CAD入門

科目基礎情報

学校	津山工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	CAD入門
科目番号	0015	科目区分	専門 / 必修
授業形態	実習	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	総合理工学科(電気電子システム系)	対象学年	2
開設期	通年	週時間数	2
教科書/教材
担当教員	山口 大造,松本 良雄

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	(可)	未到達レベルの目安
評価項目1	ＣＡＤシステムの役割と構成を説明できる。	ＣＡＤシステムの概要を説明できる。	ＣＡＤシステムの役割を説明できる。	左記に達していない。
評価項目2	ＣＡＤシステムの基本機能を理解し、利用できる。	ＣＡＤシステムの基本機能を理解している。	ＣＡＤシステムの最低限の機能を理解している。	左記に達していない。
評価項目3	図面の役割と種類を理解できる。	図面の役割を理解している。	三角法を理解している。	左記に達していない。

教育方法等

概要:

機械および電気・電子製図のツールとして広く利用されているＣＡＤの基本操作を学ぶ。機械のＣＡＤソフトは「SolidWorks」を使用する。

授業の進め方・方法:

総合情報センタ内演習室を利用し、板書とスライドを使用して授業を進める。ＣＡＤシステムを理解するために演習を主とし、最後には簡単な図面が描けるように基本操作を繰り返す。

注意点:

学年の課程修了のためには履修（欠席時間数が所定授業時間数の３分の１以下）が必須である。
機械および電気・電子製図の基礎となるＣＡＤ操作を行う。日頃からＰＣの基礎操作に慣れておく必要がある。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	・ ガイダンス	授業全体の流れを把握する。 注意事項を理解する。
		2週	・ 3次元コンピュータグラフィックスとは	3次元コンピュータグラフィックスを理解する。
		3週	・ 3次元コンピュータグラフィックスの基礎	3次元コンピュータグラフィックスについて説明できる。
		4週	・ 製図の基礎〔基礎的な図形のかき方〕	製図に関する専門用語・道具の使い方を理解できる。
		5週	・ 形状把握と三面図の基礎〔三角法〕	第三角法について説明できる。
		6週	・ 形状把握演習１	立体図形から投影図が書ける。
		7週	・ 形状把握演習２	投影図の間違いを指摘できる。
		8週	・ 形状把握演習３	未完成の図形を補って三面図を完成できる。
	2ndQ
		9週	・ 形状把握演習４	指示に従い、立体図形から投影図が書ける。
		10週	・ 形状把握演習５	三面図から等角図を描くことができる。
		11週	・ ＣＡＤの種類と特徴	ＣＡＤの種類と特徴が説明できる（7-14）。
		12週	・ ＣＡＤの基本操作１〔CADソフトの起動，ファイル保存，終了〕	CADソフトの起動，ファイル保存，終了を実行できる（15-30）。
		13週	・ ＣＡＤの基本操作２〔スケッチ，寸法記入操作〕	スケッチ，寸法記入操作を実行できる（31-39）。
		14週	・ ＣＡＤの基本操作３〔フィーチャー操作〕	フィーチャー操作を実行できる（40-47）。
		15週	・ ＣＡＤの基本操作４〔フィレット操作〕	フィレット操作を実行できる（48-59）。
		16週
後期
	3rdQ
		1週	・ ＣＡＤの基本操作５〔アセンブリ操作〕	アセンブリ操作を実行できる（60-73）。
		2週	・ 簡単な機械要素のCAD演習１	部品の作成（31-39）。 新しく部品を作成できる。
		3週	・ 簡単な機械要素のCAD演習２	部品の作成（40-59）。 スケッチの押し出し・モデルの表示操作・くり抜き形状追加ができる。
		4週	・ 簡単な機械要素のCAD演習３	部品の作成（60-73）。 形状の複写・角を丸める・スケッチの完全定義ができる。
		5週	・ 簡単な機械要素のCAD演習４	部品の作成（74-86）。 モデルの修正・スケッチを回転させてモデルを作ることができる。
		6週	・ 簡単な機械要素のCAD演習５	部品の作成に関する検図ができる。
		7週	・ モデルの作成１	アセンブリの作成（87-104）
		8週	・ モデルの作成２	図面を作成する（105-119）。
	4thQ
		9週	・ モデルの作成３	部品図を作成する（120-130）。
		10週	・ モデルの作成４	検図を行い、図面を完成させる。
		11週	・ 電気・電子製図の基本操作〔CADソフトの起動，ファイル保存，終了〕	CADソフトの起動，ファイル保存，終了を実行できる。
		12週	・ 簡単な電気回路のCAD演習１	演習課題の内容が理解できる。
		13週	・ 簡単な電気回路のCAD演習２	演習課題を完成させる。
		14週	・ 電気回路図の作成１	課題の内容が理解できる。
		15週	・ 電気回路図の作成２	課題を完成させる。
		16週

評価割合

	試験	発表	相互評価	課題	態度	その他	合計
総合評価割合	0	0	0	60	40	0	100
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	0	0	0	60	40	0	100
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0