化学Ⅰ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 化学Ⅰ
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(機械システム系) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:文部科学省検定済教科書「化学基礎」(東京書籍)
担当教員 廣木 一亮

到達目標

学習目標:身のまわりのものを物質という視点でとらえ,それらの間で起きる変化が水素原子核や電子などの移動によるものであることを知り,物質の変化量を推定できる素養を身につける。

到達目標
1.物質量(mol)を用いて物質の量を表すことができる。
2.物質の三態,原子の構造や価電子,結合について説明できる。
3.酸と塩基の反応,および酸化還元反応について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1物質の量を物質量(mol)で表し,量的計算に活用できる。物質の量を物質量(mol)で表し,体積や質量との関係を説明できる。物質の量を物質量(mol)で表すことができる。物質の量を物質量(mol)で表すことができない。
評価項目2物質の三態,原子の構造や価電子,結合について具体例を挙げて説明できる。物質の三態,原子の構造や価電子,結合について自分の言葉で説明できる。物質の三態,原子の構造や価電子,結合を理解している。物質の三態,原子の構造や価電子,結合について説明できない。
評価項目3酸と塩基の反応,および酸化還元反応について具体例を挙げて説明でき,物質量との関係を理解している。酸と塩基の反応,および酸化還元反応について具体例を挙げて説明できる。酸と塩基の反応,および酸化還元反応について原理を説明できる。酸と塩基の反応,および酸化還元反応について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般
学習の分野:共通・基礎

基礎となる学問分野:無機化学・物理化学・有機化学

学習教育目標との関連:本科目は総合理工学科学習教育目標「②確かな基礎科学の知識修得」に相当する科目である。

授業の概要:自然界に存在する様々な物質の構造や,物質間で起きる様々な変化を理解するための基礎的素養を教授する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:一週2単位時間を2時限連続で,原則として各HRで行う。板書中心の講義であるが、適宜化学実験を行い,実験結果をまとめ,考察したレポートの提出を義務付ける。さらに必要に応じて,基礎的な問題に対するレポートや小テストを課す。

【注意!成績の評価, 再試験の取り扱いは担当教員ごとに異なる部分がある。必ずガイダンスに出席し, 説明を受けること。】
成績評価方法:4回の定期試験の得点をそれぞれ同等に評価(70%)し,各定期試験までの小テスト,レポートおよび授業態度をこれに加味(30%)して,その都度評価する。原則として,前期成績は中間成績との,学年成績は全結果の単純平均とする。試験の持ち込み可能物品は電卓のみ。

後期末段階の成績が60点未満の者には,出席状況や授業態度が良好であれば,事前指示を与えた上で再試験を実施する。再試験の結果は,最終成績の上限を60点として,当該定期試験の結果と読み替える。

実験レポートに関して、データの改竄、盗用、剽窃、剽窃幇助など研究倫理に反する不正行為があると担当教員が判断した場合は、そのレポートは0点として処理し、原則として再提出を認めない。(研究倫理に関する資料は日本学術振興会のWebページからも確認できる。 https://www.jsps.go.jp/j-kousei/rinri.html )
注意点:
履修上の注意:本科目は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。

履修上のアドバイス:身のまわりで起きる現象を「物質」という視点から考えてみよ。物質の構造のイメージを持てるように学習せよ。常に疑問をもち,分からない事は放置せずに解決するよう努力せよ。暗記のみに頼るな,覚えるだけでなく「理解すること」が何よりも大切なことである。

基礎科目:中学理科

関連科目:化学II(3年),一般化学(3),有機化学(4),無機化学(4),生化学(4),物理化学(5),現代化学(5),先進科学実験実習I(2),先進科学実験実習II(3),先進科学実験(4)

受講上のアドバイス:元素記号,化学式,量の単位など,教員から指示された基礎事項は憶える。記憶に頼って済ませようとせず,きちんと理解して応用力をつけようという努力がまず必要である。
遅刻の取扱については,その時限の1/2を越えたとき,その時限を欠課とするので注意すること。また遅刻は累積5回で欠課1時限とカウントする。実験を実施する際は, 安全上の観点から遅刻した者には実験を受講させないので注意すること。なお講義への不参加も欠課とカウントする場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期ガイダンス,物質と人間生活 化学と実生活の結びつきを実感する。
2週 物質の成り立ちと周期律 周期表の使い方をマスターする。
3週 物質の成り立ちと周期律 物質の分類を知る。加えて, 物質を構成する原子の構造を理解する。
4週 物質と化学式 状態変化を理解する。イオンについて理解する。
5週 物質と化学式 種々の結合様式について理解する。
6週 物質の量の表し方 物質量の概念を理解する。
7週 物質量の計算 物質量に関わる計算をマスターする。
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 試験返却と解説
10週 化学反応式 化学反応式を正しく立式できるようになる。
11週 化学反応式 化学反応における反応物, 生成物の量的関係を理解する。
12週 酸と塩基 酸と塩基の定義を理解する。
13週 酸と塩基 同上
14週 酸と塩基 中和滴定により未知の酸・塩基濃度を決定する方法論を身につける。
15週 (前期末試験)
16週 試験返却と解説
後期
3rdQ
1週 後期ガイダンス,酸化と還元 酸化還元の定義を身につける。
2週 酸化還元反応 正しく酸化還元反応式を立式できる。
3週 酸化還元反応 金属のイオン化傾向とは何かを理解する。
4週 酸化還元反応 金属のイオン化傾向に基づいて, 金属の反応性を理解する。
5週 化学と電気の関わり 電池の動作原理について理解する。
6週 化学と電気の関わり 電気分解について理解する。
7週 (後期中間試験)
8週 試験返却と解説
4thQ
9週 基礎化学実験① 基本的な実験技術を身につけ, 安全に正しく実験を行えるようになる。自ら行った実験について, 正しい言葉づかいでレポートを作成できる。
10週 基礎化学実験① 同上
11週 基礎化学実験② 同上
12週 基礎化学実験② 同上
13週 基礎化学実験③ 同上
14週 基礎化学実験③ 同上
15週 (学年末試験)
16週 試験返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他課題小テスト合計
総合評価割合70000002010100
基礎的能力70000002010100
専門的能力000000000
分野横断的能力000000000