到達目標
(1) オブジェクト指向言語を理解する
(2) Javaプログラミングの基礎を体得する
(3) Javaプログラミングによるオブジェクト指向の基礎(デザインパターンを含む)を体得する
(4) Javadocの基礎を体得する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | オブジェクト指向言語の基礎を完全に理解した。 | オブジェクト指向言語の基礎を理解した。 | オブジェクト指向言語の基礎を理解していない。 |
評価項目2 | Javaプログラミングの基礎を完全に理解した。 | Javaプログラミングの基礎を理解した。 | Javaプログラミングの基礎を理解していない。 |
評価項目3 | UMLに基づくJavaプログラミング技法について完全に理解した。 | UMLに基づくJavaプログラミング技法について理解した。 | UMLに基づくJavaプログラミング技法について理解していない。 |
評価項目4 | Java言語によるAPI仕様書の作成方法について完全に理解した。 | Java言語によるAPI仕様書の作成方法について理解した。 | Java言語によるAPI仕様書の作成方法について理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
オブジェクト指向に基づく言語はプログラミングの基礎としてデファクトスタンダードになりつつある。本講義では、Java言語によるプログラミングの基礎を習得する。また、UMLによる設計とJavaコードへの落とし込みについて学ぶ。さらに、Java言語によるコーディング技法(デザインパターン)、Javadocを用いた仕様書の作成方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(5)の到達度を、
・中間試験 20%
・期末試験 30%
・不定期授業課題(実習を含む) 50%
の割合で評価し、これらの合計を本科目の総合評価とする。総合評価が100点満点中60点以上であることを合格の条件とする。
注意点:
本科目は、C言語によるプログラミング、UMLによる設計、ソフトウェア開発工程の基礎を学習していることを原則とする。また、1/2以上出席を条件とする。なお、再試験は2/3以上出席のものについてのみ実施する。
本科目は学修単位科目であり,1回の授業(90分)に対して,180分以上の自学自習が必要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
Java言語の基本(1) |
評価項目1,評価項目2を理解
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2週 |
Java言語の基本(2) |
評価項目1,評価項目2を理解
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3週 |
Java言語の基本(3) |
評価項目1,評価項目2を理解
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4週 |
Java言語の基本(4) |
評価項目1,評価項目2を理解
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5週 |
Java言語の基本(5) |
評価項目1,評価項目2を理解
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6週 |
オブジェクト指向プログラミング(1) (javaプログラミングとUML) |
評価項目1,評価項目2を理解
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7週 |
オブジェクト指向プログラミング(2) (javaプログラミングとUML) |
評価項目1,評価項目2を理解
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8週 |
中間試験 ・第1~7週までの授業内容について期末試験を行う. |
試験により習熟度をはかる
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4thQ |
9週 |
オブジェクト指向プログラミング(3) (javaプログラミングとUML) |
評価項目1,評価項目2を理解
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10週 |
デザインパターン(1) |
評価項目1,評価項目2,評価項目3を理解
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11週 |
デザインパターン(2) |
評価項目1,評価項目2,評価項目3を理解
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12週 |
デザインパターン(3) |
評価項目1,評価項目2,評価項目3を理解
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13週 |
Javadoc(1) |
評価項目1,評価項目2,評価項目4を理解
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14週 |
Javadoc(2) |
評価項目1,評価項目2,評価項目4を理解
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15週 |
期末試験 ・第1~14週までの授業内容について期末試験を行う.
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試験により習熟度をはかる
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16週 |
期末試験レビュー ソフトウェア開発の総まとめ |
評価項目1,評価項目2,評価項目3,評価項目4,評価項目5を理解
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | |
変数の概念を説明できる。 | 3 | |
データ型の概念を説明できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 3 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 4 | |
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。 | 4 | |
主要な計算モデルを説明できる。 | 4 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 4 | |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 4 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 課題・演習 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 30 | 50 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 12 | 30 | 0 | 0 | 0 | 52 |
専門的能力 | 10 | 13 | 15 | 0 | 0 | 0 | 38 |
分野横断的能力 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 10 |