福祉心理学

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 福祉心理学
科目番号 0147 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:佐藤康生他「福祉心理学」改訂版(学芸図書株式会社)
担当教員 趙 菲菲

到達目標

学習目的:社会心理学、臨床心理学他の基礎理論と心理学実験を通して、心理学の専門的知識、柔軟な思考力、総合的な判断力を養成するのが目的である。

到達目標
1.医療・福祉などの多分野に渡る人間理解と実践行動について知る。
2.広く社会に貢献するための無限の人間の力を尊重する態度、それを実践するための知識や技術を知る。
3.科学的な人間理解の態度、そのための心理学的知識と方法を知る。

ルーブリック

不可
評価項目1医療・福祉などの多分野に渡る人間理解と実践行動についてよく知る医療・福祉などの多分野に渡る人間理解と実践行動について概ね知る医療・福祉などの多分野に渡る人間理解と実践行動について知る左記に達していない。
評価項目2広く社会に貢献するための無限の人間の力を尊重する態度、それを実践するための知識や技術をよく知る。広く社会に貢献するための無限の人間の力を尊重する態度、それを実践するための知識や技術を概ね知る。広く社会に貢献するための無限の人間の力を尊重する態度、それを実践するための知識や技術を知る。左記に達していない。
評価項目3科学的な人間理解の態度、そのための心理学的知識と方法をよく知る。科学的な人間理解の態度、そのための心理学的知識と方法を概ね知る。科学的な人間理解の態度、そのための心理学的知識と方法を知る。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門
学習の分野:融合科目・その他

必修・必履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:工学/機械工学/知能機械学・機械システム

学習・教育目標との関連:④分野横断的な融合力の育成
 ⑤グローバルな視点と社会性の養成
 ⑥課題探求・解決能力の育成
 ⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成
 

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要:福祉心理学では、科学的な人間理解の能力と、積極的に他者とかかわりあうことのできる感受性、そして豊かな人間性を育むことについて学習する。
授業の進め方・方法:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:特になし

基礎科目:倫理(1年),技術者倫理(5年)

関連科目:医療福祉工学(5年),福祉機器設計(5年)
注意点:

受講上のアドバイス:授業時間外に予習・復習や課題への取り組みを必ず行い,レポートを提出すること。授業内容で理解できない場合は,教員に聞きにくること。25分以上の遅刻は1欠課、75分以上の遅刻は2欠課として扱う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:福祉心理学とは 本年度は開講しない
2週 対人援助専門職の論理及び価値 対人援助専門職の論理及び価値について理解する
3週 相談援助職としての基本的視点 相談援助職としての基本的視点について理解する
4週 自己覚知と他者理解について 自己覚知と他者理解について理解する
5週 ソーシャルワークの原理原則 ソーシャルワークの原理原則について理解する
6週 児童・障害者心理 児童・障害者心理について理解する
7週 (前期中間試験)
8週 前期中間験の答案返却と試験解説
2ndQ
9週 高齢者心理 高齢者心理について理解する
10週 認知症へのソーシャルワーク 認知症へのソーシャルワークについて理解する
11週 施設や機関における心理的支援 施設や機関における心理的支援について理解する
12週 援助面接技術ロ相談ールプレイ 援助面接技術ロ相談ールプレイについて理解する
13週 相談援助とスーパービジョン 相談援助とスーパービジョンについて理解する
14週 福祉心理のまとめ 福祉心理のまとめについて理解する
15週 (前期末試験)
16週 前期末試験の答案返却と試験解説
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 後期中間試験の答案返却と試験解説
10週
11週
12週
13週
14週
15週 (後期末試験)
16週 後期末試験の答案返却と試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合50101001020100
基礎的能力0000000
専門的能力50101001020100
分野横断的能力0000000