到達目標
1. 測量の誤差について理解し,計算ができる。
2. 面積・土量計算の方法を理解し,各種方法で求めることができる。
3.Photog-CADによる写真測量の応用技術を用いて面積・土量計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 測量の誤差について理解し,正しく計算ができる。 | 測量の誤差について理解し,計算ができる。 | 測量の誤差について理解し,計算ができない。 |
評価項目2 | 面積・土量計算の方法を理解し,各種方法で正しく求めることができる | 面積・土量計算の方法を理解し,各種方法で求めることができる | 面積・土量計算の方法を理解し,各種方法で求めることができない |
評価項目3 | Photog-CADによる写真測量の応用技術を用いて面積・土量計算が正しくできる | Photog-CADによる写真測量の応用技術を用いて面積・土量計算ができる | Photog-CADによる写真測量の応用技術を用いて面積・土量計算ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
測量学1と同様に,基礎的な測量を中心に授業を進めていき,測量の意義,測量方法,各種誤差および数学的知識の理解を目的とする。
測量作業に伴う誤差やひずみとその処理方法を学習する。さらに,建設現場で必要となる面積・土量計算を学習する。
授業の進め方・方法:
1,2の目標の達成を合格の条件とする。
・ 各期中間試験および期末試験の平均値の80%を評点①とする。
・ 通常の演習問題を10%とし,評点②とする。
・ Photog-CADの課題を5%, ひずみによる計算課題を5%とし,評点③とする。
評点①+評点②+評点③が50%以上であれば合格とする。
注意点:
基本的な数学の知識を必要とするので十分復習をしてください。
関数電卓を準備してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
土量計算(1) 断面法(角柱公式,平均断面法,中央断面法) |
測定結果を用いて土量計算ができる。
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2週 |
土量計算(2) 断面法(点高法,等高線法) |
測定結果を用いて土量計算ができる。
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3週 |
写真測量の活用 1 Photog-CADによる写真測量の実習 |
GNSS測量の原理を理解し、説明できる
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4週 |
写真測量の活用 2 Photog-CADによる写真測量の実習 |
GNSS測量の原理を理解し、実践できる
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5週 |
写真測量の活用 3 Photog-CADによる写真測量の実習 |
GNSS測量の原理を理解し、実践できる
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6週 |
面積計算(1) 直接測定法(三斜法,三辺法,座標法) |
測定結果を用いて面積計算ができる。
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7週 |
面積計算(2) 直接測定法(支距法,倍横距法) |
測定結果を用いて面積計算ができる。
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8週 |
後期中間試験 第1回~第7回の範囲
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4thQ |
9週 |
ひずみによる計算(1) ひずみゲージを用いたひずみの計算
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断面一次モーメントなど構造力学で習得した事柄を用いて、ひずみの計算ができる。
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10週 |
ひずみによる計算(3) ひずみゲージを用いたひずみの計算 |
断面一次モーメントなど構造力学で習得した事柄を用いて、ひずみの計算ができる。
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11週 |
ひずみによる計算(3) ひずみゲージを用いたひずみの計算 |
得られた結果と理論値を計算で算出でき、考察することができる。
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12週 |
測量の誤差(4) 誤差の種類, 誤差の計算方法 (最小二乗法) |
誤差の種類を説明することができる。
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13週 |
測量の誤差(5) 標準偏差,誤差伝播の法則, 測定条件が同じ場合の計算方法 |
標準偏差や誤差伝播を説明することができる。
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14週 |
測量の誤差(6) 測定条件が異なる場合の計算方法 |
標準偏差や誤差伝播を説明することができる。
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15週 |
後期期末試験 第9回~第14回の範囲
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16週 |
試験の返却,総合復習 試験の返却と解答,総合復習(質問・回答)
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 測量 | 測定結果から、面積や体積の計算ができる。 | 3 | |
GNSS測量の原理を説明できる。 | 3 | |
有効数字、数値の丸め方を説明でき、これを考慮した計算ができる。 | 3 | |
最小二乗法の原理を説明でき、これを考慮した計算ができる。 | 3 | |
構造 | 断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 3 | |
断面2次モーメント、断面係数や断面2次半径などの断面諸量を理解し、それらを計算できる。 | 3 | |
各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 3 | |
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。 | 3 | |
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 演習 | 出席 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |