到達目標
学習目的:日本社会や日本文化について歴史的な事象を中心に探究し、人文・社会科学の成果を活用しつつ、現代社会が展望できるようになる。
到達目標
1,日本史に関する基礎的な知識を習得する。
2,現代社会と照合しつつ、問題意識に沿って日本の歴史を論述することできる。
3,主体的な問題意識とともに探究し、効果的な説明方法を工夫し、成果を発表することできる。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 日本史に関する知識を意欲的に増やすことができる | 日本史に関する知識を増やすことができる。 | 日本史に関する知識を増やす努力をすることができる。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | 日本史に関する知識を、主体的な問題意識とともに整理し、記述することできる。 | 日本史に関する知識を整理し、要点をまとめて記述することができる。 | 日本史に関する知識を整理し、記述しようと努力することができる。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 日本史の一分野について主体的に探究し、内容を適切に発表することできる。 | 日本史の一分野について主体的に探究し、要点をまとめて発表することができる。 | 日本史の一分野について調べたことを発表することができる。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別:一般
学習の分野:人文・社会
基礎となる学問分野:人文学/史学/日本史
学習教育目標との関連:本科目は,学習教育目標「①教養豊かな実践的人間力の養成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。
授業の概要:大まかな歴史の流れを意識しながら、これまでの日本のあゆみを概観する。その上で日本の伝統について見識を広げ、日本社会が抱える課題と歴史的事象を照合し、考察をする。
授業の進め方・方法:
授業の方法:『日本史探究』の教科書を使用し、スライドやプリントを用いて講義を行う。習得した知識を整理するための試験やレポートを課す。現代日本が抱える課題を個別に掘り下げて探究し、個々の関心に沿って取り組んだ内容を口頭で発表する機会を設ける。
成績評価方法:
・成績評価の対象は中間試験(前期25%・後期25%)、レポート内容(25%)、発表内容(25%)
・後期末段階の成績が60点未満の者には,出席状況や授業態度が良好であれば,事前指示を与えた上で追レポート課題を実施する。追レポート課題の結果は,最終成績の上限を60点として,当該定期試験の結果と読み替える。再試験は実施しない。
注意点:
履修上の注意:本科目は,2学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須の科目である。
履修のアドバイス:事前に行う準備学習として、日本社会にどのような課題があるのか、新聞などのメディアから情報収集しておくこと。
基礎科目:歴史I(1年),公共I(1年)
関連科目:公共II(2年),異文化社会論Ⅰ(4),日本文化論(4),異文化社会論Ⅱ(4),日本社会論(4),技術者倫理(5)
受講上のアドバイス:授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業計画を理解する。
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2週 |
歴史資料と原始・古代の展望 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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3週 |
日本文化のあけぼの |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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4週 |
ヤマト政権の成立と古墳文化 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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5週 |
律令国家の形成 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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6週 |
古代の国家・社会の変容 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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7週 |
原始古代の日本と東アジア |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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8週 |
前期中間試験 |
これまでの学習の理解度を確認する。(評価項目1)
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2ndQ |
9週 |
前期中間験の答案返却と試験解説 |
これまでの学習で理解が不十分だった点を補う。
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10週 |
レポート課題の説明 荘園公領制の成立と院政 |
現代社会と照合しつつ、問題意識に沿って日本の歴史を論述する意義を理解する。(評価項目2)
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11週 |
中世の国家・社会の展開と変容 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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12週 |
東アジア世界の変容と天下統一 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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13週 |
幕藩体制の成立と展開 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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14週 |
近世の国家・社会の変容 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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15週 |
前期末レポート課題 |
現代社会と照合しつつ、問題意識に沿って日本の歴史を論述する。(評価項目2)
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16週 |
前期末レポート返却と解説 |
これまでの学習で理解が不十分だった点を補う。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
開国から討幕へ |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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2週 |
明治維新 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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3週 |
近代国家の形成 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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4週 |
両大戦間の日本 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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5週 |
15年戦争と日本 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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6週 |
戦後日本の形成 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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7週 |
グローバル化のなかの現代日本 |
基礎的な知識を習得する。(評価項目1)
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8週 |
後期中間試験 |
これまでの学習の理解度を確認する。(評価項目1)
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4thQ |
9週 |
後期中間験の答案返却と試験解説 |
これまでの学習で理解が不十分だった点を補う。
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10週 |
課題発表の説明 現代日本の課題の探究 |
主体的な問題意識のもとに探究し、効果的な説明方法を工夫する。(評価項目3)
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11週 |
現代日本の課題の探究 |
主体的な問題意識のもとに探究し、効果的な説明方法を工夫する。(評価項目3)
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12週 |
現代日本の課題の探究 |
主体的な問題意識のもとに探究し、効果的な説明方法を工夫する。(評価項目3)
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13週 |
課題発表 |
主体的な問題意識のもとに探究し、効果的な説明方法を工夫し、成果を発表する。(評価項目3)
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14週 |
課題発表 |
主体的な問題意識のもとに探究し、効果的な説明方法を工夫し、成果を発表する。(評価項目3)
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15週 |
課題発表 |
主体的な問題意識のもとに探究し、効果的な説明方法を工夫し、成果を発表する。(評価項目3)
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16週 |
課題発表の解説 |
これまでの学習で理解が不十分だった点を補う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 2 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 自己評価 | 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 25 | 0 | 0 | 25 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 25 | 0 | 0 | 25 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |