政治経済

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 政治経済
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(機械システム系) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「政治・経済」(検定教科書)
担当教員 大田 肇

到達目標

学習目的:「経済に関する基礎用語を理解する。日本経済の動向を自分なりに把握していくきっかけをつかむ。民主主義の価値と課題を,論理的に理解する」

到達目標
1.経済の変遷に関する事項が理解できる。
2.政治の現状に関する事項が理解できる。
3.国際社会の動向に関する事項が理解できる

ルーブリック

不可
評価項目1経済の変遷を歴史・理論を踏まえて理解できる。経済に関する歴史・理論を大まかに理解できる。経済に関する歴史・理論の基礎を理解できる。左記に達していない。
評価項目2政治の現状を歴史・理論を踏まえて理解できる。政治に関する歴史・理論を大まかに理解できる。政治に関する歴史・理論の基礎を理解できる。左記に達していない。
評価項目3国際社会の動向を歴史・理論を踏まえて理解できる。国際社会に関する歴史・理論を大まかに理解できる。国際社会に関する歴史・理論の基礎を理解できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別・学習の分野:「一般・人文・社会」

必修・必履修・履修選択・選択の別:「必修」 

基礎となる学問分野:「法学/政治学/経済学」 

学科学習目標との関連:「本科目は⑤ グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である」

技術者教育プログラムとの関連:「本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成」である」 

授業の概要:「経済の授業の概要基本原理および民主主義社会のそれを理解する。また,現在の日本社会は戦後70年を過ぎ,戦後の日本社会を支えてきた基本的
な仕組みが大きく変わろうとしている時期である。投げ捨てるべきものと守り発展させていくべきものとを峻別するセンスを養っていく」
授業の進め方・方法:
授業の方法:課題を設定しその課題を解明していく中で,教科書も使いながら,必要となる基礎知識を習得しながら,結論に達していくという方法を可能な限り採用する。

成績評価方法:
定期試験4回
100点=(前期中間100点+前期末100点+後期中間100点
     +後期末100点)/4
再試は実施しない。
注意点:
履修上の注意:「「2学年課程修了のためにはこの科目の履修が必須である」

履修のアドバイス:多くの日本人が将来に不安を抱いている激動の日本社会,最後に頼りになるのは「私の頭脳」と「ピピとひらめく直感力」と「勇気」でしょう。その中の一つぐらいは鍛えて下さい」

基礎科目:倫理(1年), 世界史(1年) 

関連科目:異文化社会論Ⅰ・Ⅱ(4年)、日本社会論(4年)

受講上のアドバイス:自分を知りたければ,自分以外のものを勉強しなさい! 自分ばかり見ていても,自分のことはわからない。遅刻が多くなった場合は,その時点で,指示を出します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス.経済を勉強する意味
2週 生産の担い手
3週 同上
4週 株式会社
5週 同上
6週 同上
7週 企業集団
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 前期中間試験の返却と解答説明 戦後の日本経済
10週 戦後の日本経済
11週 国際通貨制度
12週 同上
13週 プラザ合意
14週 バブル経済,金融危機
15週 (前期末試験)
16週 前期末試験の返却と解答解説
後期
3rdQ
1週 政治を勉強する意味
2週 権力とは何か
3週 同上
4週 民主主義
5週 国民主権
6週 同上
7週 国際社会
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 後期中間試験の返却と解答説明 基本的人権
10週 基本的人権
11週 同上
12週 統治機構
13週 平和主義
14週 安全保障
15週 (後期末試験)
16週 後期末試験の返却と解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。1
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。1
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。1
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。1
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。1
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000