英語表現Ⅰ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語表現Ⅰ
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:文部科学省検定教科書 Revised Vision Quest English Expression 1Standard  参考書等:総合英語FACTBOOKこれからの英文法, Revised Vision Quest Standard ワークブック, Revised Vision Quest Standard生徒用音声CD, 電子辞書
担当教員 山口 均

到達目標

1.英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができる。
2. 高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得し英語表現に利用することができる。
3. 英文を正しく音読することができる。
4. 学習内容をふまえて英語で自己表現ができる。
5. 英語運用能力のスキルを高め、自己評価を学習改善に活用することができる。

ルーブリック

不可
評価項目1英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることが十分にできる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることがおおむねできる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることが最低限できる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができない。
評価項目2高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得し英語表現に利用することが十分にできる。高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得し英語表現に利用することがおおむねできる。 高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得し英語表現に利用することが最低限できる。高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得し英語表現に利用することができない。
評価項目3英文を正しく音読することが十分にできる。英文を正しく音読することがおおむねできる。英文を正しく音読することが最低限できる。英文を正しく音読することができない。
評価項目4学習内容をふまえて英語で自己表現が十分にできる。学習内容をふまえて英語で自己表現がおおむねできる。学習内容をふまえて英語で自己表現が最低限できる。学習内容をふまえて英語で自己表現ができない。
評価項目5自らの英語運用能力やスキルの自己評価ができ、学習改善に活用することが十分にできる。自らの英語運用能力やスキルの自己評価ができ、学習改善に活用することがおおむねできる。自らの英語運用能力やスキルの自己評価ができ、学習改善に活用することが最低限できる。自らの英語運用能力やスキルの自己評価ができ、学習改善に活用することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般  必修・必履修・履修選択・選択の別:必履修  学習の分野:英語・国際コミュニケーション推進プログラム 
基礎となる学問分野:英語・英米文学/言語学・音声学 
学習教育目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の育成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。 
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成」であるが, 付随的には「(B)地球的視野に立った人間性の育成」に関与する。
授業の概要:教科書の内容・文法の順に学習し,スピーキング,ライティングの表現活動を行う。またそのためのスキルを磨き、自己評価力を高める。


授業の進め方・方法:
授業の方法:授業では、教材の内容理解はもとより、音読活動や表現活動など様々な活動をペアやグループなど様々な形態で行うことが中心であり、積極的な参加が望まれる。またスキルの向上と自己評価にも取り組む。
成績評価方法: 4回の定期試験の結果を同等に評価する(50%)。「演習課題、音読・表現テストなどのパフォーマンス評価、自己評価等」(50%)との総合計により評価する。最終成績に関しては,4回の評定の平均を9割に換算して,GTECライティングパートの結果を10%加算する。再試は原則として行わない。
注意点:
履修上の注意: 課程修了のため履修が必須である。
履修のアドバイス:授業での取り組みはもとより、予習・復習の指示に従い、期限を守り取り提出物に組むこと。
基礎科目:中学までの英語授業 英語Ⅰ(1年) 
受講上のアドバイス: 積極的に発言し,活動へ参加すること。遅刻について:授業時間の5分を過ぎての入室は欠課扱いとする。遅刻が頻繁な場合,欠課に換算することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Lesson 1
1年間の学習方法について理解し、学習計画の見通しを立てられる。
紹介に関する英文が理解できる。
2週 Lesson 1
文の種類に関する文法がわかり、自己紹介文が書ける。
3週 Lesson 2 興味・関心に関する英文が理解できる。
4週 Lesson 2 文型と動詞に関する文法がわかる。
興味・関心に関する自己表現ができる
5週 Lesson 2 Show & Tell のスキルが理解できる。
6週 Lesson 3 旅行に関する英文が理解できる。
7週 Lesson 3 時制に関する文法が理解できる。
旅行に関する自己表現ができる。
8週 前期中間試験 学習内容の習熟度が確認できる
2ndQ
9週 前期中間試験の返却と解答解説,
Lesson 4
テストを振り返り、課題を見つけ、今後の学習計画の見通しが立てられる。
スポーツに関する英文が理解できる。
10週 Lesson 4 完了形に関する文法が理解でき、スポーツに関する自己表現ができる。
11週 Lesson 5 食事に関する英文が理解できる。
12週 Lesson 5 助動詞に関する文法を理解し、食事に関する自己表現ができる。
13週 Lesson 6 観光に関する英文が理解できる。
受動態に関する文法を理解できる。
14週 Lesson 6 観光に関する自己表現ができる。
Lining Wordsのスキルが理解できる。
15週 前期末試験 学習内容の習熟度が確認できる
16週 前期末試験の返却と解答解説
(夏季休業中の課題Lesson 7、8解説)
テストを振り返り、課題を見つけ、今後の学習計画の見通しが立てられる。
交際・娯楽に関する英文が理解できる。
後期
3rdQ
1週 Lesson 7、8答え合わせと課題提出 不定詞・動名詞に関する文法を理解し、交際・娯楽に関する自己表現ができる。
2週 Lesson 9 ルールに関する英文が理解できる。
3週 Lesson 9 分詞に関する文法が理解できる。
4週 Lesson 9 ルールに関する自己表現ができる。
5週 Lesson7〜9のまとめ パラグラフのスキルが理解できる。
6週 後期中間試験 学習内容の習熟度が確認できる
7週 後期中間試験の返却と解答解説,Lesson 10 テストを振り返り、課題を見つけ、今後の学習計画の見通しが立てられる。
文化に関する英文が理解できる。
8週 Lesson 10 関係詞に関する文法が理解できる。
4thQ
9週 Lesson 10 文化に関する自己表現ができる。
10週 Lesson 11 社会問題に関する英文が理解できる。
11週 Lesson 11 比較に関する文法が理解できる。
12週 Lesson11, Lesson 12 社会問題に関する自己表現ができる。
悩み事に関する英文が理解できる。
13週 Lesson 12 仮定法に関する文法が理解できる。
14週 Lesson 12 悩み事に関する自己表現ができる。
15週 後期末試験 学習内容の習熟度が確認できる
16週 後期末試験の返却と解答解説 テストを振り返り、課題を見つけ、次年度の学習計画の見通しが立てられる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験発表課題自己評価合計
総合評価割合50103010100
総合評価能力00000
基礎的能力50103010100