到達目標
(1) XR (クロスリアリティ) に係るプログラミング手法の修得
(2) ヘッドマウントディスプレイの活用方法の理解
(3) 点群データの取得とその処理方法の理解
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | XR (クロスリアリティ) に係るプログラミング手法をよく理解し,複雑なプログラムを作成できるようになった. | XR (クロスリアリティ) に係るプログラミング手法を理解し,初歩的なプログラムを作成できるようになった | XR (クロスリアリティ) に係るプログラミング手法を理解していない |
評価項目2 | ヘッドマウントディスプレイの活用方法をよく理解した | ヘッドマウントディスプレイの初歩的な活用ができるようになった. | ヘッドマウントディスプレイの活用ができていない |
評価項目3 | 点群データの取得とその処理方法をよく理解した | 点群データの取得とその処理方法を理解した | 点群データの取得とその処理方法を理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
XR (クロスリアリティ) に係るプログラミング手法を体験・修得することが本講義の目的である.XR のプログラミングでよく利用される Unity の使い方を把握したのち,ヘッドマウントディスプレイ (Meta Quest2, HoloLens2) ならびに 3D スキャナの利活用について演習形式で修得する.最終課題としてVRデバイスを利用した作品の制作を課す.
授業の進め方・方法:
◆本科目は学修単位科目であり,1 回の授業(90分)に対して,180分以上の自学自習が必要である.
◆最終課題の成果をオープンキャンパスで発表することを必須とする.
◆本科目は到達目標(1)~(3)の到達度を,
・演習・課題 75%
・最終課題 25%
の割合で評価し,これらの合計を本科目の総合評価とする.
◆総合評価が100点満点中60点以上であることを合格の条件とする.ただし、以下の場合,履修の意思なしとみなし不合格とする.
・最終課題が未提出.
・最終課題が未発表.
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
XR (クロスリアリティ) の最新動向の理解 |
評価項目1を理解
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2週 |
開発環境 (Unity) の使い方 (1) |
評価項目1を理解
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3週 |
開発環境 (Unity) の使い方 (2) |
評価項目1を理解
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4週 |
Meta Quest2 のプログラミング (1) 360度カメラの映像の利用 |
評価項目2を理解
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5週 |
Meta Quest2 のプログラミング (2) 360度カメラの映像の利用 |
評価項目2を理解
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6週 |
Meta Quest2 のプログラミング (3) 360度カメラの映像の利用 |
評価項目2を理解
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7週 |
HoloLens2 のプログラミング (1) 空間に絵をかく |
評価項目2を理解
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8週 |
HoloLens2 のプログラミング (2) 空間に絵をかく |
評価項目2を理解
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2ndQ |
9週 |
HoloLens2 のプログラミング (3) 空間に絵をかく |
評価項目2を理解
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10週 |
3D スキャナの利用 (1) 点群データの取得とその処理方法 |
評価項目3を理解
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11週 |
3D スキャナの利用 (2) 点群データの取得とその処理方法 |
評価項目3を理解
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12週 |
3D スキャナの利用 (3) 点群データの取得とその処理方法 |
評価項目3を理解
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13週 |
最終課題 点群データを MetaQuest2 ないし HoloLens に利用 |
評価項目3を理解
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14週 |
最終課題 点群データを MetaQuest2 ないし HoloLens に利用 |
評価項目1~3を理解
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15週 |
最終課題の成果発表 オープンキャンパスにて実施 |
評価項目1~3を理解
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16週 |
期末試験 |
評価項目1~3を理解
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 変数の概念を説明できる。 | 3 | |
データ型の概念を説明できる。 | 3 | |
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 3 | |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 4 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 4 | |
評価割合
| 演習・課題 | 最終課題 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 30 |
専門的能力 | 45 | 25 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |