Course Objectives
生体内における化学物質の機能を学び、それらがいつどこで合成されるかについても理解する。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 糖代謝について理解し、エネルギー産生について説明できる | 糖代謝について説明できる | 糖代謝について説明できない |
評価項目2 | 光合成について理解し、エネルギー産生について説明できる | 光合成について説明できる | 光合成について説明できない |
評価項目3 | 脂質代謝について理解し、合成と分解の経路の違いを説明できる | 脂質代謝について説明できる | 脂質代謝について説明できない |
評価項目3 | アミノ酸とヌクレオチドの代謝について理解し、代謝産物の働きについて説明できる | アミノ酸とヌクレオチドの代謝について説明できる | アミノ酸とヌクレオチドの代謝について説明できない |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
一般・専門の別:専門
学習の分野:生物
基礎となる学問分野:生物学/生命科学
学習教育目標との関連:本科目は総合理工学科の学習教育目標「(1) 教養豊かな実践的人間力の養成」,「(2) 確かな基礎科学の知識修得」および「(3) 基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。
授業の概要:生化学は生物学と化学の融合科目である。生体内での化学物質の構造およびその機能を概説する。また、それらの合成経路についても説明する。
Style:
授業の方法:教科書に沿って, 図・表などの資料をプロジェクターにより投影, あるいは板書により解説しながら要点を解説する。適時, 授業内容に即したレポート課題を出し, 復習と自主学習を促す。なお,本科目は半期開講科目である。
成績評価方法:2回の定期試験の得点をそれぞれ同等に評価(70%)し,各定期試験までの小テスト,レポートおよび授業態度をこれに加味(30%)して、その都度評価する。試験には教科書•ノートの持ち込みを許可しない。
Notice:
履修上の注意:本科目を選択した者は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。また,本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:生物の知識について丸暗記するのではなく, 生命現象の仕組みを理解して身につけて欲しい。また事前に教科書の該当部分を読んでおくこと。
基礎科目:生物Ⅰ(1年)化学Ⅰ(2年),化学Ⅱ(3), 理科実験(2), 一般生物学(2), 分子生物学(3)
関連科目:有機化学I(4年), 有機科学II(5), 応用生物学(4), 発生生物学(4), 生物学実験(4), 生化学(4), 細胞生物学(4), 生命情報学(5)
受講上のアドバイス:レポート課題は期限を厳守すること。遅刻は授業の時間の半分を経過した時点で欠席として扱う。講義やそれに関連したことで疑問があれば,積極的に質問し,理解を深めて欲しい。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
ガイダンス 生化学的な視点から捉えた生物のデザイン(教科書p.12-22) |
生化学の分野を理解する
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2nd |
タンパク質の構造と機能(p.23-42) |
タンパク質の構造と機能を説明できる
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3rd |
核酸の構造と機能(p.43-57) |
核酸の構造と機能を説明できる
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4th |
単糖と多糖、脂質と膜(p.58-75) |
単糖と多糖、脂質と膜について説明できる
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5th |
酵素の反応速度論(p.76-89) |
酵素の反応速度論を説明できる
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6th |
糖代謝1(教科書p.90-108) |
解糖系を説明できる
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7th |
糖代謝1(教科書p.90-108) |
糖新生を説明できる
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8th |
(中間試験) |
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2nd Quarter |
9th |
中間試験の返却と解答解説 |
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10th |
糖代謝2(教科書p.109-123) |
クエン酸サイクルを説明できる
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11th |
糖代謝2(教科書p.109-123) |
電子伝達系を説明できる
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12th |
光合成(教科書p.124-135) |
光合成を説明できる
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13th |
脂質代謝(教科書p.136-153) |
脂質代謝を説明できる
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14th |
アミノ酸とヌクレオチドの代謝(教科書p.154-170) |
アミノ酸代謝を説明できる
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15th |
(前期末試験) |
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16th |
前期末試験の返却と解答解説 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |