科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 倫理
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『現代の倫理』(山川出版社)
担当教員 稲田 知己,田中雄祐 (一般)

到達目標

1.諸思想や諸宗教において,人としていかに生きるべきと考えられてきたか,理解できる。
2.環境問題,資源・エネルギー問題,南北問題,人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。
◎人間性,教養,モラルなど,社会的・地球的観点から物事を考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1諸思想や諸宗教において,人がいかに生きるべきと考えられたか,詳細かつ発展的に理解できる。諸思想や諸宗教において,人がいかに生きるべきと考えられたか,重要事項を詳細かつ基本的に理解できる。諸思想や諸宗教で,人がいかに生きるべきと考えられたか,基本的に理解できない。
評価項目2環境問題,エネルギー問題といった地球的諸課題について詳細かつ発展的に理解できる。環境問題,エネルギー問題といった地球的諸課題について重要事項を詳細かつ基本的に理解できる。環境問題,エネルギー問題といった地球的諸課題について基本的に理解できない。
評価項目3人間性,教養など,社会的・地球的観点から物事を詳細かつ発展的に考えることができる。人間性,教養など,社会的・地球的観点から物事を詳細かつ基本的に考えることができる。人間性,教養など,社会的・地球的観点から物事を基本的に考えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では,生命倫理や環境倫理といった,現代社会がはらむさまざまな倫理問題を具体的に検討する。また,さまざまな文化圏の哲学・倫理・宗教について歴史的に概観し,倫理について考えるための基礎教養を学習する。
授業の進め方・方法:
年4回の試験100%(その内訳は,25%×4)。それぞれの試験で,上記の達成目標の達成度を判定できる課題を課す。定期試験では教科書・ノートの持ち込みを許可しない。原則として,再試験は実施しない。
注意点:
本科目は環境教育関連科目である。
本科目は,現代社会の倫理問題を具体的に検討することによって,一般科目教員が技術者倫理を体系的に概説する「工業倫理学」(5),専門教員が教育するさらに実践的な「工学倫理」(専1)の基礎科目として役立つ。
遅刻については,授業に大幅に遅れてやってきた学生は欠課とするが,何回かの遅刻を1欠課とするという措置はとらない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 • ガイダンス
2週 • 第Ⅰ部「青年期と自己の課題」
3週 • 第Ⅰ部第1章「青年期と自己の探求」
4週 • 第Ⅰ部第1章「青年期と自己の探求」
5週 • 第Ⅰ部第1章「青年期と自己の探求」
6週 • 第Ⅰ部第2章「自己と他者」
7週 • 第Ⅰ部第2章「自己と他者」
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 • 第Ⅱ部「人間としてのあり方・生き方」
10週 • 第Ⅱ部第1章「人間としての自覚」
11週 • 第Ⅱ部第1章「人間としての自覚」
12週 • 第Ⅱ部第1章「人間としての自覚」
13週 • 第Ⅱ部第1章「人間としての自覚」
14週 • 第Ⅱ部第1章「人間としての自覚」
15週 (前期末試験)
16週 • 前期末試験の返却と解答解説
後期
3rdQ
1週 • 第Ⅲ部「現代社会と倫理」
2週 • 第Ⅲ部第1章「現代社会を生きる倫理」
3週 • 第Ⅲ部第1章「現代社会を生きる倫理」
4週 • 第Ⅲ部第1章「現代社会を生きる倫理」
5週 • 第Ⅲ部第1章「現代社会を生きる倫理」
6週 • 第Ⅲ部第1章「現代社会を生きる倫理」
7週 • 第Ⅲ部第1章「現代社会を生きる倫理」
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 • 第Ⅲ部「現代社会と倫理」
10週 • 第Ⅲ部第2章「現代の課題と倫理」
11週 • 第Ⅲ部第2章「現代の課題と倫理」
12週 • 第Ⅲ部第2章「現代の課題と倫理」
13週 • 第Ⅲ部第2章「現代の課題と倫理」
14週 • 第Ⅲ部第2章「現代の課題と倫理」
15週 (後期末試験)
16週 • 後期末試験の返却と解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力800000080
専門的能力0000000
分野横断的能力200000020