到達目標
(1)企業をとりまく経済社会環境について理解できた。(1-1)
(2)企業の戦略や組織及び経営計画や分析について理解できた。(6-3)
(3)企業経営に関連する最近のトレンドであるイノベーションやコーポレートガバナンス(企業統治)等についての理解が深まった。(6-3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 企業をとりまく経済社会環境について正しく理解できた。 | 企業をとりまく経済社会環境について理解できた。 | 企業をとりまく経済社会環境について理解できない. |
評価項目2 | 企業の戦略や組織及び経営計画や分析について正しく理解できた。 | 企業の戦略や組織及び経営計画や分析について理解できた。 | 企業の戦略や組織及び経営計画や分析について理解できない. |
評価項目3 | 企業経営に関連する最近のトレンドであるイノベーションやコーポレートガバナンス(企業統治)等についての理解が深まった。 | 企業経営に関連する最近のトレンドであるイノベーションやコーポレートガバナンス(企業統治)等について理解できた. | 企業経営に関連する最近のトレンドであるイノベーションやコーポレートガバナンス(企業統治)等について理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
エンジニアリング企業で長年、事業企画や経営管理を経験し、現在中小企業診断士や社外取締役として活動中の教員が、その経験を活かし、企業経営の基礎的な知識として、社会と企業とのあり方や、企業の戦略や組織、経営の実行の概略について講義を行う。これらの企業経営の基礎を理解することを目標とする。
具体的には、企業経営の仕組み、戦略の立案、企業組織と人間及び経営の計画・分析・統制などを、理論と演習を交えて講義を行う。
また企業の今日的課題や、実際の企業の概要も学習する。
授業の進め方・方法:
到達目標の達成度を、提出課題で90%、授業貢献を10%として評価し、60点以上を合格とする。出席要件を2/3以上とする。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
企業・会社の意義(経済活動、企業の発展、所有・経営、関係者) |
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2週 |
企業(1) 企業経営の基本(経営目的・理念、企業形態、機能分化) |
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3週 |
企業(2) 会社の基本ルール(会社・法人、取締役・従業員、規則) |
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4週 |
経営戦略(1) 戦略立案の基本(事業ドメイン、事業環境分析、戦略計画、資源配分、SWOT分析) |
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5週 |
経営戦略(2) 戦略策定プロセス(階層性、戦略策定・ミックス、PPM分析、製品ライフ) |
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6週 |
経営戦略(3) 種々の戦略(全社戦略/専業・多角化・統合、事業戦略/コスト・差別化・集中化、機能別戦略/R&D、生産) |
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7週 |
企業組織(1) 組織の進展、人間管理/分業・協業、分権・集権、行動科学・欲求 |
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8週 |
企業組織(2) 基本形態、組織/ライン・スタッフ、各種組織/事業部制、マトリクス、ネットワーク、プロジェクト、SBU |
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4thQ |
9週 |
経営の実行(1) 計画と統制(経営機能・管理機能、資源配分・努力、PDCサイクル、経営計画の策定・実行) |
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10週 |
経営の実行(2) 計画と統制(統制/結果分析・問題点・是正、決算/BS貸借対照表・PL損益計算書、CVP分析) |
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11週 |
経営の実行(3) 計画と統制(統制/経営分析・指標、資本管理、設備投資) |
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12週 |
企業経営の課題(1) 今日的課題(グローバリゼーション、イノベーション、社会的責任、企業統治) |
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13週 |
企業経営の課題(2) 今日的課題(バリューチェーン、企業合併、ネットビジネス 、ブロックチェーン等) |
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14週 |
企業の実際 大中小企業のケーススタディ |
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15週 |
企業経営トピックス DX(デジタルトランスフォーメーション)、デザイン思考、問題解決手法、スタートアップ知識等 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 提出課題 | 授業貢献 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |