国語Ⅰ

Course Information

College Tsuyama College Year 2018
Course Title 国語Ⅰ
Course Code 0001 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 3
Department Department of Integrated Science and Technology Advanced Science Program Student Grade 1st
Term Year-round Classes per Week 3
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:『精選国語総合新訂版』(大修館書店),『意味から習得-音訓別-重要頻出漢字リアルマスター3300』(尚文出版),参考書:『国語辞典』『古語辞典』『漢和辞典』(どの出版社のものでも良い)
Instructor EHARA Yumiko,DOUMENKI Rika

Course Objectives

学習目的:現代文,古典を問わず,よい文章に接して自分自身の日本語力を向上させると共に,古典を読むことによって伝統的な日本文化を理解する。

到達目標
1.現代日本語による文章を読解し,日本語表現能力を高める。
2.古文の基礎や漢文の訓読法を身に付け,古典文学作品を読解する。
◎3.効果的な説明方法や手段を用いて,コミュニケーションを図ることができる。

Rubric

不可
評価項目1様々な現代の文章を読んで内容を理解し,その文章に対して自分の考えを持つことができる。様々な現代の文章を読んで,内容を理解することができる。様々な現代の文章を読んで,内容を概ね理解することができる。様々な現代の文章を読んでも内容を理解できない。また,理解しようとしない。
評価項目2古文・漢文を読んで内容を理解し,味わうことができる。また,古典の価値を理解することができる。古文・漢文を読んで内容を理解し,味わうことができる。古文・漢文を読んで,内容を概ね理解することができる。古文・漢文を読んでも内容を理解できない。また,理解しようとしない。
評価項目3自発的に辞書やテキストを用いて,日本語の知識や語彙を増やすことができる。自発的に辞書やテキストを用いて,日本語の知識や語彙を増やす努力をすることができる。辞書やテキストを用いて,日本語の知識や語彙を増やす努力をすることができる。辞書やテキストを用いて,日本語の知識や語彙を増やすことができない。また,増やそうとしない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:一般 学習の分野:国語

必修・必履修・履修選択・選択の別:必履修

基礎となる学問分野: 人文学/文学・言語学

学科学習目標との関連:本科目は「① 教養豊かな実践的人間力の養成」「⑤グローバルな視点と社会性の養成」及び「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力の育成」であるが,付随的には日本文化の理解の深化が「(B)地球的視野に立った人間性の育成」にも関与する。

授業の概要:『国語総合』の教科書を使用し,現代文,古文,漢文の授業を行う。
Style:
授業の方法:週3単位時間のうち,1時間を江原が担当して漢文の授業を行い,2時間を同免木が担当して現代文,古文の授業を行う。また,漢文の授業時に毎週漢字小テストを行う。

成績評価方法:
・成績は,定期試験(80%)+漢字小テスト(10%)+課題提出物(10%)の合計から評価する。
・定期試験は計4回実施し,その評価割合は同等である。各試験における,現代文・古文・漢文の配点は,3分の1ずつとする。再試験は原則として実施しない。
・漢字小テストは毎週行い,その平均点を成績に算入する。再テストは原則として行わない。
・課題提出物は,授業時や長期休暇中に課す。詳細はその都度指示する。
Notice:
履修上の注意:本科目は1学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須の科目である。

履修のアドバイス:平素の授業を大切にすることはもちろん,授業外でも積極的に文章を読んだり書いたりし,表現能力の向上に努めること。事前に授業で扱う作品を読んでおくこと。古文では指示に従い,本文をノートに写しておくこと。また,漢字小テストの準備は必ずしておくこと。

基礎科目:小・中学校における国語 関連科目:国語Ⅱ(2年),国語Ⅲ(3),国語Ⅳ(4),日本文化論(4),異文化社会論Ⅰ(4)

