情報工学実験4

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報工学実験4
科目番号 0038 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 教員作成の実験テキストを配布する.
担当教員 稲葉 洋,田邊 喜一,渡部 徹,岩澤 全規

到達目標

(1)与えられた課題について,多様な視点から考え,解決することができる
(2)演習・実験に関する測定機器やコンピュータを使いこなすことができる
(3)演習・実験のデータを適切に評価,解析,考察しレポートにまとめることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられた課題について,多様な視点から考え,解決することが十分にできる。与えられた課題について,多様な視点から考え,解決することができる。与えられた課題について,多様な視点から考え,解決することができない。
評価項目2演習・実験に関する測定機器やコンピュータを存分に使いこなすことができる。演習・実験に関する測定機器やコンピュータを使いこなすことができる。演習・実験に関する測定機器やコンピュータが使えない。
評価項目3演習・実験のデータを適切に評価,解析,考察しレポートに適切にまとめることができる演習・実験のデータを適切に評価,解析,考察しレポートにまとめることができる演習・実験のデータを適切に評価,解析,考察しレポートにまとめることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 J1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 J3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 J4 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 J5 説明 閉じる

教育方法等

概要:
各実験テーマでは,4年生前期までの講義や実験で学んだことを元に,さらに専門的なテーマに関する実験を行い,講義において得られた知識を適切に活用する方法を習得する.
具体的には,以下の4テーマを並行して実施する.
・人工知能(渡部)
・3DCGプログラミング(稲葉)
・画像処理基礎プログラミング(田邊)
・並列計算(岩澤)
授業計画にA班の実施例を示す.
授業の進め方・方法:
上記到達目標(1)~(3)の達成度について「実験報告書(100%)」で評価する.各テーマについて,担当教員が設定した個別の評価基準に基づき評価する.全てのテーマに対する評価点を平均した得点が60点以上を合格とする.なお,各テーマの評価基準は実験開始時に書面等で提示する.
■留意事項1: 特別な理由無く未提出のレポートが1つでもある場合,無条件で不合格とする
■留意事項2: レポートの提出遅れは,締め切り遅れから1週につきマイナス10点,そのテーマのレポート評価(100点満点)から引く
締切に間に合わなかった時点でマイナス10点である.また,書けないまま放置するとこの科目はほぼ不合格となる.計画立ててレポートを書き,不明な点はすぐに担当教員に相談すること.
注意点:
テーマ「3DCGプログラミング」は,自身のPCを持参し授業に取り組む.WiFiに接続でき,Visual Studio Enterprise 2019がインストールされ,バッテリが満充電時で6時間程度もつPCを用意すること(コンセントは貸し出さない).

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 
実験のガイダンスを行う
2週 (1)人工知能
1テーマ目 第1回
到達目標1,2,3
3週 (1)人工知能
1テーマ目 第2回
到達目標1,2,3
4週 (1)人工知能
1テーマ目 第3回
到達目標1,2,3
5週 (2) 3DCGプログラミング
2テーマ目 第1回
到達目標1,2,3
6週 (2) 3DCGプログラミング
2テーマ目 第2回
到達目標1,2,3
7週 (2) 3DCGプログラミング
2テーマ目 第3回
到達目標1,2,3
8週 データ整理・追加実験
実験データの整理や,時間内に完遂できなかった追加の実験を行う.
4thQ
9週 (3) 画像処理基礎プログラミング
3テーマ目 第1回
到達目標1,2,3
10週 (3) 画像処理基礎プログラミング
3テーマ目 第2回
到達目標1,2,3
11週 (3) 画像処理基礎プログラミング
3テーマ目 第3回
到達目標1,2,3
12週 (4) 並列計算
4テーマ目 第1回
到達目標1,2,3
13週 (4) 並列計算
4テーマ目 第2回
到達目標1,2,3
14週 (4) 並列計算
4テーマ目 第3回
到達目標1,2,3
15週 データ整理・追加実験
実験データの整理や,時間内に完遂できなかった追加の実験を行う.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。3
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
専門的能力100100