物理学演習

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 物理学演習
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 問題集:田中冨士男 編集 高専の物理問題集(森北出版)教科書:文部科学省検定教科書「物理基礎」,「物理」(東京書籍)
担当教員 佐々井 祐二

到達目標

学習目的:,高等学校課程に対応する物理の力学,熱力学,波動,電磁気学の内,既習の力学と波動について,演習により知識を確実なものとする。

到達目標
1.力学の内容を理解し,関連する問題を解く
2.波動の内容を理解し,関連する問題を解く

ルーブリック

不可
評価項目1力学について,演習で取り扱うレベルCまでのほとんどの問題の解答を作成できる。力学について,演習で取り扱うレベルBまでの問題の解答を作成できる。力学について,演習で取り扱う基礎的な問題の解答を作成できる。左記に達していない。
評価項目2波動について,演習で取り扱うレベルCまでのほとんどの問題の解答を作成できる。波動について,演習で取り扱うレベルBまでの問題の解答を作成できる。波動について,演習で取り扱う基礎的な問題の解答を作成できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門

学習の分野:物理

必修・必履修・選択の別:必履修

基礎となる学問分野:数物系科学/物理学/物理一般

学科学習目標との関連:本科目は学習教育目標「②確かな基礎科学の知識修得」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要:高等学校課程に対応する物理の知識を確実なものとするため,力学,熱力学,波動,電磁気学について演習を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:事前に問題を当てておくので,授業の始まる前に板書してもらい,それによって授業を展開していく。問題集の力と運動,温度と熱,波と光,電磁気のレベルBとCの奇数番を扱う。

成績評価方法:2回の定期試験を50%(均等に重み付け),演習,課題レポートなどを50%とする。成績不振者には補講と再試験を課して,60点を上限に定期試験の成績を置換する。
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のために、本科目履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。

履修のアドバイス:問題を良く考え,よく計算し,あるいはよく調べて解答を作成すること。また課題レポートは期限までに必ず提出すること。

基礎科目:物理Ⅰ(1年),物理Ⅱ(2),総合理工基礎(1),電気電子回路(2),基礎数学(1),微分積分Ⅰ(2)

関連科目:力学Ⅰ(3年),力学(3),力学(3),電磁気学概論(3),熱力学概論(3),一般物理学(3)

受講上のアドバイス:問題をじっくり考え,計算してよく理解すること。授業中にメール等の操作をしている場合には退室してもらうことがある。授業開始25分以内であれば遅刻とし,遅刻3回で1欠課とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,演習問題指示 以下,レベルBとCの奇数番を扱う
2週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
3週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
4週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
5週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
6週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
7週 前期中間試験(上記内容) 60点以上のスコア
8週 前期中間試験の答案返却と試験解説 見直し
2ndQ
9週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
10週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
11週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
12週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
13週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
14週 力と運動,波と光の問題演習 問題と解答を確実に理解する
15週 前期末試験(中間試験以降の内容) 60点以上のスコア
16週 前期末試験の答案返却と試験解説
見直し

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力3000030060
専門的能力2000020040
分野横断的能力0000000