校外実習(4年次)

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 校外実習(4年次)
科目番号 0006 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 専門共通 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 実習にあたり必要となる参考書、インターンシップ手引書等
担当教員 広瀬 望,藤岡 美博,加藤 聡,新野邊 幸市,衣笠 保智,久間 英樹

到達目標

・地域の職場での就業体験を通じ、職業に必要な技術や知識、将来の職業観、社会的マナー等を学ぶことにより、現状
での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を見出す。
・就業体験を自らの学科や将来の進路選択に生かす。
・上記2点の改善点と将来の進路選択に参考になった点は、校外実習報告書に記載する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地域の職場での就業体験を通じ、職業に必要な技術や知識、将来の職業観、社会的マナー等を学ぶことにより、現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を十分見出せる。地域の職場での就業体験を通じ、職業に必要な技術や知識、将来の職業観、社会的マナー等を学ぶことにより、現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を見出せる。地域の職場での就業体験を通じ、職業に必要な技術や知識、将来の職業観、社会的マナー等を学ぶことにより、現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を見出せない。
評価項目2就業体験を自らの学科や将来の進路選択に十分生かせる。就業体験を自らの学科や将来の進路選択に生かせる。就業体験を自らの学科や将来の進路選択に生かせない。
評価項目3改善点と将来の進路選択に参考になった点が、校外実習報告書に十分記載できる。改善点と将来の進路選択に参考になった点が、校外実習報告書に記載できる。改善点と将来の進路選択に参考になった点が、校外実習報告書に記載できない。

学科の到達目標項目との関係

環境・建設工学科教育目標 C2 説明 閉じる
環境・建設工学科教育目標 C4 説明 閉じる
電子制御工学科教育目標 D5 説明 閉じる
電気情報工学科教育目標 E2 説明 閉じる
情報工学科教育目標 J4 説明 閉じる
情報工学科教育目標 J5 説明 閉じる
機械工学科教育目標 M4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
校外実習では、企業等の職場において、自らの学科や将来の進路に関係した就業体験を一定期間積むことにより、職業に必要な技術や知識、将来の職業観、社会的マナー等を学ぶことを目的としている。地域インターンシップは、校外実習を島根県内または出身県内で行う地域での実習に限定することで、この地域の職場で、上述の内容の理解を深めることを目的としている。校外実習を選択した者は、島根県内または、出身県の地域インターンシップも履修できる。
授業の進め方・方法:
・校外実習報告書30%、校外実習報告会40%(実習終了後、参加者全員で実施する)、実習証明書企業評価30%、の総合評価100%で評価し、60%(60点)以上を合格とする。
・校外実習と地域インターンシップの単位申請をする場合には、それぞれの申請書類を提出する。校外実習の履修届を提出する段階では、校外実習と地域インターンシップの区別はなく、校外実習で届ける。所定の書類を添えて単位認定願を学校に申請する(この段階で区別することになる)。
注意点:
・実習として2単位(校外実習1単位、地域インターンシップ1単位)まで単位取得が可能である。ただし、地域インターンシップの単位として認定できるのは、島根県内または出身県内で行った実習のみである。
・校外実習と地域インターンシップ両方の単位認定を申請する場合、実習先の企業、機関は異なるものとする。
・実習を行う職場については、事前に情報収集を行うことは実習を効果的に行うに必要である。受け入れ機関側では、人材需給計画に役立つとして歓迎している場合もあるが、受け入れ機関にとっては、負担となっていることを理解して臨む必要がある。
以下に校外実習と地域インターンシップの単位申請についての例を示す。
[例1]島根県内(または出身県)で1箇所、島根県内(または出身県)以外で1箇所。
   校外実習と地域インターンシップの両方に単位申請が可能。
[例2]島根県(または出身県)内で2箇所。
校外実習と地域インターンシップの両方に単位申請が可能。
[例3]島根県内(または出身県)以外で2箇所。
   校外実習にのみ単位申請が可能。
[例4]島根県(または出身県)内で1箇所。
   校外実習と地域インターンシップのいずれか1方に単位申請が可能。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 受け入れ先での就業体験。実習期間は受け入れ先で異なる。実習の注意事項に留意すること。日誌をつけること。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
2週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
3週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
4週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
5週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
6週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
7週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
8週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
2ndQ
9週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
10週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
11週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
12週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
13週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
14週 受け入れ先での就業体験。 受け入れ先の指示に従い、与えられた仕事を全うする。
15週 校外実習報告書の作成。実習テーマ、実習内容、感想等の報告書を作成する。 職場での就業体験を通じ、職業に必要な技術や知識、将来の職業観、社会的マナー等を報告書にまとめる。
16週 校外実習報告会。校外実習と地域インターンシップに参加した学生全員で、就業体験の発表を行う。 就業体験の内容を、聞き手にわかるように時間内に発表する。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

報告書報告会実習証明書企業評価合計
総合評価割合304030100
基礎的能力0000
専門的能力304030100
分野横断的能力0000