国際英語論Ⅰ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 国際英語論Ⅰ
科目番号 0108 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『技術英語:実践的技術英語テキスト:初級~中級レベル』(電気書院)
担当教員 ランボー エリック

到達目標

学習目的:初級技術英語の語彙,発音,文法,リスニングを学ぶ。本授業では学生がより速く正確に英文を理解できる力をつける。また,250語程度の英作文ができるようになることをめざす。
到達目標:
1. 英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付ける。
2. 標準的な発音を聴き,音を模倣し,つづりと音との関係を理解できる。リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識し,基本的な強勢を正しくできる。
3. 技術英語の基本的な文章を理解できる。
4. 適切な文法を使って,技術的な題材についての基本的な英作文ができる。
◎日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりできる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりがおおむねできる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりが最低限できる。英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりできない。
評価項目2英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが十分できる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが最低限できる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができない。
評価項目3本文の要旨を英語でまとめることが十分できる。本文の要旨を英語でまとめることができる。本文の要旨を英語でまとめることが最低限できる。本文の要旨を英語でまとめることができない。
評価項目4ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることが十分できる。ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることができる。ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることが最低限できる。ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることができない。
評価項目5日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることが十分できる。日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることができる。日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることが最低限できる。日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができず,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般・英語・国際コミュニケーション推進プログラム

必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:英語学・言語学・英米 / 英語圏文学

学科学習目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の養成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-3:技術者に必須の外国語である英語でコミュニケーションができること」である。

授業の概要:初級技術英語の語彙,発音,文法,リスニングを学習する。初級技術英語の英文を読む。さらに定期的に英語でエッセーを書く。
授業の進め方・方法:
授業の方法:本科目は前期に開講する。4技能(リーディング、ライティング,リスニング,スピーキング)全てのスキルの向上を目指してアクティビティーを行う。

成績評価方法:2回の定期試験の結果を平均して評価する(50%)。定期試験の結果に加え,平素の課題, 小テスト,発表など(50%)を総合して成績評価をおこなう。
試験には教科書・ノートの持込みを許可しない。場合によっては再試験を実施する。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。

履修上のアドバイス:予習・復習・課題を指示するので必ず取り組むこと。ノートを準備して授業のノートを取り,頻繁に授業の復習をすること。本授業では辞書は必須である。(可能であれば,電子辞書が好ましい。)

基礎科目:英語I(1年),英語表現I(1),英語II(2),英語表現II(2),英語III(3),英語IV(4)

関連科目:国際英語論II(4),英語V(5)

受講上のアドバイス:積極的に授業に参加すること。教科書・英和辞書を持参し,予習や課題を取り組んだうえで授業に臨むこと。小テストは適宜おこなうので,必ず参加すること。

遅刻について:授業開始20分すぎての入室は欠課扱いとする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 • ガイダンス(予習・復習など学習法の説明,受講上の注意)Lesson1
2週 Lesson1-2
3週 Lesson2
4週 Lesson3 エッセイ提出
5週 Lesson3
6週 Lesson4
7週 まとめと定期試験対策
8週 • 前期中間試験
2ndQ
9週 • 前期中間試験返却と解説,Lesson5
10週 Lesson5
11週 Lesson6 エッセイ提出
12週 Lesson7
13週 Lesson8
14週 まとめと定期試験対策
15週 • 前期末試験
16週 前期末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度小テスト課題合計
総合評価割合500002525100
基礎的能力5000251085
専門的能力000001010
分野横断的能力000055