ICTシステム

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ICTシステム
科目番号 0090 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:ノート講義
担当教員 川波 弘道,岡田正 (情報)

到達目標

学修目的:社会で使われている ICTシステムの目的・機能・仕組み・影響等を調査することで,ICTシステムの基礎知識を修得し新しい活用方法の基盤を作る。

到達目標:
1. 社会で使われているICTシステムの目的・機能・仕組み・影響等を理解できる。
2. ICTシステムの新たな活用方法に必要なことを理解できる。

ルーブリック

不可
評価項目1社会で使われている2つ以上のICTシステムの目的・機能・仕組み・影響等を説明できる。社会で使われている調査したICTシステムの目的・機能・仕組み・影響等を説明できる。社会で使われているICTシステムの目的・機能・仕組み・影響等を最低限説明できる。社会で使われているICTシステムの目的・機能・仕組み・影響等を説明できない。
評価項目2ICTシステムの新たな活用方法に必要なことを,全般にわたって説明できる。ICTシステムの新たな活用方法に必要なことを,基本事項について説明できる。ICTシステムの新たな活用方法に必要なことを最低限説明できる。ICTシステムの新たな活用方法に必要なことを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:情報システム・プログラミング・ネットワーク

必修・履修・履修選択・選択の別:選択プログラム

本科学習目標との関連: 本科目は「③基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連: 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化」である。

授業の概要: 進展の著しい情報通信技術(ICT)を使ったシステムについて,興味の持てるシステムをグループで調査し,これを他の受講者に説明してもらいながら授業を進める。これにより,情報通信ネットワーク基本技術や通信サービスの概要を理解し,ICTシステムの新たな活用方法に関する基盤を作る。

注意:今年度は開講しない。
授業の進め方・方法:
授業の方法: 時間割の都合上,前期2単位時間で実施する。グループ内で十分に議論し,わかりやすく説明する。説明にあたっては,具体的な事例とそれを支える技術をバランスよく取り上げること。

成績評価方法: 基本概念・用語を確認する2回の定期試験の平均点(40%)と相互評価を含む調査・発表の評価点(60%)の合計で評価する。再試験は原則行わない。ただし,定期試験の結果をもって単位認定を正当に結論できないと判断した場合にのみ再試験を行い,その結果によって学年末成績を修正することがありうる。
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のため履修(欠課時間が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。

履修のアドバイス:1~3年生で学習する情報通信システム関連の知識をよく復習して受講すること。

基礎科目:情報リテラシー(1年),プログラミング基礎(2),情報ネットワーク基礎(2),コンピュータ概論(3),情報システム開発(3)など

関連科目:

受講上のアドバイス:グループ全体の調査目的を共有し,各自が何を調べるかを明確にして調査を行うこと。
 調査内容をグループで検討し,わかりやすく解説すること。
 授業開始前に行う出席確認に遅れた者は遅刻として扱う。遅刻は授業時間の1時限目の半分までとし,それを過ぎるとその時限を欠課とする。2時限目も同様に扱う。

連絡教員:川波弘道・総合理工学科情報システム系

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,グループ分けと調査するICTシステムの話し合い
2週 調査するICTシステムの決定 社会でどのようなICTシステムが使われているか説明できる。
3週 調査するICTシステムの目的と機能(1) 特定ICTシステムについて,その目的と機能を説明できる。
4週 調査するICTシステムの目的と機能(2) 特定ICTシステムについて,その目的と機能を説明できる。
5週 調査するICTシステムの仕組み(1) 特定ICTシステムについて,その仕組みを説明できる。
6週 調査するICTシステムの仕組み(2) 特定ICTシステムについて,その仕組みを説明できる。
7週 調査したICTシステムで使われている技術 ICTシステムで使われている技術を説明できる。
8週 (中間試験)
2ndQ
9週 中間試験の返却と答案解説 中間試験までの内容を理解しているかどうか確認する。
10週 調査するICTシステムの影響と課題(1) 特定ICTシステムについて,その影響と課題を説明できる。
11週 調査するICTシステムの影響と課題(2) 特定ICTシステムについて,その影響と課題を説明できる。
12週 新たな活用方法の検討(1) ICTシステムの新たな活用方法を提案できる。
13週 新たな活用方法の検討(2) ICTシステムの新たな活用方法を提案できる。
14週 これから必要とされるICTシステム ICTシステムの新たな活用方法を提案できる。
15週 (期末試験)
16週 期末試験の返却と解答解説 期末試験までの内容を理解しているかどうか確認する。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合403030000100
基礎的能力0000000
専門的能力403030000100
分野横断的能力0000000