学習目的:地域社会交流を主体的に計画し、それを実施することにより、地域の現状について体験的に考え、さらに今後一人の人間として社会的に生きる事とは何かについて学習する事を目的とす。
到達目標:
1.地域社会の実情を理解し、社会性を身につける。
◎2.地域社会での経験を通じ,そこでの経済・文化・政治・社会問題を理解し、酷な新居・国際社会で主体的に生きる個人及び技術者としての姿勢・素養を養う。
概要:
一般・専門の別:一般・国際理解
必修・履修・履修選択・選択の別:選択
基礎となる学問分野:世界史・地理・英語・国語
学科学習目標との関連:本科目は総合理工学科学習到達目標「④ 分野横断的な融合力の育成,⑤ グローバルな視点と社会性の養成,⑥ 課題探求・解決能力の育成,⑦ コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成,B-2:地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し,説明できる」である。
授業の概要:地域の社会活動や国際交流活動に計画的に参加し、交流活動報告所を提出する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:個々に計画書を作成し,それに従って活動する。具体的な交流活動内容は交流機関のプログラムに従う。活動後に報告書を作成,提出する。
成績評価方法:報告所により活動への貢献度。理解度等を判定し100点満点で評価する。 合格した者は担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務委員会へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を審議し,合・否で評価する。地域・国際交流Ⅱのみを取得した場合は、地域・国際交流Ⅰ及びⅡの単位を認定する。
注意点:
履修上の注意:この科目を履修しようとする年度の前年度の適切な時期までに担当教員を決定し、担当教員に交流計画書を提出、その了解を得ること。その後、所定の期日までに,選択科目履修願・交流願等必要な書類を提出すること。尚、上記の担当教員の決定、各種書類の提出時期等の詳細は、掲示等で指示する。
履修のアドバイス:自ら積極的に取り組むことが必要である。
基礎科目:国語全般,社会全般,語学全般
関連科目:国語全般,社会全般,語学全般
受講上のアドバイス:交流活動は指定された期間において行うことが必要なので,該当する期間であるかどうかをよく確認すること。また交流活動に必要な経費は、原則としてすべて自己負担である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 2 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 2 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 2 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 2 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 1 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 1 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 1 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 1 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 1 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 1 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 2 | |