学習目的:各種スポーツを行うなかで,個人的,集団的運動技術を習得しながら,様々な運動課題に対して自ら学び考え,解決していく力を身につける。さらに,グループとしての活動を通して,「他者の意見を聞くこと」,「他者と協力すること」といった,集団行動に必要な力を身につける。また,保健においても体育同様には,今日の健康関する各種問題について理解を深めつつ,自ら考え,解決していく力を身につける。
到達目標
◎1.各種スポーツの技術・戦術を理解し,実施できる。
◎2.他者の意見を正しく理解し,他者の意見に対する,自らの意見を明確に表現できる。
◎3.周囲の状況と自らの立場を照らし合わせ,自身の長所を活かしながら集団の中で行動ができる。
◎4.課題の解決や目標達成のために,自らの役割を認識し,率先して行動したり,他者と協調して行動したりすることができる。
概要:
一般・専門の別:一般
学習の内容:芸術 保健・体育
基礎となる学問分野:複合領域/健康・スポーツ科学
学習教育目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の養成」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B-3)芸術やスポーツをとおして広く教養を身に付け,これに基づいて自己表現できること」であるが,付随的に「(D-3)課題解決のために他者と共通認識を形成しながら,組織的な取り組みができること」である。
授業の概要:保健においては「生涯にわたる健康」を,体育においては各種スポーツを通して,基礎的な体力を保持・増進しながら,運動の特性について理解を深めていく。
授業の進め方・方法:
授業の方法:体育においては,基礎的な技術を学んだ上で,ゲームを中心とした授業を実施する。なお,天候等により,内容を変更することもある。また,保健の授業は板書・プリント等を用いた説明を中心に具体的事例を取り上げながら進めていく。
成績評価方法:授業での小テスト(50%:個人的及び集団的技術の理解・習得ができているか),課題解決能力の判定(30%:毎回授業に参加し,自らの技術上の課題を認識し,他者の意見を参考にしながら,自らの能力向上に努めているか),主体性及び協調性の判定(20%:授業において,自ら率先して行動したり,他者と協力したりできているか)を総合して評価する。なお,遅刻や欠課は成績に反映される。
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のためには履修(欠課時間数が所定授業時間数の5分の1以下)・修得が必要である。
運動に適した服装で,装飾品(時計,ネックレス等)を一切身に付けていない状態で受講すること。
履修のアドバイス:「保健・体育Ⅰ」(1年)で習得したことを活かしながら,より高度な運動技術を身に付けるようにする。事前学習として,参考書を利用して,実施するスポーツ種目のルールや技術等を理解しておくこと。
基礎・関連科目:保健・体育Ⅰ(全系1年),保健・体育Ⅲ(全系3年),体育(全系4年)
受講上のアドバイス:授業開始時間から5分を超えて授業に参加した場合は「遅刻」、20分を超えて授業に参加した場合は「欠課」扱いとする。さらに4回の遅刻で1回の欠課とみなす。実技系科目であるので,毎回の授業に出席することが大切であるが,「出席さえしておけばよい」「テストさえできればよい」という考えを持たないこと。毎回の授業を通して,常に自分の能力を向上させようとする意欲と態度を持ちながら授業に取り組むことが大切である。服装や授業の準備・後片づけ,審判や得点係などの仕事についても,スポーツにおいて重要なものであることを学び,実践して欲しい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期ガイダンス |
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2週 |
スポーツテスト |
各自の体力の確認および正確な測定
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3週 |
スポーツテスト |
各自の体力の確認および正確な測定
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4週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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5週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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6週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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7週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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8週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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2ndQ |
9週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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10週 |
ソフトボール |
ソフトボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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11週 |
ニュースポーツ(インディアカ) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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12週 |
ニュースポーツ(インディアカ) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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13週 |
ニュースポーツ(インディアカ) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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14週 |
ニュースポーツ(インディアカ) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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15週 |
ニュースポーツ(インディアカ) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
サッカー |
サッカーに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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2週 |
サッカー |
サッカーに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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3週 |
サッカー |
サッカーに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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4週 |
サッカー |
サッカーに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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5週 |
サッカー |
サッカーに必要な個人技術および集団技術の理解と実践,ならびにルールの理解と実践
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6週 |
ニュースポーツ(ユニホック・アルティメット) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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7週 |
ニュースポーツ(ユニホック・アルティメット) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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8週 |
ニュースポーツ(ユニホック・アルティメット) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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4thQ |
9週 |
ニュースポーツ(ユニホック・アルティメット) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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10週 |
ニュースポーツ(ユニホック・アルティメット) |
ニュースポーツの考え方の理解とルールと技術の理解と実践
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11週 |
陸上競技(長距離走),保健(1時間/週) |
有酸素的運動の効果の理解と実践および「生涯にわたる健康」に関する理解の深化
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12週 |
陸上競技(長距離走),保健(1時間/週) |
有酸素的運動の効果の理解と実践および「生涯にわたる健康」に関する理解の深化
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13週 |
陸上競技(長距離走),保健(1時間/週) |
有酸素的運動の効果の理解と実践および「生涯にわたる健康」に関する理解の深化
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14週 |
陸上競技(長距離走),保健(1時間/週) |
有酸素的運動の効果の理解と実践および「生涯にわたる健康」に関する理解の深化
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15週 |
陸上競技(長距離走),保健(1時間/週) |
有酸素的運動の効果の理解と実践および「生涯にわたる健康」に関する理解の深化
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 2 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 2 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 2 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 2 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 2 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 2 | |