総合科学1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 総合科学1
科目番号 0011 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 1
開設学科 環境・建設工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 武邊 勝道,山口 剛士

到達目標

(1)地球上の代表的な岩石の種類と成り立ちを知り,岩石圏の構成を理解する.
(2)人間の社会生活と地球の岩石圏の関係を知る.
(3)大気の役割について理解する.
(4)海洋の役割,水質の表記法について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球上の代表的な岩石の種類と成り立ちを知り,岩石圏の構成を理解する.地球上の代表的な岩石の種類と成り立ちを知り,岩石圏の構成を理解する.地球上の代表的な岩石の種類と成り立ちを知り,岩石圏の構成を理解する.
評価項目2人間の社会生活と地球の岩石圏の関係を知る.人間の社会生活と地球の岩石圏の関係を知る.人間の社会生活と地球の岩石圏の関係を知る.
評価項目3大気の役割について理解する.大気の役割について理解する.大気の役割について理解する.
海洋の役割,水質の表記法について理解する.海洋の役割,水質の表記法について理解する.海洋の役割,水質の表記法について理解する.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人類は, 地球に存在する物をうまく利用しながら文明を発展させてきました.しかしながら, 人類活動が活発になるにつれ,地球環境が悪化しているケースもあります.この先,
人類が,文明を維持し,持続的に発展できるかどうかは,人類と地球とのつきあい方にかかっています.地球と共存するためには,まず,地球のことを良く知らねばなりません.
総合科学 1 では地球の成り立ち,大気の海洋について講義を行います.
授業の進め方・方法:
定期試験 70%(中間試験 35%,期末試験 35%),レポート 30%,で評価する.定期試験では,レポートでは,提出回数,授業内容が理解できているか,自分の考えをしっかり書け
ているかを評価する.定期試験および提出課題で,50%以上の正答をもって合格とする. 再評価試験および追認試験を実施することがある.ただし,日々の授業および提出課題
に対して真摯に取り組んでいることを条件とする.
注意点:
授業では,しっかりノートをとりましょう.予習は特に必要ありませんが,ノートに記
載した内容について復習しましょう.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 地球のことを学ぶことの意義
2週 岩石を構成する鉱物と岩石の種類(火成岩)
3週 岩石の種類(堆積岩・変成岩),岩石の風化
4週 堆積学・層序学
5週 地質構造
6週 地球の構造,プレートテクトニクス
7週 火山,地震
8週 中間試験
4thQ
9週 大気
10週 気象
11週 地下水
12週 水質表示表
13週 温泉
14週 地下資源
15週 期末試験
16週 試験解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。2
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3
マグマの生成と火山活動を説明できる。3
地震の発生と断層運動について説明できる。2
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3
地球上の生物の多様性について説明できる。3
生物の共通性と進化の関係について説明できる。3
生物に共通する性質について説明できる。3
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。2
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。2
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。2
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境水の物性、水の循環を説明できる。1

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000