英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 教科書:高島英幸監修・鈴木寿一ほか著 NEW FLAG I (増進堂)・その他:Listening Box PRE(改定版)(啓林館),改訂版 英単語VALUE 1000(数研出版),予習ノート(教科書専用),音声CD,A4サイズのファイル(2つ穴),英和辞典・和英辞典(電子辞書もしくは冊子)
担当教員 山口 裕美,山口 均

到達目標

学習目的:4技能(聴き・読み・書き・話す)をバランスよく養成する。

到達目標:
1・英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができる。
2・ 高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することができる。
3・英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。
4・本文の要旨を英語または日本語でまとめることができる。
◎ コミュニケーションツールとしての口述,記述,図表などの特徴をあげることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることが十分できる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができる。 英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることが最低限できる。 英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができない。
評価項目2高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することが十分できる。 高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することができる。 高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することが最低限できる。 高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することができない。
評価項目3英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが十分できる。 英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。 英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが最低限できる。 英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができない。
評価項目4本文の要旨を英語または日本語でまとめることが十分できる。 本文の要旨を英語または日本語でまとめることができる。 本文の要旨を英語または日本語でまとめることが最低限できる。 本文の要旨を英語または日本語でまとめることができない。
評価項目5コミュニケーションツールとしての口述,記述,図表などの特徴をあげることが十分できる。 コミュニケーションツールとしての口述,記述,図表などの特徴をあげることができる。 コミュニケーションツールとしての口述,記述,図表などの特徴をあげることができる。 コミュニケーションツールとしての口述,記述,図表などの特徴をあげることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:英語

必修・必履修・履修・履修選択・選択の別:必履修

基礎となる学問分野:英語学・英米 / 英語圏文学・言語学・音声学

学科学習目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の養成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成」であるが,付随的には「(B)地球的視野に立った人間性の育成」に関与する。

授業の概要:検定教科書の様々な分野の英文を用いて,内容理解をおこなったうえで,音読や簡単な作文といったアウトプット(話す・書く)活動を実施する。また,その基盤となるインプット(語彙・文法力)活動を実施する。
授業の進め方・方法:
(山口裕)授業冒頭にリスニングの訓練をおこなう。読解・音読のために,英文の区切りを見つける練習をおこなう。リスニング,読解による内容理解の後,音読練習や要旨作成などの活動をおこなう。
(山口均)文法を理解した後に,音読によるインテイクや活用演習をペアやグループでおこなう。単語集を用いて,語彙学習をおこなう。

成績評価方法:前期中間試験から後期中間試験までは,定期試験の結果を平均して評価する(60%)。定期試験の結果に加え,平素の小テスト・課題・授業ノートなど(40%)を総合して成績評価をおこなう。年度末の成績評価は,後期末試験まで加え,上記の方法で算出された結果を90%に換算し,GTECの結果(リーディング・リスニング)を10%加えて評価する。試験には教科書・ノートの持込みを許可しない。
 場合によっては再試験を実施する。積極的に授業に参加すること。
注意点:
履修上の注意:本科目は学年の課程修了のために履修が必須である。

履修上のアドバイス:予習・復習・課題を指示するので必ず取り組むこと。GTECを必ず受験すること。

基礎科目:中学校での学習事項・英語表現I(1年)

関連科目:英語II(2)・英語表現II(2)

受講上のアドバイス:積極的に授業に参加すること。講義ならびに音読や英作文の活動は,運用能力向上のための基礎となる。そのため,必ず,教科書・予習ノート・英和辞書・和英辞典を持参し,予習や課題を取り組んだうえで授業に臨むこと。後期中間試験中に実施されるGTECを必ず受験すること。英検などの資格・検定試験を積極的に受験することが望ましい。

