コミュニケーション学Ⅱ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 コミュニケーション学Ⅱ
科目番号 0096 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:ワイルド『幸福な王子/柘榴の家』 (光文社古典新訳文庫)
担当教員 山口 裕美

到達目標

学習目的:言葉を通して,協力しながら豊かに考える力を養う。

到達目標:
1. 作家や作品に関する知識を獲得する。
2. 作品を鑑賞し,主題を理解できる。
3. グループで協力しながら、プレゼンテーションができる。

ルーブリック

不可
評価項目1作家や作品に関する知識を十分に獲得する。作家や作品に関する知識をおおむね獲得する。作家や作品に関する知識を最低限は獲得する。作家や作品に関する知識を獲得できない。
評価項目2作品を鑑賞し,主題を十分に理解できる。作品を鑑賞し,主題をおおむね理解できる。作品を鑑賞し,主題を最低限は理解できる。作品を鑑賞し,主題を理解できない。
評価項目3 グループで協力しながら、プレゼンテーションがが十分にできる。 グループで協力しながら、プレゼンテーションがおおむねできる。 グループで協力しながら、プレゼンテーションが最低限はできる。 グループで協力しながら、プレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般・国際コミュニケーション推進プログラム

必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:人文学/文学・言語学

学科目標との関連:本科目は「⑤グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「B(B-2)地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し,説明できること」であるが,付随的には「B-1」「B-3」「D-3」にも関与する。

授業の概要:優れた文学作品を解釈・鑑賞しながら,豊かな物の見方や考え方を養う。
授業の進め方・方法:
後期開講科目である。授業は,講義や作品鑑賞もおこなうが,実際に複数のグループを編成し,劇を演じることを中心とする。また,作品の要旨をまとめることを課題とする。

成績評価方法:課題提出25%,小テスト25%,グループ発表30%,相互評価20%で評価をおこなう。定期試験はおこなわない。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修上のアドバイス:日頃から文章を読み,自分の意見や考えを持つようにする。

基礎科目:国語Ⅰ(1年),国語Ⅱ(2),国語Ⅲ(3)

関連科目:国語Ⅳ(4)

受講上のアドバイス:授業開始後20分を過ぎてからの入室は欠課として扱う。文学作品だけではなく,映画や演劇,アニメーションや漫画に興味をもてるようになること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス / 作家・作品紹介 授業の概要を理解する
2週 ワークショップ1 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
3週 ワークショップ2 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
4週 ワークショップ3 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
5週 ワークショップ4 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
6週 ワークショップ5 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
7週 ワークショップ6 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
8週 ワークショップ7 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
4thQ
9週 ワークショップ8 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
10週 ワークショップ9 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
11週 ワークショップ10 グループ活動で作品を輪読し、内容が説明できる
12週 小テスト 単独で、作品の主題をまとめる
13週 課題発表 単独で、文学作品を紹介する
14週 課題発表 単独で、文学作品を紹介する
15週 課題提出 単独で、文学作品を紹介する
16週 まとめ 授業のまとめをおこなう

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価課題小テストその他合計
総合評価割合0302025250100
基礎的能力015102525075
専門的能力0000000
分野横断的能力0151000025