到達目標
せん断力を受ける部材の破壊形式を説明でき、せん断力に対する安全性を検討できる。
鉄筋コンクリートのひび割れのメカニズムについて説明できる。
耐震に対する照査の流れが理解できる。
プレストレストコンクリートについて理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | せん断力を受ける部材の破壊形式を説明でき、せん断力に対する安全性を正しく検討できる。 | せん断力を受ける部材の破壊形式を説明でき、せん断力に対する安全性を検討できる。 | せん断力を受ける部材の破壊形式を説明でき、せん断力に対する安全性を検討できない。 |
| 評価項目2 | 鉄筋コンクリートのひび割れのメカニズムについて正しく説明できる。 | 鉄筋コンクリートのひび割れのメカニズムについて説明できる。 | 鉄筋コンクリートのひび割れのメカニズムについて説明できない。 |
| 評価項目3 | 耐震に対する照査の流れが正しく理解できる。 | 耐震に対する照査の流れが理解できる。 | 耐震に対する照査の流れが理解できない。 |
| 評価項目4 | プレストレストコンクリートについて正しく理解できる。 | プレストレストコンクリートについて理解できる。 | プレストレストコンクリートについて理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
鉄筋コンクリート構造は,各種の土木・建築構造物に多く用いられており,鉄筋コンクリート工学は,はり・柱・スラブなどの構造部材の設計上基礎となる学問である。
鉄筋コンクリート工学2では,鉄筋コンクリートの意義や,各種状態における耐力の算定方法について学習する。
本科目によって,鉄筋コンクリート構造物を設計するための基礎的な知識を身につけることができる。
授業の進め方・方法:
中間試験40%,期末試験45%,レポート課題15%で評価する。
再評価試験は,評点が36点以上で不合格となったものを対象として一度に限って実施する。ただし,欠課時数が全体の1/3を超える場合,再評価試験を受験できない。
追認試験は,再評価試験を受けた上で,評点または再評価試験の素点が50点以上の不合格者に対して,一度に限って実施する。
注意点:
学修単位科目であり,1回の講義(90分)あたり180分以上の予習復習をしているものとして講義・演習を進める。
材料学や構造力学で学んだことが必要となるため,必要に応じて昨年度までの学習内容も復習してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
せん断力を受ける部材1 |
せん断力を受ける部材の破壊形式を説明できる。
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| 2週 |
せん断力を受ける部材2 |
せん断力に対する安全性を検討できる。
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| 3週 |
付着・定着 |
付着のメカニズムを説明でき,定着長の求め方を説明できる。
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| 4週 |
ひび割れ |
ひび割れの発生要因や,ひび割れがRC部材の性能に与える影響を説明できる。
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| 5週 |
変形 |
短期の変形と長期の変形について説明できる。
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| 6週 |
一般構造細目 |
一般構造細目について説明できる。
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| 7週 |
演習 第1~6回で行った講義範囲の演習を行う。
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これまでの学習内容に関する演習問題の解き方を理解できる。
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| 8週 |
中間試験 第1回から第7回の講義範囲について中間試験を実施する。
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これまでの学習内容を理解できる。
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| 2ndQ |
| 9週 |
試験返却と解説 |
これまでの学習内容を正しく理解できる。
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| 10週 |
疲労 |
疲労について,等価繰返し回数の求め方をを説明できる。
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| 11週 |
耐震に対する照査1 |
作用としての地震の想定,その表現形式を説明できる。
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| 12週 |
耐震に対する照査2 |
地震に対する構造物の応答,構造物が保有すべき耐震性能を説明できる。
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| 13週 |
プレストレストコンクリート1 |
プレストレストコンクリートについて説明できる。
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| 14週 |
プレストレストコンクリート2 |
プレストレストコンクリートの設計について理解できる。
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| 15週 |
期末試験 第9回から第14回講義範囲について期末試験を行う。
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これまでの学習内容を理解できる。
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| 16週 |
試験返却と演習 期末試験を返却し,問題の解説を行う。また,期末試験範囲の演習を行う。
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これまでの学習内容を正しく理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。 | 3 | |
| コンクリート構造の代表的な設計法である限界状態設計法、許容応力度設計法について、説明できる。 | 3 | |
| 曲げモーメントを受ける部材の破壊形式を説明でき、断面破壊に対する安全性を検討できる。 | 3 | |
| 曲げモーメントを受ける部材の断面応力度の算定、使用性(ひび割れ幅)を検討できる。 | 3 | |
| せん断力を受ける部材の破壊形式を説明でき、せん断力に対する安全性を検討できる。 | 3 | 前1,前16 |
| プレストレストコンクリートの特徴、分類について、説明できる。 | 3 | |
| プレストレス力の算定及び断面内の応力度の計算ができ、使用性を検討できる。 | 3 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | レポート | | | | 合計 |
| 総合評価割合 | 40 | 45 | 15 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 40 | 45 | 15 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |