英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0047 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:NEW Flag English Communication II (増進堂)  FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST(センゲージラーニング) TOEIC®L&R TEST 出る単特急銀のフレーズ  参考書:辞書(電子辞書可) ハンドアウト(A4,A3サイズのプリント)を閉じるためのフォルダーも必要。
担当教員 パーマー パトリック

到達目標

学習目的:4技能(聴き・読み・書き・話す)をバランスよく養成する。

到達目標:
1・英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができる。
2・高等学校指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することができる。
3・英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。
4・本文の要旨を英語または日本語でまとめることができる。
◎5・ミュニケーションツールとしての口述,記述,図表などの特徴をあげることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることが十分できる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることが最低限できる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ,自分や身近なことについて理解したり伝えたりすることができない。
評価項目2高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することが十分できる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することが最低限できる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文語彙を習得しコミュニケーションに利用することができない。
評価項目3英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが十分できる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが最低限できる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができない。
評価項目4本文の趣旨を英語または日本語でまとめることが十分できる。本文の趣旨を英語または日本語でまとめることができる。本文の趣旨を英語または日本語でまとめることが最低限できる。本文の趣旨を英語または日本語でまとめることができない。
評価項目5コミュニケーションツールとしての口記、記述、図表などを理解し、特徴をあげることが十分できる。コミュニケーションツールとしての口記、記述、図表などを理解し、特徴をあげることができる。コミュニケーションツールとしての口記、記述、図表などを理解し、特徴をあげることが最低限できる。コミュニケーションツールとしての口記、記述、図表などを理解し、特徴をあげることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:英語

基礎となる学問分野:英語学・英米 / 英語圏文学・言語学・音声学

学習教育目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の養成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

授業の概要:検定教科書の様々な分野の英文を用いて,内容理解をおこなったうえで,音読や簡単な作文といったアウトプット(話す・書く)活動を実施する。また,その基盤となるインプット(語彙・文法力)活動を実施する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:英語を読む,聞く,書く活動を中心に行う。
TOEICに関しては、毎時間、単語帳の代わりとなる『TOEIC L&R TEST出る単特急銀のフレーズ』を用いて、英単語の学習を行う。
ただし、授業時間中に全ての単語を発音練習することはできないので、取り扱わなかった単語に関しては自主学習を求める。
また、TOEIC-IP問題を解いて解答解説を行う。TOEIC教材である、『First Time Trainer for the TOEIC Test』のReading Sectionに関しては、授業中に問題を解く時間を設けないため、予習必須とする。
成績評価方法:前期中間試験から後期中間試験までは,定期試験の結果を平均して評価する(50%)。定期試験の結果に加え,平素の課題・自己評価など(50%)を総合して成績評価をおこなう。
年度末の成績評価は,後期末試験まで加え,上記の方法で算出された結果を90%に換算し,TOEIC-IP Testの結果を10%加えて評価する。試験には教科書・ノートの持込みを許可しない。場合によっては再試験を実施する。
注意点:
履修上の注意:本科目は学年の課程修了のために履修が必須である。

履修上のアドバイス:「事前におこなう準備学習」として、授業のための予習復習をするとともに,できるだけ多くの語彙を覚えること。授業には必ず辞書を持参授業のための予習復習をするとともに,できるだけ多くの語彙を覚えること。授業には必ず辞書を持参すること(電子辞書も可)。

基礎科目:英語I(1年),英語表現I(1),英語II(2),英語表現II(2)

関連科目:英語IV(4年),国際英語論I(4),国際英語論II(4),英語V(5)

受講上のアドバイス:積極的に授業に参加すること。講義ならびに音読や英作文の活動は,運用能力向上のための基礎となる。そのため,必ず,毎回、教科書・フォルダー・辞典(英和・和英、または電子辞書)を持参し,予習や復習、課題に取り組んだうえで授業に臨み,理解を深めてほしい。後期中間試験後(予定)に実施されるTOEIC-IP Testを必ず受験すること。また課ごとのリスニング課題だけでなく,音声教材を活用してリスニング力の向上に努めてほしい。
遅刻について:授業開始5分すぎての入室は欠課扱いとする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期ガイダンス 1年間の学習方法について理解し、学習計画の見通しを立てられる
2週 銀フレ001-040
Chapter 7 Part1
TOEIC Unit1 
課を通しての文法事項の概要を理解する。TOEICのShoppingに関わる語彙とリスニング問題が解ける
3週 銀フレ041-080
Chapter 7  Part2
TOEIC Unit1
本文理解ができる。TOEICのShoppingに関わる文法と読解問題が解ける
4週 銀フレ081-120
Chapter 7  Part3
TOEIC Unit2
本文理解ができる。TOEICのDaily Lifeに関わる語彙とリスニング問題が解ける
5週 銀フレ121-160
Chapter 7 Part4
TOEIC Unit2 
本文理解ができる。TOEICのDaily Lifeに関わる文法と読解問題が解ける
6週 銀フレ161-200
Chapter 7 Review
TOEIC Unit3
本文理解ができる。TOEICのTransportationに関わる語彙とリスニング問題が解ける
7週 銀フレ201-240

TOEIC Unit3 
課を通してのまとめができる。TOEICのTransportationに関わる文法と読解問題が解ける
8週 前期中間試験 学習内容の習熟度が確認できる
2ndQ
9週 前期中間試験の答案返却と試験解説,
銀フレ241-280
Chapter8 Part1 TOEIC Unit4
テストを振り返り、課題を見つけ、今後の学習計画の見通しが立てられる。課を通しての文法事項の概要を理解する。
TOEICのJobsに関わる語彙とリスニング問題が解ける
10週 銀フレ281-320
Chapter 8  Part2
TOEIC Unit4
本文理解ができる。TOEICのJobsに関わる文法と読解問題が解ける
11週 銀フレ321-360
Chapter 8  Part3
TOEIC Unit5
本文理解ができる。TOEICのMealsに関わる語彙とリスニング問題が解ける
12週 銀フレ361-400
Chapter 8  Part4
TOEIC Unit5
本文理解ができる。TOEICのMealsに関わる文法と読解問題が解ける
13週 銀フレ401-440
Chapter 8 Review
TOEIC Unit6
本文理解ができる。TOEICのCommunicationに関わる語彙とリスニング問題が解ける
14週 銀フレ441-480
前期末試験対策
TOEIC Unit6
学習した内容を振り返り、対策を立てることができる
TOEICのCommunicationに関わる文法と読解問題が解ける
15週 前期末試験 学習内容の習熟度が確認できる
16週 前期末試験の答案返却と試験解説,
夏季課題 Optional Reading,TOEIC reading section全て(詳細は別途指示,変更の可能性がある)
テストを振り返り、課題を見つけ、今後の学習計画の見通しが立てられる
後期
3rdQ
1週 TOEIC 夏課題の小テスト
銀フレ481-520
Chapter 9 Part1 TOEIC Unit7
夏課題の学習を振り返り、理解の確認ができる。課を通しての文法事項の概要を理解する。
TOEICのFunに関わる語彙とリスニング問題が解ける
2週 銀フレ521-560
Chapter 9 Part2
TOEIC Unit7
本文理解ができる。TOEICのFunに関わる文法と読解問題が解ける
3週 銀フレ561-600
Chapter 9 Part3
TOEIC Unit8
本文理解ができる。TOEICのOffice Workに関わる語彙とリスニング問題が解ける
4週 銀フレ601-640
Chapter 9 Part4
TOEIC Unit8
本文理解ができる。TOEICのOffice Workに関わる文法と読解問題が解ける
5週 銀フレ641-680
Chapter 9 Review
TOEIC Unit9 
本文理解ができる。TOEICのMeetingに関わる語彙とリスニング問題が解ける
6週 銀フレ681-720

TOEIC Unit9
本文理解ができる。TOEICのMeetingに関わる文法と読解問題が解ける
7週 銀フレ721-760

TOEIC Unit10

本文理解ができる。TOEICのTravelに関わる語彙とリスニング問題が解ける
8週 後期中間試験 学習内容の習熟度が確認できる
4thQ
9週 後期中間試験の答案返却と試験解説,
銀フレ761-800
Chapter 10 Part1 TOEIC Unit10
テストを振り返り、課題を見つけ、今後の学習計画の見通しが立てられる。課を通しての文法事項の概要を理解する。
TOEICのTravelに関わる文法と読解問題が解ける
10週 銀フレ801-840
Chapter 10 Part2
TOEIC Unit11
本文理解ができる。TOEICのFinanceに関わる語彙とリスニング問題が解ける
11週 銀フレ841-880
Chapter 10 Part3
TOEIC Unit11
本文理解ができる。TOEICのFinanceに関わる文法と読解問題が解ける
12週 銀フレ881-920
Chapter 10 Part4
TOEIC Unit12
本文理解ができる。TOEICのBusinessに関わる語彙とリスニング問題が解ける
13週 冬季課題小テスト 
銀フレ921-960
Chapter 10 Review TOEIC Unit12 
本文理解ができる。TOEICのBusinessに関わる文法と読解問題が解ける
14週 銀フレ961-1000
後期末試験およびTOEIC IPテスト対策
本文理解ができる。学習した内容を振り返り、対策を立てることができる
15週 後期末試験 学習内容の習熟度が確認できる
16週 後期末試験の答案返却と試験解説
テストを振り返り、課題を見つけ、次年度の学習計画の見通しが立てられる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1

評価割合

試験自己評価課題合計
総合評価割合501040100
基礎的能力45103590
専門的能力0000
分野横断的能力50510