(1)
連結リスト、単方向リスト
リストの概念を理解する
6週 連結リスト(2)
双方向リスト、多重リスト
さまざまなリストを理解し実装できる
7週 ハッシュ法(1)
ハッシュ法のさまざま手法を理解し実装できる
8週 オブジェクト指向プログラミングとクラス(1)
C++のクラスについて学ぶ
オブジェクト指向の概念とC++クラスの基礎を理解する
2ndQ
9週 中間試験
第1回~第8回の範囲
これまでの文法事項を良く理解している。
10週 オブジェクト指向プログラミングとクラス(2)
C++のクラスについて学ぶ
C++クラスのさまざまな文法を理解する
11週 オブジェクト指向プログラミングとクラス(3)
C++のクラスについて学ぶ
C++クラスのさまざまな文法を理解する
12週 関数と参照 関数オーバーロードなどC++における関数の機能と、参照型を理解する
13週 テンプレートとSTL
テンプレートという概念とSTLの関係を理解する
14週 C++総合演習 総合的な演習として、大きめのプログラムを作成する
15週 期末試験
第10回~第14回の範囲
これまでの文法事項を良く理解している。
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。3
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。3
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。3
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。2
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。2
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。3

評価割合

中間試験期末試験演習課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合303040000100
基礎的能力15152000050
専門的能力15152000050
分野横断的能力0000000