情報セキュリティ

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報セキュリティ
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 専門共通 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高専情報セキュリティ人材育成事業にて作成された教材を利用。
担当教員 広瀬 望,衣笠 保智,稲葉 洋,外谷 昭洋

到達目標

(1)情報技術の基礎を理解した。
(2)情報セキュリティの基礎を理解した。
(3)情報モラルを理解した。
(4)自分の意見を伝えることができた。
(5)他人の意見を聞き咀嚼することができた。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報技術の基礎を完全に理解した。情報技術の基礎における重要項目は完全に理解した。情報技術の基礎における重要項目を理解していない。
評価項目2情報セキュリティの基礎を完全に理解した。情報セキュリティの基礎における重要項目は完全に理解した。情報セキュリティの基礎における重要項目を理解していない。
評価項目3情報モラルの基礎を完全に理解した。情報モラルの基礎における重要項目は完全に理解した。情報モラルの基礎における重要項目を理解していない。
評価項目4自分の意見を完全に相手に伝えることができた。自分の意見を最低限相手に伝えることができた。自分の意見を相手に伝えることができなかった。
評価項目5他人の意見を聞き完全に咀嚼することができた。他人の意見を聞き最低限理解することができた。他人の意見を聞く理解することができなかった。

学科の到達目標項目との関係

環境・建設工学科教育目標 C3 説明 閉じる
電子制御工学科教育目標 D3 説明 閉じる
電気情報工学科教育目標 E1 説明 閉じる
情報工学科教育目標 J3 説明 閉じる
機械工学科教育目標 M3 説明 閉じる
全学科共通 G6 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報セキュリティに関する知識は、幅広い分野で必須の項目となっている。
本科目では、まず情報セキュリティの前段階として情報技術に関する基礎を理解する。
次に、情報技術の基礎に基づき情報セキュリティに関する基礎を理解する。
最後に、情報セキュリティの基礎に基づき、情報モラルについて理解・考察する。
授業の進め方・方法:
到着目標(1)~(3)について、以下の割合で評価し、これらの合計を本科目の総合評価とする。
・振り返りテスト(毎回行う小テスト) 50%
・グループワークの内容に基づくレポート 50%
総合評価が100点満点中50点以上であることを合格の条件とする。定期試験は行わない。
なお、レポートは班で一つ提出するとし、レポートの採点結果は班員全員の得点とする。
注意点:
本科目は、全学科で実施される科目である。
2/3以上の出席を必要とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 インターネットとは
インターネットの仕組みについて学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
2週 Web
Webの仕組みについて学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
3週 情報検索とWeb
Webを用いた情報検索について学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
4週 アナログとディジタル
アナログとディジタルの違いについて学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
5週 コンピュータの仕組み
コンピュータの仕組みについて学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
6週 情報のディジタル表現
情報のディジタル表現について学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
7週 通信手段の歴史
通信手段の歴史について学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
8週 インターネットの仕組みと様々なサービス
インターネット上のサービスについて学びます。
評価項目1、評価項目4、評価項目5
4thQ
9週 社会における情報システム
社会における情報システムについて学びます。
評価項目3、評価項目4、評価項目5
10週 情報社会の特徴と問題
情報社会における課題について学びます。
評価項目3、評価項目4、評価項目5
11週 情報社会と個人
情報社会における個人の振る舞いについて学びます。
評価項目3、評価項目4、評価項目5
12週 セキュリティ対策
情報セキュリティの基礎について学びます。
評価項目2、評価項目4、評価項目5
13週 情報社会と技術者
情報社会における技術者のモラルについて学びます。
評価項目2、評価項目3、評価項目4、評価項目5
14週 ユーザインタフェースとユーザビリティ
UIおよび利便性について学びます。
評価項目1、評価項目2、評価項目3、評価項目4、評価項目5
15週 情報セキュリティに関する総まとめ 評価項目1、評価項目2、評価項目3、評価項目4、評価項目5
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後2
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3後3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3後1
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3後4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3後5,後10
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3後10
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3後7,後14
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3後6,後15
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3後16
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3

評価割合

振り返りテストレポート演習・課題学習態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力500000050
専門的能力0000000
分野横断的能力050000050