地域マネジメント論

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 地域マネジメント論
科目番号 0132 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 角谷 英則

到達目標

学習目的:社会学的な思考の方法をまなぶことを通じて教養を深め,視野をひろげること。
到達目標:人文・社会科学的な視点から地域社会の抱える諸問題について多面的に理解し、地域社会の一員としてその解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。

ルーブリック

不可
評価項目1十分に授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること10時間をこえて欠席すること
評価項目2指示に十分に従ったレポートを提出すること指示にある程度従ったレポートを提出すること指示に最低限したがったレポートを提出すること指示に従ったレポートを提出しないこと
評価項目3なしなしなしなし

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 人文・社会
基礎となる学問分野:融合科目・その他
学習教育目標との関連:本科目は総合理工学科学習教育目標「④分野横断的な融合力の育成 ⑤グローバルな視点と社会性の養成 ⑥課題探求・解決能力の育成⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。
授業の概要:この授業においては,地域社会に関する具体的問題を個別具体的にとりあげ、その社会学的把握をめざす。
授業の進め方・方法:
授業の方法:基本的には演習形式をとりながら、講義をはさみつつ進める。
成績評価方法:
原則として2回の試験または口頭報告で評価する(50%×2)
注意点:
履修上の注意:本講義では,授業時間外における学生自身による準備が必要となることに留意されたい。本科目を選択した者は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。また,本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:カリキュラムにおいて設定されている時間数に比するなら,学習内容は膨大である。授業において,すべてを網羅することは不可能なので,図書館の利用などによる主体的学習が望まれる。事前に行う準備学習はとくに必要ない。
基礎科目:世界史(1年)倫理(1)日本史(2)政治経済(2)
関連科目:社会科学概論(専2)

受講上のアドバイス:遅刻に対するペナルティは特にもうけないが,受講者の良識を期待する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
履修選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 課題としての「地域社会」 当該週のための準備および学習内容の定着を行う。(評価項目1,2)
3週 地域社会に関する諸問題の具体的通観(1) 講義内容をもとに、各自のテーマを確定する。(評価項目2)
4週 地域社会に関する諸問題の具体的通観(2) 講義内容をもとに、各自のテーマを確定する。(評価項目2)
5週 担当者による報告の実施と解説(津山県域の経済/高齢化社会をめぐる問題) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
6週 担当者による報告の実施と解説(原子力発電をめぐる問題/地域交通) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
7週 担当者による報告の実施と解説(地域の地場産業/地域課題としてのひきこもり) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
8週 後期中間試験
4thQ
9週 担当者による報告の実施と解説(ツーリズムについて) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
10週 担当者による報告の実施と解説(耕作放棄地問題について) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
11週 担当者による報告の実施と解説(地域課題としての不登校) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
12週 担当者による報告の実施と解説(自治体の合併について) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
13週 担当者による報告の実施と解説(空き家問題について) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
14週 報告の実施と解説(個別過疎地域の紹介と分析) 当該週のための準備および課題の作成を行う。(評価項目1、2)
15週 後期末試験
16週 全体のふりかえり

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000