量子力学

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 量子力学
科目番号 0032 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:日置善朗 著 「量子力学―その基本的な構成 」吉岡書店
担当教員 安達 裕樹

到達目標

(1)光と物質の波動性・粒子性、不確定性原理等の量子力学の基礎事項を説明できる。
(2)1次元自由粒子に関するシュレーディンガー方程式を立て、解くことができる。
(3)固有関数、固有値、固有関数の完全性について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1光と物質の波動性・粒子性、不確定性原理等の量子力学の基礎事項を的確に説明できる。光と物質の波動性・粒子性、不確定性原理等の量子力学の基礎事項を説明できる。光と物質の波動性・粒子性、不確定性原理等の量子力学の基礎事項を説明できない。
評価項目21次元自由粒子に関するシュレーディンガー方程式を立て、解くことができ、その結果から特徴を解説できる。1次元自由粒子に関するシュレーディンガー方程式を立て、解くことができる。1次元自由粒子に関するシュレーディンガー方程式を立て、解くことができない。
評価項目3固有関数、固有値、固有関数の完全性について的確に説明できる。固有関数、固有値、固有関数の完全性について説明できる。固有関数、固有値、固有関数の完全性について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標(専攻科) S1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ミクロの世界に関する物理法則である量子力学を学ぶ。応用物4にて学習済みである内容も含まれるが、復習として再度取り上げる。
光と物質の波動性・粒子性を取り上げ、二重性について講義する。1次元自由粒子を題材に、シュレーディンガー方程式を立て解く道筋を講義する。代表的な1次元ポテンシャルに関してシュレーディンガー方程式を立て、その解について講義する。ポテンシャルによる散乱、トンネル効果に関し講義する。解いた固有関数、固有値、固有関数の完全性について講義する。調和振動子ポテンシャル中の運動について講義する。
授業の進め方・方法:
予習:特に必要ありません。復習をしっかりしてください。
授業:新しく出てきた用語、方程式の意味・概念を、授業中にしっかり掴む。
復習:教科書を読み、教科書に沿って重要公式の導出を、自分の手を動かしてする。またレポート課題を通じて内容を把握する。
注意点:
成績は、試験点を80点、レポート課題を20点とした合計100点満点で評価する。
・合格基準  60点以上(100点満点)を合格とする
・再評価試験・追認試験 実施しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 光の波動性と粒子性に関する講義を行う。 光の波動性と粒子性について理解できる。
2週 物質の波動性に関する講義を行う。 物質の波動性について理解できる。
3週 一般化座標、ラグランジアン、一般化運動量、ハミルトニアンに関する講義を行う。 一般化座標、ラグランジアン、一般化運動量、ハミルトニアンについて理解できる。
4週 時間を含むシュレーディンガー方程式、時間を含まないシュレーディンガー方程式に関する講義を行う。 時間を含むシュレーディンガー方程式、時間を含まないシュレーディンガー方程式について理解できる。
5週 波動関数の解釈、測定による状態の変化について講義する。 波動関数の解釈、測定による状態の変化について理解できる。
6週 井戸型ポテンシャルの解について講義する。 井戸型ポテンシャルの解について理解できる。
7週 井戸型ポテンシャルの特徴について講義する。 井戸型ポテンシャルの特徴について理解できる。
8週 ポテンシャルの山への衝突による反射・透過について講義する。 ポテンシャルの山への衝突による反射・透過について理解できる。
2ndQ
9週 確率密度、確率流密度、確率の保存について講義する。 確率密度、確率流密度、確率の保存について理解できる。
10週 階段型ポテンシャルについて講義する。 階段型ポテンシャルについて理解できる。
11週 エーレンフェストの定理について講義する。 エーレンフェストの定理について理解できる。
12週 調和振動子の固有状態について講義する。 調和振動子の固有状態について理解できる。
13週 エルミート多項式について講義する。 エルミート多項式について理解できる。
14週 演算子と交換関係、固有状態、固有値について講義する。 演算子と交換関係、固有状態、固有値について理解できる。
15週 期末試験 これまで授業内容を自分が理解できていることを示すことができる。
16週 試験解説、まとめ これまでの学習内容をより深く理解することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験授業課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000