地域密着長期インターンシップ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 地域密着長期インターンシップ
科目番号 0144 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(先進科学系) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 なし
担当教員 島田 悠彦

到達目標

学習目的:長期間のインターンシップにおいて、技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につける。また,学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得る。なお、学外実習A,Bの設定時間では習得できない項目が多くあると考えられ,長期のインターンシップ(概ね4週間(140時間以上))を選択科目(2 単位)としている。
到達目標
1.長期間のインターンシップにおいて、技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につける。
2.学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得る。
3.技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者が社会に対し負っている責任を理解し,自己の良心と社会の規範やルールに従い行動できる。
4.技術者として自身のキャリアを計画し,継続的な努力ができる。

ルーブリック

不可
評価項目1長期間のインターンシップにおいて、技術者に必要な職業意識や社会性を,実社会および学習の場面・状況に応用することができる。長期間のインターンシップにおいて、技術者に必要な職業意識や社会性を,学習の場面・状況に応用することができる。長期間のインターンシップにおいて、技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につけている。長期間のインターンシップにおいて、技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につけていない。
評価項目2学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を他者に説明し,共有して新しい技術を開発できる。学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を他者に説明し,それを理解してもらうことができる。学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得ている。学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得ていない。
評価項目3自分自身が技術者として責任ある規範的な行動をすることができるだけでなく,技術の進歩とともに新しい規範を提案することができる。自分自身が技術者として責任ある規範的な行動をすることができるだけでなく,他者にアドバイスや指導を与えることもできる。技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者が社会に対し負っている責任を理解し,自己の良心と社会の規範やルールに従い行動できる。技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者が社会に対し負っている責任を理解しておらず,自己の良心と社会の規範やルールに従い行動できていない。
評価項目4状況や場面に応じて,技術者としての自身のキャリア計画を見直し,それを修正し,計画を自分自身で的確に進めていくことができる。また,他者のキャリア設計に助言ができる。状況や場面に応じて,技術者としての自身のキャリア計画を見直し,それを修正し,計画を自分自身で的確に進めていくことができる。技術者として自身のキャリアを計画し,継続的な努力ができる。技術者として自身のキャリアを計画することができず,継続的な努力ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
※実務との関係:この科目は,学外の民間企業等で長期間の実習を行う科目である。概ね4週間(140時間以上)の実務実習を行うことを要件として2単位科目として設定している。
一般・専門の別:専門
学習の分野:融合科目・その他
基礎となる学問分野:理工学全般
学習教育目標との関連:学科学習目標との関連:本科目は総合理工学科学習教育到達目標「④ 分野横断的な融合力の育成,⑤ グローバルな視点と社会性の養成,⑥ 課題探求・解決能力の育成,⑦ コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。
授業の概要:企業等学外機関において、概ね4週間(140時間以上)の実習を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:企業等において実際の業務に携わり,実習を行う。学内で実習終了後に審査会を実施する。

成績評価方法:企業からの評価シート(60%),報告書(20%)および発表会 (20%)で評価する。
注意点:
履修上の注意:実習に行く際には必ず保険に加入すること。また、本科目を履修した場合は、医療・福祉推進プログラムおよび地域イノベーション推進プグラムの他の科目は履修できない。

履修のアドバイス:事前に行う準備学習として,事前に説明会を開催するので必ず参加すること。会社の規律は必ず守ること。実習生の評価は学校の評価につながり就職にも影響する。

基礎科目:理工学全般

関連科目:地域イノベーション推進プログラムの諸科目

受講上のアドバイス:事前学習と実習および実習報告書、発表会を課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
履修選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(学年初め) 履修計画と自らのキャリアについて計画できる。
2週 研修企業の決定 履修計画と自らのキャリアについて計画できる。
3週 担当教員・企業担当者との実習内容の確認 インターンシップ先での内容を理解し実習計画を立てることができる。
4週 企業等における実習 自己の役割を理解して実習を行い,企業の社会に負っている責任と独創性を理解できる。
5週 企業等における実習 自己の役割を理解して実習を行い,企業の社会に負っている責任と独創性を理解できる
6週 企業等における実習 自己の役割を理解して実習を行い,企業の社会に負っている責任と独創性を理解できる
7週 企業等における実習 自己の役割を理解して実習を行い,企業の社会に負っている責任と独創性を理解できる
8週 インターンシップ報告会の準備 実習内容を報告書と発表原稿にまとめることができる。
2ndQ
9週 インターンシップ報告会 実習内容をわかりやすく発表することができる。
10週 企業等における実習は概ね4週間(140時間以上)参加すること。
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

企業評価発表報告書課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力0000000
専門的能力40101000060
分野横断的能力20101000040