到達目標
授業を通じて達成が期待される事項は,以下の通りである.
(1)地球環境問題や地球の物質循環や生態について説明できる.
(2)地球上で生命がどのように進化してきたか説明できる.
(3)生物の細胞についての基礎を学ぶ.
(4)バイオテクノロジーの概要を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 地球環境問題や地球の物質循環や生態について正確に説明できる | 地球環境問題や地球の物質循環や生態について説明できる | 地球環境問題や地球の物質循環や生態について説明できない |
| 地球上で生命がどのように進化してきたか正確に説明できる | 地球上で生命がどのように進化してきたか説明できる | 地球上で生命がどのように進化してきたか説明できない |
| 生物の細胞についての基礎を正しく理解できる. | 生物の細胞についての基礎を理解できる. | 生物の細胞についての基礎を理解できない. |
| バイオテクノロジーの概要を正しく説明できる. | バイオテクノロジーの概要を説明できる. | バイオテクノロジーの概要を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
人類は, 地球に存在する物をうまく利用しながら文明を発展させてきました.しかしながら, 人類活動が活発になるにつれ,地球環境が悪化しているケースもあります.この先,人類が,文明を維持し,持続的に発展できるかどうかは,人類と地球とのつきあい方にかかっています.地球と共存するためには,まず,地球のことを良く知らねばなりません.
総合科学 1 では、地球規模における地球温暖化と環境問題や地球に生息する生物の細胞の構造や働きについて勉強し,それら生物を用いた最新のバイオテクノロジーについて講義を行います.
授業の進め方・方法:
定期試験70%(中間試験35%,期末試験35%),課題30%(中間試験までのレポート15%,中間試験以降のレポート15%)で評価する.定期試験では,(1)〜(4)の目標についてそれぞれについて複数の設問を出題する.レポートでは,提出回数,授業内容が理解できているか,自分の考えをしっかり書けているかを評価する.定期試験および提出課題で,50%以上の正答をもって合格とする.
(1) 再評価試験および追認試験を実施することがある.ただし,日々の授業および提出課題に対して真摯に取り組んでいることを条件とする.
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生態系の概要
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2週 |
生態系ピラミッド |
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3週 |
地球温暖化と環境問題 |
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4週 |
微生物による物質循環
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5週 |
微生物による物質循環 |
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6週 |
生物の誕生と進化
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7週 |
生物の進化 |
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8週 |
中間試験 第1回-第7回までの範囲 (50分)
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2ndQ |
9週 |
中間試験の返却, 細胞と分子 (1) 細胞の構造とはたらき
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10週 |
細胞と分子 (2) DNAの構造と複製、発現
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11週 |
生物実験 DNA抽出
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12週 |
タンパク質と代謝 (1) タンパク質の構造と酵素のはたらき
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13週 |
タンパク質と代謝 (2) 生物の代謝
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14週 |
バイオテクノロジーへの応用 バイオテクノロジーの紹介
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15週 |
期末試験 第9回—第14回の範囲 (50分)
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16週 |
期末試験の返却 試験の解説
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 2 | |
地球上の生物の多様性について説明できる。 | 3 | |
生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 3 | |
生物に共通する性質について説明できる。 | 3 | |
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 | 3 | |
生態ピラミッドについて説明できる。 | 3 | |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 3 | |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 3 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 地球規模の環境問題を説明できる。 | 3 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 3 | |
水の物性、水の循環を説明できる。 | 3 | |
水質汚濁の現状を説明できる。 | 3 | |
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。 | 2 | |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 3 | |
微生物の定義(分類、構造、機能等)を説明できる。 | 3 | |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 3 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 3 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 3 | |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 3 | |
土壌汚染の現状を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |