科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 音楽
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:『高校生の音楽1』(教育芸術社) 副教材:高校生のための音楽研究ノート
担当教員 佐々井 祐二,田外恵子 (一般)

到達目標

学習目的:音楽の幅広い活動を通して,生涯にわたり音楽を愛好する心情を育てるとともに,感性を高め,創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばし,音楽文化についての理解を深める。 到達目標                                                              1.歌唱,ギター,アンサンブルを通して,創造的な表現力を伸ばすともに協調性を身につける。
2.音楽の基本的な知識を習得し,楽譜を読む力を身につける。
3.鑑賞では多様な音楽の持つ特徴を感じ,音楽の要素を理解し聴く能力を高める。
◎4.目標達成のために他者と協調・協働して行動できる。

ルーブリック

不可
評価項目1創意工夫を生かした音楽表現をするため,グループで協力できる。また,演奏技能を身に付け,優れた演奏ができる。創意工夫を生かした音楽表現をするため,グループで協力できる。また,演奏技能を身に付け,演奏している。創意工夫を生かした音楽表現をするため,グループで協力する努力をしている。また,演奏技能を身に付ける努力をしいる。左記に達していない。
評価項目2音楽の基本的な知識を十分に習得し,音楽への理解を深めている。また、正確に楽譜を読むことができる。音楽の基本的な知識を習得し,音楽を理解している。また,楽譜を読むことができる。音楽の基本的な知識を習得し,楽譜を読む努力をしている。左記に達していない。
評価項目3楽曲の特徴や演奏を解釈し,その良さや美しさを主体的に味わい,説明できる。楽曲の特徴や演奏を解釈し,その良さや美しさを味わっている。楽曲の良さや美しさを味わっている。左記に達していない。
評価項目4他者と協調・協働して,主体的に音楽活動ができる。他者と協調・協働して,音楽活動ができる。他者と協調・協働する努力をしている。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:芸術
基礎となる学問分野:芸術
学習教育目標との関連:本科目は学習教育目標「①教養豊かな実践的人間力の養成」に相当する科目である。
授業の概要:イタリア語やドイツ語の歌やギターの奏法を学び,表現を工夫して演奏する。いろいろなジャンルの音楽に触れ,その背景となる文化や歴史を探り音楽的視野を広げる。
授業の進め方・方法:
授業の方法:歌唱・アンサンブルは協力して演奏できるように,またギターは各自演奏技術の上達を自覚できるように指導する。鑑賞では視聴覚教材を使って,多様な音楽に触れる。
成績評価方法:年2回の実技発表60%,授業態度40%
注意点:
履修上の注意:本科目は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。
履修のアドバイス:事前に行う準備学習は,特になし。
基礎科目:中学校までに学習した音楽  関連科目:なし                                                        受講上のアドバイス:実技発表は完成度だけでなく,普段の取り組みも重視して評価する。ギターは各自目標を設定し,ワークシートに練習の経過や自己評価などを記入し期限までに提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,校歌の歌唱 授業計画を理解する。
2週 校歌,日本語の歌の歌唱 校歌,課題曲を歌えるようになる。
3週 校歌,イタリア語・イタリア歌曲の歌唱・鑑賞 校歌,課題曲を正しく歌えるようになる。
4週 校歌,イタリア歌曲,ドイツ語・ドイツ歌曲の歌唱・鑑賞 校歌,課題曲を感情を込めて歌えるようになる。
5週 校歌,イタリア歌曲,ドイツ歌曲の歌唱・鑑賞 校歌,課題曲を歌うとともに他人の歌唱を鑑賞できる。
6週 クラッピング・アンサンブルの創作 クラッピング・アンサンブルを理解する。
7週 クラッピング・アンサンブルの創作・練習 クラッピング・アンサンブルの作品を創作・練習する。
8週 クラッピング・アンサンブルの創作・練習 クラッピング・アンサンブルの作品を創作・練習する。
2ndQ
9週 クラッピング・アンサンブルの発表 自己の作品を発表するととるに、他人の作品を鑑賞できる。
10週 楽典(五線譜,音名)・鑑賞 楽典(五線譜,音名)を理解する。楽曲を鑑賞する。
11週 楽典(音名,音符と休符)・鑑賞 楽典(音名,音符と休符)を理解する。楽曲を鑑賞する。
12週 楽典(音符と休符,リズム)・鑑賞 楽典(音符と休符,リズム)を理解する。楽曲を鑑賞する。
13週 楽典(リズム,拍子)・鑑賞 楽典(リズム,拍子)を理解する。楽曲を鑑賞する。
14週 楽典(演奏順序の記号) 楽典(演奏順序の記号)を理解する。楽曲を鑑賞する。
15週 前期末試験 これまでの学習の理解度を確認する。
16週 前期末試験の返却と解答解説 これまでの学習の理解の不足を補う。
後期
3rdQ
1週 ギターの各部名称,調弦 ギターの各部名称を理解し、調弦する。
2週 ギターの調弦,基本的な奏法,タブ譜の読み方 ギターの調弦ができ、基本的な奏法,タブ譜の読み方を理解する。
3週 1・2弦による単旋律の課題曲練習 1・2弦による単旋律の課題曲を練習する。
4週 1・2弦による単旋律の課題曲練習 1・2弦による単旋律の課題曲練習し、技術を身につける。
5週 実技テスト 実技テストを受け、合格する。
6週 すべての弦による単旋律の練習 すべての弦による単旋律の練習を試みる。
7週 課題曲の練習 課題曲を練習し、演奏できるようになる。
8週 課題曲の練習 課題曲を練習し、正しく演奏できるようになる。
4thQ
9週 実技発表 課題曲を人前で正しく演奏できるようになる。
10週 実技発表 課題曲正しく演奏できるようになるとともに他人の演奏を鑑賞する。
11週 楽典(音程) 楽典(音程)を理解する。
12週 楽典(音程,和音) 楽典(音程,和音)を理解する。
13週 楽典(和音,コードネーム) 楽典(和音,コードネーム)を理解する。
14週 楽典(コードネーム) 楽典(コードネーム)を理解する。
15週 後期末試験 これまでの学習の理解度を確認する。
16週 後期末試験の返却と解答解説 これまでの学習の理解の不足を補う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価授業態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合06004000100
基礎的能力06004000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000