高電圧工学

Course Information

College Tsuyama College Year 2019
Course Title 高電圧工学
Course Code 0086 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Integrated Science and Technology Advanced Science Program Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 植月・松原・箕田「高電圧工学」(コロナ社)
Instructor

Course Objectives

【学習目的】
高電圧現象を理解することで,基礎的な電気的トラブルに対処できる知識・能力を習得する。また測定装置や発生装置の原理を知ることで,高電圧機器等の性能評価を行うための基礎的な知識を習得する。
【到達目標】
1.高電圧現象の基礎過程(衝突現象,電子放出等)を理解し、必要な場面を説明できる。
2.気体・固体・液体の絶縁破壊の種類・特徴を理解し、必要な場面を説明できる。
3.高電圧発生装置の種類・特徴を理解し、必要な場面を説明できる。
4.高電圧・大電流測定装置の種類・特徴を理解し、必要な場面を説明できる。

Rubric

不可
評価項目1気体・液体・固体の全ての絶縁破壊メカニズムの種類特徴が説明でき、実用上留意すべき問題点が説明できる気体・液体・固体の全ての絶縁破壊メカニズムの種類・特徴が説明できる気体・液体・固体の基本的な絶縁破壊メカニズムが説明できる気体・液体・固体の基本的な絶縁破壊メカニズムを全く説明できない
評価項目2直流・交流・高周波の高電圧発生装置の種類・特徴および使用条件について説明できる直流・交流・高周波の高電圧発生装置の種類・特徴について説明できる直流・交流・高周波の高電圧発生装置の種類と基本的な特徴について説明できる直流・交流・高周波の高電圧発生装置の種類・特徴について全く説明できない
評価項目3高電圧測定装置の種類と特徴および使用条件について説明できる高電圧測定装置の種類と特徴について説明できる高電圧測定装置の種類と基本的な特徴について説明できる高電圧測定装置の種類と特徴について全く説明できない
評価項目4非接触電流測定装置の種類と特徴および使用条件について説明できる非接触電流測定装置の種類と特徴について説明できる非接触電流測定装置の種類と基本的な特徴について説明できる非接触電流測定装置の種類と特徴について全く説明できない

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:「専門」
学習の分野:電気・電子

必修・必履修・履修選択・選択の別:選択

基礎となる学問分野:工学/電気電子工学

学習・教育目標との関連:本科目は総合理工学科学習・教育目標「③基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:
本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要:
高電圧工学とは「高電界中での絶縁物破壊に伴う現象」「高電圧を発生させるための装置」「高電圧を測定するための装置」について理解する学問である。この科目は過去習った専門知識が総合的に必要であり,それらが実際にどう活用されているかを教授する。
Style:
授業の方法:後期16週,1週2単位時間(90分)で開講する。板書を中心の講義を行う。学習の進度にあわせて,理解が深まるように授業時間内に演習指導を行い,レポートを課す。

成績評価方法:
授業の進捗に合わせて課題を課す。その結果を最終成績の最大30%、定期試験の結果を70%とする。総合成績は,それら(2回分)の平均とする。定期試験結果から理解不足であると感じられる学生に関しては,その部分の補講を行い,再試を行う場合もある。再試結果は上限60点とし定期試験結果に入れる。試験は筆記用具・電卓以外は持ち込み禁止とする。
Notice:
履修のアドバイス:
本科目は,非常に多岐の分野のわたるため,授業のみではカバーしきれないところをレポートにすることがある。しっかり調べること。

基礎科目:電気電子基礎Ⅰ・Ⅱ(1,2年),電気回路Ⅰ(3),電気計測(3),電気磁気学Ⅰ・Ⅱ(3,4),応用物理Ⅱ(4)

関連科目:電気電子材料(5年),電気電子応用と環境(5),卒業研究(5)

受講上のアドバイス:
板書される内容を理解しながらノートに取ること。この科目は過去習った専門知識が総合的に必要であり,授業内容を過去習った専門知識と整合をとるように努力すること。出席をとり各時間ごとに始まりから20分までを遅刻とする。それ以上遅れると欠課とみなす。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 本年度は開講しない
2nd
3rd
4th
5th
6th
7th
8th
4th Quarter
9th
10th
11th
12th
13th
14th
15th
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価課題小テストその他Total
Subtotal70003000100
基礎的能力0000000
専門的能力70003000100
分野横断的能力0000000