システム開発管理

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 システム開発管理
科目番号 0021 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 [教科書]
小泉寿男 他:ソフトウェア開発 (オーム社)
[参考書]
竹政昭利 他:簡単UML入門(技術評論者)
高橋直久・丸山勝久:情報工学レクチャーシリーズ・ソフトウェア工学(森北出版)
テクノロジーアート:基礎UML(インプレス)
担当教員 加藤 聡

到達目標

(1)システムの分析・設計の概要を説明できる.
(2)システムのテスト・開発管理・品質管理の基本を説明できる.
(3)簡単な開発事例について開発管理の指針が立てられるようになった.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1システムの分析・設計の概要について具体的事例を挙げて詳しく説明できる.システムの分析・設計の概要について説明できる.システムの分析・設計の概要について説明できない.
評価項目2システムのテスト・開発管理・品質管理の基本について具体的事例を挙げて詳しく説明できる.システムのテスト・開発管理・品質管理の基本を説明できる.システムのテスト・開発管理・品質管理の基本を説明できない.
評価項目3簡単な開発事例について開発管理の指針を自ら立てることができる.簡単な開発事例について開発管理の指針を他者のアドバイスに基づいて立てることができる.簡単な開発事例について開発管理の指針を立てることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標(専攻科) S1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
システムの開発と管理について考える.その基礎としてソフトウェアのライフサイクルについて理解する.システムの開発ではオブジェクト指向を用いたUML法を,演習を通じて理解する.次にソフトウェアのテストについて,主な手法を紹介する.テスト手法として,テストカバレージ ,同値分割,限界値分析および原因-結果グラフについて学習し,さらに成長曲線モデルによる信頼性予測ついて学ぶ.最後に,企業活動において重要である開発管理と品質管理について考える.見積り等の管理手法にも触れる.まとめとして,例題による工程全体を通したケーススタディを行う.
授業の進め方・方法:
成績は,到達目標の達成度を課題・演習40%,期末テスト60%の割合で評価し,60%以上を合格とする.
課題レポート:到達目標(1)(2)(3)の理解度・達成度を評価する.
期末試験:到達目標(1)(2)(3)の達成度を評価する.
注意点:
自学自習:予習・復習30時間+課題レポート作成20時間+試験準備10時間.
システムの開発管理は,情報系に限らず制御系・電気系ともに共通の課題です.過去にプログラミングに関する授業経験があれば,情報系でない学生でも理解できる内容とします.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 システムの性質と開発の課題
良いシステムの概念
「良いシステムの概念」とは何かを理解する
2週 システム開発プロセス
ウォーターフォール,プロトタイピング,スパイラル,アジャイルなど
ウォーターフォール,プロトタイピング,スパイラル,アジャイルなどの用語の意味を理解する
3週 要求分析
要求分析の技法,DFD(データフローダイアグラム),ERモデル,有限状態機械モデル
要求分析の技法,DFD(データフローダイアグラム),ERモデル,有限状態機械モデルなどについて理解する
4週 システム設計
モジュール分割とその評価
モジュール分割とその評価について理解する
5週 プログラミング
書法と作法
プログラミングを行う際の行儀作法を身につける
6週 テストと保守
テストの設計と妥当性評価,保守
テストの設計と妥当性評価,保守の手法について理解する
7週 オブジェクト指向(1)
カプセル化,継承,ポリモルフィズム
カプセル化,継承,ポリモルフィズムの概念について理解する
8週 オブジェクト指向(2)
オブジェクト指向設計,デザインパターン
オブジェクト指向設計,デザインパターンとは何かについて説明できる
4thQ
9週 UML(1)
UMLを用いたオブジェクト指向設計、実装の演習
演習を通して、UMLを用いたオブジェクト指向設計の手法を身につける
10週 UML(2)
UMLを用いたオブジェクト指向設計、実装の演習
演習を通して、UMLを用いたオブジェクト指向設計の手法を身につける
11週 UML(3)
UMLを用いたオブジェクト指向設計、実装の演習
演習を通して、UMLを用いたオブジェクト指向設計の手法を身につける
12週 システム再利用
課題と手法
システムを再利用する際の具体的手法とその課題について理解する
13週 プロジェクト管理と品質管理
管理,システム開発組織能力の査定と改善
管理,システム開発組織能力の査定と改善について理解する
14週 システム開発規模と工数見積り
LOC法,ファンクションポイント法,工数見積り
LOC法,ファンクションポイント法,工数見積りについて理解する
15週 期末試験
試験により学習した内容の理解度を評価する.
これまでに学習した内容に対する理解を確実なものとする
16週 システム開発管理の振返り
期末試験レビュー,システム分析・設計・実装手法の総まとめ
期末試験レビューを通して,システム分析・設計・実装手法について理解を深める

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験課題・演習合計
総合評価割合4060100
基礎的能力202040
専門的能力203050
分野横断的能力01010