保健・体育Ⅲ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 保健・体育Ⅲ
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(機械システム系) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:大修館書店編集部『現代高等保健体育』(大修館書店)参考書:高橋健夫ほか(編)『ステップアップ高校スポーツ』(大修館書店)その他,授業に応じてプリントやビデオを使用する。
担当教員 荒木 祥一

到達目標

学習目的:各種スポーツを行うなかで,個人的,集団的運動技術を習得しながら,様々な運動課題に対して自ら学び考え,解決していく力を身につける。さらに,グループとしての活動を通して,「他者の意見を聞くこと」,「他者と協力すること」といった,集団行動に必要な力を身につける。また,保健においても体育同様には,今日の健康関する各種問題について理解を深めつつ,自ら考え,解決していく力を身につける。                         
到達目標
◎1.各種スポーツの技術・戦術を理解し,実施できる。
◎2.他者の意見を正しく理解し,他者の意見に対する,自らの意見を明確に表現できる。
◎3.周囲の状況と自らの立場を照らし合わせ,自身の長所を活かしながら集団の中で行動ができる。
◎4.課題の解決や目標達成のために,自らの役割を認識し,率先して行動したり,他者と協調して行動したりすることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1各種スポーツの技術・戦術を理解し,さらに体現できる。各種スポーツの技術・戦術について理解している。各種スポーツの技術・戦術について5割程度理解している。各種スポーツの技術・戦術についてまったく理解していない。
評価項目2他者の意見を理解し,それを踏まえて自らの意見を表現できる。他者の意見をいつでも聞くことができる。自らの意見をいつでも表現できる。他者の意見を聞こうとすることができる。自らの意見を表現しようとすることができる。他者の意見を全く聞き入れない。 自らの意見を全く表現できない。
評価項目3置かれた状況を理解し,その中で,自らの長所を発揮しながら集団の中で行動できる。集団の中で,どういった状況に置かれているのかを理解することができる。また,集団の調和を乱すことなく行動できる。集団の中で,どういった状況に置かれているのかを理解しようとする。置かれた状況に関わらず,自らの欲求を満たす行動を取り,集団の調和を乱す。
課題解決や目標達成のために,何が必要であるかがわかり,他者と協調しながら,自らすべきことを遂行することができる。 課題が何であるのかを認識することができる。また,その解決や目標の達成に向けて努力することができる。課題を認識しようとし,課題を解決する手段を考えることができる。課題が何であるのかを認識することができていない。また,目標の達成に向けて行動を伴わない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:芸術 保健・体育                                                 
基礎となる学問分野:複合領域/健康・スポーツ科学                                                                                                               
学習教育目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の養成」に相当する科目である。                                                           授業の概要:保健においては「社会生活と健康のあり方」について学習する。体育においては各種スポーツを通して,基礎的な体力を保持・増進しながら,運動の特性について理解を深めていく。
授業の進め方・方法:
授業の方法:体育においては,基礎的な技術を学んだ上で,ゲームを中心とした授業を実施する。なお,天候等により,内容を変更することもある。また,保健の授業は板書・プリント等を用いた説明を中心に具体的事例を取り上げながら進めていく。                                                                                                                                     
成績評価方法:授業での小テスト(50%:個人的及び集団的技術の理解・習得ができているか),課題解決能力の判定(30%:毎回授業に参加し,自らの技術上の課題を認識し,他者の意見を参考にしながら,自らの能力向上に努めているか),主体性及び協調性の判定(20%:授業において,自ら率先して行動したり,他者と協力したりできているか)を総合して評価する。なお,遅刻や欠課は成績に反映される。
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のためには履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)・修得が必要である。運動に適した服装で,装飾品(時計,ネックレス等)を一切身に付けていない状態で受講すること。         
履修のアドバイス:                                                     ・事前に行う事前学習として、参考書を利用して3年次に行う各種スポーツのルール等を学習しておくこと。                        ・「保健・体育Ⅰ」(1年),「保健・体育Ⅱ」(2年)で習得したことを活かしながら,さらに高度な運動技術の習得を目指す。                                                           
基礎科目:保健・体育Ⅰ(全系1年),保健・体育Ⅱ(全2) 関連科目:体育(全系4年)                                                                                      
受講上のアドバイス:授業開始時間から5分を超えて授業に参加した場合は「遅刻」、20分を超えて授業に参加した場合は「欠課」扱いとする。さらに4回の遅刻で1回の欠課とみなす。実技系科目であるので,毎回の授業に出席することが大切であるが,「出席さえしておけばよい」「テストさえできればよい」という考えを持たないこと。毎回の授業を通して,常に自分の能力を向上させようとする意欲と態度を持ちながら授業に取り組むことが大切である。服装や授業の準備・後片づけ,審判や得点係などの仕事についても,スポーツにおいて重要なものであることを学び,実践して欲しい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期ガイダンス
2週 スポーツテスト 各自の体力の確認および正確な測定
3週 スポーツテスト 各自の体力の確認および正確な測定
4週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
5週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
6週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
7週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
8週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
2ndQ
9週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
10週 バレーボール バレーボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
11週 ニュースポーツ 「生涯スポーツ」にかかわる新たなスポーツの理解と実践、ルールの理解と実践
12週 ニュースポーツ 「生涯スポーツ」にかかわる新たなスポーツの理解と実践、ルールの理解と実践
13週 ニュースポーツ 「生涯スポーツ」にかかわる新たなスポーツの理解と実践、ルールの理解と実践
14週 ニュースポーツ 「生涯スポーツ」にかかわる新たなスポーツの理解と実践、ルールの理解と実践
15週 ニュースポーツ 「生涯スポーツ」にかかわる新たなスポーツの理解と実践、ルールの理解と実践
16週
後期
3rdQ
1週 後期ガイダンス
2週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
3週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
4週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
5週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
6週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
7週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
8週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
4thQ
9週 ラグビーフットボール ラグビーフットボールに必要な個人技術および集団技術の理解と実践、ルールの理解と実践
10週 選択制授業,保健(1時間/週)(天候によっては,ニュースポーツを実施) 「生涯スポーツ」の理解と実践および「社会生活と健康」に関する理解の深化
11週 選択制授業,保健(1時間/週)(天候によっては,ニュースポーツを実施) 「生涯スポーツ」の理解と実践および「社会生活と健康」に関する理解の深化
12週 選択制授業,保健(1時間/週)(天候によっては,ニュースポーツを実施) 「生涯スポーツ」の理解と実践および「社会生活と健康」に関する理解の深化
13週 選択制授業,保健(1時間/週)(天候によっては,ニュースポーツを実施) 「生涯スポーツ」の理解と実践および「社会生活と健康」に関する理解の深化
14週 選択制授業,保健(1時間/週)(天候によっては,ニュースポーツを実施) 「生涯スポーツ」の理解と実践および「社会生活と健康」に関する理解の深化
15週 選択制授業,保健(1時間/週)(天候によっては,ニュースポーツを実施) 「生涯スポーツ」の理解と実践および「社会生活と健康」に関する理解の深化
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価授業態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合000203050100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力000203050100