到達目標
建築物の課題や改善策を考察できる。
建築構造物の立体的表現手法を身に着け、提示することができる。
3D CAD製図方法の基礎が理解できる。
建築物の空間を創造し、そのイメージを文章と図で表現する初歩的な方法を身に付ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築物の課題や改善策を正しく考察できる。 | 建築物の課題や改善策を考察できる。 | 建築物の課題や改善策を考察できない。 |
評価項目2 | 建築構造物の立体的表現手法を身に着け、提示することが適切にできる。 | 建築構造物の立体的表現手法を身に着け、提示することができる。 | 建築構造物の立体的表現手法を身に着け、提示することができない。 |
評価項目3 | 3D CAD製図方法の基礎が正しく理解できる。 | 3D CAD製図方法の基礎が理解できる。 | 3D CAD製図方法の基礎が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
住宅などの建築物は、三次元イメージによるプレゼンテーションが一般化しつつある。効果的な訴求を行うためには、提案内容を具体的に取りまとめ、魅力ある提案手法を身に着ける必要がある。
本演習は建築の三次元プレゼンテーションの手法を習得することを通じて、建築の研究や実務に必要となる立体感覚を養うとともに、効果的な提案手法を身に着けることを目的とする。このため三次元CADの基礎知識を学び、空間を創造するイメージを表現する実習を通じて、建築表現の手法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
到達目標(1)、(2)、(3)、(4)について課題で評価する。
評価割合は、課題100%で行う。ただし、課題は、全課題を提出することによって評価を受けることができる。 50点以上(100点満点)を合格とする。
注意点:
1. CAD1で学習した製図の基本知識、立体図形のイメージアップが重要です。復習、再確認をしておいてください。
2. CAD1の教科書及びデータバックアップのためにUSBメモリを用意してください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
受講導入•授業の目的と実施内容の理解 |
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2週 |
3D CADの基礎1 3次元CADの基本概念および基本機能の演習を行う.
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3週 |
3D CADの基礎2 形状モデルを用いた体積演算に関する演習を行う.
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4週 |
3D CADの基礎3 サーフェスモデリングの作成演習を行う.
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5週 |
情報セキュリティ教育(最近,土木分野においても情報化が進み,情報共有やデータ管理は重要な課題である.そこで,設計図面のデータの取り扱いについて,グループディスカッションを通じて,問題点や解決策を議論する. ) |
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6週 |
課題1 既存の2次元図面からの3Dモデルの作成1 既存住宅の2次元図面からSketchUPによる3Dモデル作成の基礎を学ぶ.
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7週 |
課題1 既存の2次元図面からの3Dモデルの作成2 既存住宅の2次元図面からSketchUPによる3Dモデル作成の基礎を学ぶ. |
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8週 |
課題2 建築計画に関する課題演習1 計画案の立案/全体レイアウト企画 |
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4thQ |
9週 |
課題2 建築計画に関する課題演習2 Jw- CADを用いた平面図作成/ SketchUpへのデータ移動および外観モデルの作成
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10週 |
課題2 建築計画に関する課題演習3 SketchUpへのデータ移動および外観モデルの作成
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11週 |
課題2 建築計画に関する課題演習4 外観及び内観モデル作成
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12週 |
AutoCADの基礎1 |
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13週 |
AutoCADの基礎2 |
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14週 |
AutoCADの基礎3 |
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15週 |
課題3 AutoCADによる作成演習1
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16週 |
課題4 AutoCADによる作成演習2 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 2 | |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 2 | |
CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 2 | |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 2 | |
画層の管理を説明できる。 | 2 | |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |