学外実習B

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 学外実習B
科目番号 0102 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 実習先で配布される資料等。
担当教員 久保 敏弘

到達目標

◎ 受け入れ企業で規律が順守でき,企業等における技術者の実務を理解できる。また規範やルールに従い行動できる。
◎ 企業での上司の指導に従い責任ある仕事の進め方を理解できる。
◎ 実習報告書を提出し,審査会において実習内容を報告できる。

ルーブリック

不可
評価項目1受け入れ企業で規律が順守でき,企業等における技術者の実務を理解できる。また規範やルールに従い行動できる。受け入れ企業で規律が順守でき,企業等における技術者の実務を理解でき行動できる。受入企業で規律が順守でき行動できる。受入企業で規律を順下行動ができない。
評価項目2企業での上司の指導に従い責任ある仕事の進め方を理解でき,行動に実践することができる。企業での上司の指導に従い責任ある仕事の進め方を理解できる。企業での上司の指導に従い仕事の進め方を理解できる。責任ある仕事の進め方を理解できない。
評価項目3適切な実習報告書を作成し期限内に提出を完了し,審査会において限られた時間内で適切な報告ができる。実習報告書を提出し期限内に提出を完了し,審査会において実習内容を報告できる。実習報告書を提出し,審査会において実習内容を報告できる。報告書の作成,実習内容の報告が十分にできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:実験・実習

必修・履修・履修選択・選択の別:選択

基礎となる学問分野:電気電子工学およびその関連分野

学科学習目標との関連:本科目は総合理工学科学習・教育目標「⑤グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には「H-1」も関与する。

授業の概要:学外実習は会社等の実体を知り,学校で習得した知識や技術が実社会でどのように活用されているかを理解し,技術者としての心構えを学ぶ。実習終了後は,学外実習報告書を提出し,実習報告会を行う。
4,5学年在学中に企業等学外機関において実質最低5日間もしくは30時間の実習を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:派遣前にガイダンスを実施する。実習先は主に,国・地方公共団体の機関および民間企業である。受入可能な実習先を随時提示するので,この中から希望する会社等を選定させる。派遣中には,実習先でそれぞれ異なる内容の実務を経験させ,派遣後に実習報告書の提出と実習内容に関する口頭発表を課す。手続きなどについては,ガイダンスおよび学外実習(インターンシップ)手引書を参照のこと。

成績評価方法:1日の履修時間の上限を8時間とし30時間以上の履修が必要である。これを前提として以下の評価を行う。実習先で発行される実習証明書にかかれている評価(50%),実習者の学内での実習報告会の発表(50%)で評価する。履修時間が不足するとき27時間以上履修している場合には学内措置を実施することがある。詳細はガイダンスで説明する。
企業等において実際の業務に携わり,実習を行う。実習終了後に審査会を実施する。
注意点:
履修上の注意:実習期間は,原則として学業に差し障り無い期間とする。実習期間中は傷害保険及び賠償責任保険に必ず加入すること。選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,審査委員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含めて6単位以内である。

履修のアドバイス:学外実習Bとの違いは履修時間(成績評価方法参照)にあり,認定される単位数は学外実習Aが1単位,学外実習Bは2単位である。

基礎科目:これまでに習った各科目 関連科目:実習先の業種,業務内容に関連した科目

受講上のアドバイス:実習は学校で学んだ知識が実社会でどのように役立つかを知ることができ,また卒業の進路決定の参考になるので積極的に参加すること。予め,実習参加前に,自分の目的を持ち参加すること。
会社の規律は必ず守ること。実習生の評価は学校の評価につながり就職にも影響する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 受入企業などの指示に従う
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 報告会の準備(実習終了後)
2週 報告会
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表実習先合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000