プログラミング

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 プログラミング
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境・建設工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:やさしいC 第4版(SB クリエイティブ)
担当教員 広瀬 望

到達目標

(1)C言語の基礎が理解できる.
(2)プログラミングやコンパイル技術の基礎がわかる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1C言語の基礎が正しく理解できる.C言語の基礎が理解できる.C言語の基礎が理解できない.
評価項目2プログラミングやコンパイル技術の基礎が正しくわかる。プログラミングやコンパイル技術の基礎がわかる。プログラミングやコンパイル技術の基礎がわからない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータを利用したプログラミングは,社会基盤構造物の設計や自然環境の現象予測に必要な技術である.本科目では,C 言語の基礎を幅広く学ぶことによって,アルゴリズムやプログラミング技術を習得する.具体的には,講義と演習に基づいて,C 言語によるプログラミング技術の基礎を学ぶ.
授業の進め方・方法:
※出席要件:3分の2以上の出席
成績は、中間試験40%,期末試験30%,課題30%で評価する。ただし、全ての課題(授業の進行状況などによって提出順番が変わる可能性がある)が提出されて、はじめて課題全体の評価を受けることができる。その結果、50 点以上を合格とする.
注意点:
※再評価試験:無
※教員室:445教員室(4棟4階)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 C 言語を学ぶための準備 プログラミングの仕組みなどの C 言語の概略を講義する.また,Visual studioを用いた実行形式の作成方法を習得する.
2週 C 言語の基礎(1) C言語による実行形式の作成方法を習得し,C言語における画面の出力方法を理解する.
3週 C 言語の基礎(2) C 言語における文字と数値について理解する.
4週 C 言語の基礎(3) C 言語における変数について理解する.
5週 C 言語の基礎(4) C 言語における変数と入力方法について理解する.
6週 C 言語の基礎(5) C 言語における式と演算子について理解する.
7週 C 言語の演習(1) C 言語における場合に応じた処理を理解する.
8週 中間試験 第 1 回から第 7 回までの範囲 について理解度を確認する.
4thQ
9週 C 言語の演習(2) C 言語における繰り返しの処理の基礎を理解する.
10週 C 言語の演習(3) C 言語における繰り返しの処理の応用を理解する.
11週 C 言語の演習(4) C 言語における場合に応じた処理及び繰り返しの処理の複合処理の基礎を理解する.
12週 C 言語の応用(1) C 言語における場合に応じた処理及び繰り返しの処理の複合処理の応用を理解する.
13週 C 言語の応用(2) C 言語における配列の使い方や関数の基礎を理解する.
14週 C 言語の応用(3) C 言語における配列の使い方や関数の応用を理解する.
15週 期末試験 第 8回から第 14 回までの範囲 について理解度を確認する.
16週 試験の返却 試験返却を行い,理解を深める.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後1
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3後2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3後3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3後3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3後1
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合403030100
基礎的能力0000
専門的能力403030100