プログラミング4

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミング4
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 [教科書] 実務出版:30時間でマスターWebデザインHTML5&CSS3改訂版(実務出版株式会社)
担当教員 廣瀬 誠

到達目標

(1) HTMLの基本構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.
(2) CSSの基本構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.
(3) JavaScriptの基本構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.
(4) HTML, CSS, JavaScriptが融合した構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1HTMLの基本構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.HTMLの基本構造を理解し説明できる.HTMLの基本構造を理解し説明できない.
評価項目2CSSの基本構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.CSSの基本構造を理解し説明できる.CSSの基本構造を理解し説明できない.
評価項目3JavaScriptの基本構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.JavaScriptの基本構造を理解し説明できる.JavaScriptの基本構造を理解し説明できない.
評価項目4HTML, CSS, JavaScriptが融合した構造を理解し説明できる.またプログラミングにより実践できる.HTML, CSS, JavaScriptが融合した構造を理解し説明できる.HTML, CSS, JavaScriptが融合した構造を理解し説明できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 J2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 近年,ソフトウェアはコンピュータ単体で動作する形態からWebサービスに移行しつつある.本科目では,Webサービスのクライアントサイドで最も基本となるHTML, CSS, Javascirpitについて学ぶ.クライアントサイドで最も重要なことは,正しく情報を伝えること,デザインとしての見やすさ,ページ遷移の利便性であり,HTML, CSS, Javascirptを融合してそれらの実現方法を学ぶ.加えて,クライアントサイドで可能なセキュリティ対策を学ぶ.最終的にWeb系ソフトウェアのUI(View)の実現方法について理論・実践の両面で習得することを目標とする.
授業の進め方・方法:
◆本科目はBYOD授業のため、ノートパソコンが必須である.
◆本科目は到達目標(1) ~ (4)の達成度を,
・中間試験 20%
・期末試験 30%
・演習・課題 40%
・最終課題 10%
の割合で評価し,これらの合計を本科目の総合評価とする.
◆総合評価が100点満点中50点以上であることを合格の条件とする.ただし、以下の場合,履修の意思なしとみなし不合格とする.
・中間試験を未受験.
・期末試験を未受験.
・演習・課題が1/3以上未提出.
・最終課題が未提出.
◆本科目は原則再試験を行わない(ただし、出席率が2/3以上ある場合考慮する).

注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Webサービスの基礎 評価項目1,2,3を理解
2週 HTMLの基礎① 評価項目1を理解
3週 HTMLの基礎② 評価項目1を理解
4週 HTMLの基礎③ 評価項目1を理解
5週 CSSの基礎① 評価項目2を理解
6週 CSSの基礎② 評価項目2を理解
7週 CSSの基礎③ 評価項目2を理解
8週 中間試験
第1週~第7週の理解度を確認する
評価項目1,2の理解度を測る
4thQ
9週 Javascriptの基礎① 評価項目3を理解
10週 Javascriptの基礎② 評価項目3を理解
11週 Javascriptの基礎③ 評価項目3を理解
12週 HTML, CSS, Javascriptの融合①
正しい情報伝達のためのデザイン
評価項目4を理解
13週 HTML, CSS, Javascriptの融合②
見た目のデザインとページ遷移の利便性
評価項目4を理解
14週 HTML, CSS, Javascriptの融合③
クライアントサイドで考えるべきセキュリティ
評価項目4を理解
15週 期末試験
主に第9週~第14週の理解度を確認する(範囲としては第1週~第7週も含む)
評価項目3,4の理解度を測る
16週 まとめ
期末試験の返却,レビュー
評価項目1,2,3,4を理解

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。3
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。3
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。3
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。3
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。3
主要な計算モデルを説明できる。3
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。3
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。3
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。3
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。3

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合203050100
基礎的能力10123052
専門的能力10131538
分野横断的能力05510