到達目標
(1)環境・建設工学の基本的な実験・実習を行い,多方面の基礎力を養成する.
(2)実験結果を論理的に考察し,レポート作成を通じて,文書作成能力を養成する.
(3)実験・実習の成果発表会を開催し,プレゼンテーション能力と話を聞く力を養成する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境・建設工学の基本的な実験・実習を行い,多方面の基礎力がよく身についている. | 環境・建設工学の基本的な実験・実習を行い,多方面の基礎力が身についいている. | 環境・建設工学の基本的な実験・実習を行い,多方面の基礎力が身についていない. |
評価項目2 | 実験結果を論理的に考察し,レポート作成を通じて,文書作成能力が優れている. | 実験結果を論理的に考察し,レポート作成を通じて,文書作成能力がある. | 実験結果を論理的に考察し,レポート作成を通じて,文書作成能力が十分でない. |
評価項目3 | 実験・実習の成果発表会を開催し,プレゼンテーション能力と話を聞く力が優れている. | 実験・実習の成果発表会を開催し,プレゼンテーション能力と話を聞く力がある. | 実験・実習の成果発表会を開催し,プレゼンテーション能力と話を聞く力がない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
高専2年生は環境・建設工学の基礎学力の養成が不可欠である.そこで,2年生から始まる専門科目の講義を踏まえて,基礎的な実験・実習を行いて,物理現象をより深く理解する力を身に着ける.特に,専門科目の導入として,楽しみながら,専門科目の実験・実習を行い,エンジニアにとって,必要不可欠な文書作成能力,プレゼンテーション能力を養成することを目的とする.
授業の進め方・方法:
到達目標(1),(2)および(3)について,
「課題提出(レポート及び作品を含む)=80%,中間テスト=20%の割合の割合」で成績を評価する.各課題は,提出回数,授業内容が理解できているか,テーマについて自主的に調べたかどうか,自分の考えをしっかり書けているかどうかを総合的に評価する.
その結果,50%以上を合格とする.
注意点:
毎回の授業に集中し,各グループで協力して,実験を進めることが重要である.
特に,基礎学力を身に着けようとする姿勢で授業に取り組むこと
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,構造力学の基礎知識(1) |
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2週 |
構造力学の基礎知識(2) |
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3週 |
構造力学の基礎知識(3) |
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4週 |
水理学の基礎知識(1) |
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5週 |
専門科目の情報セキュリティ演習 |
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6週 |
道路工学の基礎知識 |
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7週 |
トンネル工学の基礎知識 |
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
材料学の基礎実験(1) |
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10週 |
材料学の基礎実験(2) |
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11週 |
材料学の基礎実験(3) |
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12週 |
構造力学の基礎実験(1) |
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13週 |
構造力学の基礎実験(2) |
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14週 |
構造力学の基礎実験(3) |
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15週 |
構造力学実験に基づく成果発表会 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 施工・法規 | トンネル工の目的と施工法について、説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 中間試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 20 |
専門的能力 | 0 | 80 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |