情報ネットワーク応用

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報ネットワーク応用
科目番号 0087 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 シスコ・ネットワーキング・アカデミー「CCNA ルーティングとスイッチングの基礎」
担当教員 大西 淳

到達目標

学習目的:基本的なコンピュータネットワーク構築のために,ルータおよびスイッチングハブの設定ができる。

到達目標
1設計に沿ったルータの設定ができる
2設計に沿ったスイッチングハブの設定ができる

ルーブリック

不可
評価項目1ネットワークを設計した上で,それに沿ったルータの設定ができる設計に沿ったルータの設定が自力できる助言を得ながら設計に沿ったルータの設定ができる左記に達していない。
評価項目2ネットワークを設計した上で,それに沿ったスイッチングハブの設定ができる設計に沿ったスイッチングハブの設定が自力できる助言を得ながら設計に沿ったスイッチングハブの設定ができる左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門
学習の分野:情報システム・プログラミング・ネットワーク

必修・必履修・履修選択・選択の別:選択

基礎となる学問分野:情報科学,情報工学およびその関連分野/情報ネットワーク関連

学習・教育目標との関連:本科目は総合理工学科学習・教育目標「③基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要:本科目では,基本的なコンピュータネットワークの構築技術を学習するとともに,実習を通じてコンピュータネットワークで使われる機器の設定方法を習得する。


授業の進め方・方法:
授業の方法:シスコ・ネットワーキング・アカデミーのWeb教材を用いた講義の後,ネットワーク機器のシミュレータを使ったコンピュータネットワーク構築実習を実施する。

成績評価方法:2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価し(70%),演習や授業時間外学習のレポートに対する取り組み状況も評価に加える(30%)。再試験は原則行わない。ただし,定期試験の結果をもって単位認定を正当に結論できないと判断した場合には再試験を行い,その結果によって学年末成績を修正することがありうる。原則として,いずれの試験にも資料の持込を許可しないが,状況によって許可することもありうるので,授業中の指示事項に注意すること。
注意点:
履修のアドバイス:本科目は,テキスト学習と学習した内容に関するシミュレータを使った実習を交互に行う.実習で困ることがないように,テキスト学習の手を抜かないこと。

基礎科目:情報リテラシー(1年),情報ネットワーク基礎(2)

関連科目:ネットワークセキュリティ(4年),情報通信工学(4),通信プロトコル(5)

受講上のアドバイス:授業開始前に行う出席確認に遅れた者は遅刻として扱う。2遅刻で1欠課(1回分の授業)として扱う。なお,配布物は欠席者の分も出席者と一緒に配布し,再発行は行わないので,無用な遅刻や欠課をせず,確実に配布物を受け取ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 科目の位置づけ,学習内容,方法に関するガイダンス それぞれ以下の内容について理解する
2週 VLAN1 VLANの理解,VLANの設定法
3週 VLAN2 VLANの理解,VLANの設定法
4週 ルーティングの概念1 ルータの理解,ルータの基本設定法
5週 ルーティングの概念2 ルータの理解,ルータの基本設定法
6週 スタティックルーティング1 スタティックルーティングの設定法
7週 スタティックルーティング2 スタティックルーティングの設定法
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験の返却と解説
10週 ダイナミックルーティング1 ダイナミックルーティングの設定法
11週 ダイナミックルーティング2 ダイナミックルーティングの設定法
12週 アクセスコントロールリスト1 アクセスコントロールの設定法
13週 アクセスコントロールリスト2 アクセスコントロールの設定法
14週 まとめ,補足 ここまでで学習した内容の総理解
15週 前期末試験
16週 前期末試験の返却と解答解説
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000