プログラミング言語3

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 プログラミング言語3
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:授業毎にプリントを配布。
担当教員 廣瀬 誠

到達目標

(1) オブジェクト指向言語を理解する
(2) Javaプログラミングの基礎を体得する
(3) Javaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を体得する
(4) Androidアプリ開発の基礎を体得する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1オブジェクト指向言語の基礎を完全に理解した。オブジェクト指向言語の基礎を理解した。オブジェクト指向言語の基礎を理解していない。
評価項目2Javaプログラミングの基礎を完全に理解した。Javaプログラミングの基礎を理解した。Javaプログラミングの基礎を理解していない。
評価項目3Javaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を完全に理解するJavaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を理解したJavaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を理解していない
評価項目4Androidアプリ開発の基礎を完全に理解した。Androidアプリ開発の基礎を理解した。Androidアプリ開発の基礎を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
オブジェクト指向に基づく言語はプログラミングの基礎としてデファクトスタンダードになりつつある。本講義では、オブジェクト指向言語の基礎を学習し、Java言語によるプログラミングの基礎を習得する。また、それらをベースとしたウェブプログラミング、Androidアプリプログラミングの基礎について学ぶ。本講義は前半にJava言語の基礎、後半にそれに基づくウェブプログラミング、Androidアプリプログラミングの基礎をそれぞれ学ぶ。
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(5)の到達度を、
・中間試験 30%
・期末試験 30%
・不定期授業課題(実習を含む) 40%
の割合で評価し、これらの合計を本科目の総合評価とする。総合評価が100点満点中60点以上であることを合格の条件とする。
注意点:
本科目は、C言語によるプログラミングを学習していることを原則とする。また、1/2以上出席を条件とする。なお、再試験は2/3以上出席のものについてのみ実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オブジェクト指向プログラミングの基礎
・OOPの概要およびその利点と欠点
オブジェクト指向言語を理解する
2週 Javaプログラミング(1)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングの基礎を理解する
3週 Javaプログラミング(2)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングの基礎を理解する
4週 Javaプログラミング(3)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングの基礎を理解する
5週 Javaプログラミング(4)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングの基礎を理解する
6週 Javaプログラミング(5)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングの基礎を理解する
7週 Javaプログラミング(6)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングの基礎を理解する
8週 中間試験
・第1~7週までの授業内容について期末試験を行う.
試験により習熟度をはかる
2ndQ
9週 Javaプログラミング(7)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を理解する
10週 Javaプログラミング(8)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を理解する
11週 Javaプログラミング(9)
・Java言語の基礎
Javaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎を理解する
12週 Androidアプリプログラミング(1)
Javaによるアプリ開発
Androidアプリプログラミングの基礎を理解する
13週 Androidアプリプログラミング(2)
Javaによるアプリ開発
Androidアプリプログラミングの基礎を理解する
14週 Androidアプリプログラミング(3)
Javaによるアプリ開発
Androidアプリプログラミングの基礎を理解する
15週 期末試験
・第1~14週までの授業内容について期末試験を行う.
試験により習熟度をはかる
16週 オブジェクト指向プログラミング総論
期末試験レビュー,オブジェクト指向プログラミングの総まとめ
オブジェクト指向プログラミングの最新動向を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。4
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。4
変数の概念を説明できる。4
データ型の概念を説明できる。4
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。4
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。4
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。4
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。4
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。4
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。4
主要な計算モデルを説明できる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。4

評価割合

中間試験期末試験課題・演習態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合303040000100
基礎的能力15152000050
専門的能力10101500035
分野横断的能力55500015