受講上のアドバイス:
・授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
・欠課する(した)場合は,欠課届あるいは公認欠課届を提出すること。漢字小テストは,欠課の届け出がなかった場合,当該のテストが0点となる。
・課題提出物は,期日を守って提出すること。
・分からない語句を調べる習慣を身に付けること。
・古文,漢文では,本文を繰り返し音読するようにすること。
・日頃から新聞や本等を読み,言語生活の充実を図ること。日々の取り組みが,言語能力を向上させる。
・授業中に辞書を引く場合,携帯電話やスマートフォンの辞書を使用することは認めない。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
2nd [古文]古文入門
[漢文]漢字小テスト・漢文入門
歴史的仮名遣いを初めとする古文の基礎を身に付ける。漢文の訓読法を身に付ける。
3rd [古文]古文入門・説話
[漢文]漢字小テスト・漢文入門
歴史的仮名遣いに慣れ,説話(古文)を読む。漢文の訓読法に慣れる。
4th [古文]説話
[漢文]漢字小テスト・故事成語
説話(古文)の内容を理解する。故事成語(漢文)を読む。
5th [現代文]随想
[漢文]漢字小テスト・故事成語
随想(現代文)を読む。故事成語(漢文)を読む。
6th [現代文]随想
[漢文]漢字小テスト・故事成語
随想(現代文)の内容を理解する。故事成語(漢文)の内容を理解する。
7th [現代文]随想
[漢文]漢字小テスト・故事成語
随想(現代文)の理解を深める。故事成語(漢文)の理解を深める。
8th 前期中間試験
2nd Quarter
9th 前期中間試験の返却と解説
10th [古文]随筆
[漢文]漢字小テスト・史話
随筆(古文)を読む。史話(漢文)を読む。
11th [古文]随筆
[漢文]漢字小テスト・史話
随筆(古文)の内容を理解する。史話(漢文)の内容を理解する。
12th [現代文]評論
[漢文]漢字小テスト・史話
評論(現代文)を読む。史話(漢文)の内容を理解する。
13th [現代文]評論
[漢文]漢字小テスト・史話
評論(現代文)の内容を理解する。史話(漢文)の内容を理解する。
14th [現代文]評論
[漢文]漢字小テスト・史話
評論(現代文)の理解を深める。史話(漢文)の理解を深める。
15th 前期末試験
16th 前期末試験の返却と解説
2nd Semester
3rd Quarter
1st [古文]物語
[漢文]漢字小テスト・漢詩
物語(古文)を読む。漢詩(漢文)の基礎知識を身に付ける。
2nd [古文]物語
[漢文]漢字小テスト・漢詩
物語(古文)の内容を理解する。漢詩(漢文)を読む。
3rd [古文]物語
[漢文]漢字小テスト・漢詩
物語(古文)の理解を深める。漢詩(漢文)の内容を理解する。
4th [現代文]小説
[漢文]漢字小テスト・漢詩
小説(現代文)を読む。漢詩(漢文)の内容を理解する。
5th [現代文]小説
[漢文]漢字小テスト・漢詩
小説(現代文)の内容を理解する。漢詩(漢文)の理解を深める。
6th [現代文]小説
[漢文]漢字小テスト・文章
小説(現代文)の理解を深める。文章(漢文)を読む。
7th [古文]日記
[漢文]漢字小テスト・文章
日記(古文)を読む。文章(漢文)の内容を理解する。
8th 後期中間試験
4th Quarter
9th 後期中間試験の返却と解説
10th [古文]日記
[漢文]漢字小テスト・文章
日記(古文)の内容を理解する。文章(漢文)の内容を理解する。
11th [古文]日記
[漢文]漢字小テスト・文章
日記(古文)の理解を深める。文章(漢文)の理解を深める。
12th [現代文]評論
[漢文]漢字小テスト・思想
評論(現代文)を読む。思想(漢文)を読む。
13th [現代文]評論
[漢文]漢字小テスト・思想
評論(現代文)の内容を理解する。思想(漢文)の内容を理解する。
14th [現代文]評論
[漢文]漢字小テスト・思想
評論(現代文)の理解を深める。思想(漢文)の理解を深める。
15th 学年末試験
16th 学年末試験の返却と解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal800001010100
基礎的能力800001010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000