遅刻について:授業開始5分すぎての入室は欠課扱いとする。
 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(予習・復習など学習法の説明,受講上の注意) 年間を通じての学習方法を理解し、学習計画の見通しを立てる。
2週 Chapter 1 Part 1 英語でコミュニケーションができる日本の有名なスポーツ選手について書かれた英文が理解できる。
SVO・SVCを理解し、活用する。
3週 Chapter 1 Part 2(山口裕美)/ 電子辞書の使い方(山口均) 英語でコミュニケーションができる日本の有名なスポーツ選手について書かれた英文が理解できる。
現在形・過去形を理解し、活用する。
基本的な電子辞書の使い方を理解する。
4週 Chapter 1 Part 3 英語でコミュニケーションができる日本の有名なスポーツ選手について書かれた英文が理解できる。
未来の表現を理解し、活用する。
5週 Chapter 2 Part 1 様々な方法で世界一周に挑戦した冒険家について書かれた英文が理解できる。SVOCを理解し、活用する。
6週 Chapter 2 Part 2 様々な方法で世界一周に挑戦した冒険家について書かれた英文が理解できる。SVOOを理解し、活用する。
7週 Chapter 2 Part 3 様々な方法で世界一周に挑戦した冒険家について書かれた英文が理解できる。
不定詞を理解し、活用する。
8週 前期中間試験 現時点の英語力を確認する。
2ndQ
9週 前期中間試験返却と解説 前期中間試験までの振り返りと今後の学習目標を立てる。
10週 Chapter 3 Part 1, 2 英語の学習における音読の効果と英語の学び方を知る。
動名詞・that(名詞節)を理解し、活用する。
11週 Chapter 3 Part 3, 4 英語の学習における音読の効果と英語の学び方を知る。
比較表現・不定詞(副詞用法)を理解し、活用する。
12週 Chapter 3 復習 学習内容を再確認し、課題を見つけ取り組む。
13週 Chapter 5 Part 1, 2 今日までのアイスクリームの歴史について書かれた英文が理解できる。
SVO to do・過去分詞後置修飾を理解し、活用する。
14週 Chapter 5 復習 学習内容を再確認し、課題を見つけ取り組む。
15週 前期末試験 現時点の英語力を確認する。
16週 前期末試験の返却と解説・夏休みの課題説明 前期末試験までの振り返りと今後の学習目標を立てる。
後期
3rdQ
1週 夏休み課題テスト 課題実施の成果をテストにより確認する。
2週 Chapter 7  Part 1, 2 環境問題について書かれた英文が理解できる。
過去完了形・関係代名詞whatを理解し、活用する。
3週 Chapter 7  Part 3, 4 環境問題について書かれた英文が理解できる。
SVOC(do)・助動詞の受け身を理解し、活用する。
4週 Chapter 7 復習 学習内容を再確認し、課題を見つけ取り組む。
5週 Chapter 8  Part 1, 2 書道を用いた英語と日本語の文字文化について考える。
分詞構文・関係副詞whenを理解し、活用する。
6週 Chapter 8 Part 3, 4 書道を用いた英語と日本語の文字文化について考える。
強調構文・SVOC(done)を理解し、活用する。
7週 Chapter 8 復習 学習内容を再確認し、課題を見つけ取り組む。
8週 後期中間試験 現時点の英語力を確認する。
4thQ
9週 後期中間試験返却と解説 後期中間試験までの振り返りと今後の学習目標を立てる。
10週 Chapter 9  Part 1, 2 (冬休み課題,詳細は別途指示する) 宇宙について書かれた英文を理解する。
as if ~・仮定法過去を理解し、活用する。
11週 冬休み課題テスト 課題実施の成果をテストにより確認する。
12週 Chapter 9 Part 3, 4 宇宙について書かれた英文を理解する。関係副詞why・仮定法過去完了を理解し、活用する。
13週 Chapter 10  Part 1, 2 手塚治虫の人生哲学について書かれた英文が理解できる。
過去完了の受け身・関係副詞howを理解し、活用する。
14週 Chapter 10 Part 3, 4 手塚治虫の人生哲学について書かれた英文が理解できる。
関係副詞where・同格thatを理解し、活用する。
15週 後期末試験 現時点の英語力を確認する。
16週 後期末試験の返却と解説 1年間の振り返りと今後の学習目標を立てる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表自己評価態度課題小テスト合計
総合評価割合600502510100
基礎的能力50050251090
専門的能力0000000
分野横断的能力100000010