L/T演習

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 L/T演習
科目番号 0027 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 専門共通 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 鈴木 純二,箕田 充志,高見 昭康,衣笠 保智,長澤 潔,加藤 聡,山口 剛士

到達目標

(1)演習を円滑に実施する計画性を向上できる
(2)自己の学習経験に基づいて教授する技術を向上できる
(3)コミュニケーション力を向上できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1演習を円滑に実施する計画性を向上できる演習を円滑に実施することができる演習を円滑に実施しできない
評価項目2自己の学習経験に基づいて教授する技術を向上できる自己の学習経験に基づいて教授することができる自己の学習経験に基づいて教授することができない
評価項目3コミュニケーション力を向上できる他者とコミュニケーションが保てる他者とコミュニケーションが保てない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では、L/T(Little Teacher)スタッフとして下級生や学外の小中学生,社会人を指導する経験を積むことで,自己の総合的学習経験に基づくコミュニケーション力の向上や企画を円滑に実施する計画性の向上を図る。下級生に対する基礎クラス(理数系基礎科目,専門基礎科目)あるいは工学クラス(実験実習科目),ならびに学外対象の社会クラス(小中学生理科教室)の演習を実施する。

授業の進め方・方法:
L/T演習を実施した際は、L/T演習活動記録用紙に受講生のサインと実施内容について毎回記録し、担当教員に必ず提出する。
全ての L/T演習を実施した後、 最終報告レポートを担当教員に必ず提出する。
各到達目標について,(1)についてはL/Tスタッフ提出のレポートによって評価する。
(2)(3)については各クラスでのL/Tスタッフ指導状況によって評価する。成績はレポート50%,指導状況15%,相互評価など35%として評価する。
60%以上を合格とする.
注意点:
L/T演習活動記録用紙は、毎回必ず提出する。
1回でも未提出があれば成績を評価しない。
L/T演習前に担当教員(L/Tアドバイザー)から事前指導があります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス①
2週 ガイダンス②
3週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
4週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
5週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
6週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
7週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
8週 社会クラス ポスター作成と提出
2ndQ
9週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
10週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
11週 L/T演習 社会クラス 科学体験教室に参加
12週 L/T演習 前半のまとめ
下級生およびL/Tスタッフに対するアンケート実施
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
2週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
3週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
4週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
5週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
6週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
7週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
8週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
4thQ
9週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
10週 L/T演習 下級生に対する基礎クラスの演習
11週 L/T演習 後半のまとめ
下級生およびL/Tスタッフに対するアンケート実施
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3

評価割合

レポート指導状況相互評価など合計
総合評価割合501535100
基礎的能力2051035
専門的能力2051035
分野横断的能力1051530