地域文化論-津山学

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 地域文化論-津山学
科目番号 0153 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 稲田 知己

到達目標

学習目標:この授業は、「津山」を事例として取り上げ、この地域が有する歴史的な文化資材を発掘することによって、さらなる地域文化の発展と郷土愛の涵養とに資することを目標とする。

到達目標
1地域文化の歴史的かつ社会的背景を理解し、その独自性を説明できる。
2当該地域の文化資産を具体的に取り上げ、その意義について説明できる。
3公共心をもちながら他人や自分の独創性を尊重できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地域文化の歴史的かつ社会的背景を理解し、その詳細を発展的に説明できる。地域文化の歴史的かつ社会的背景を理解し、その重要事項を基本的に説明できる。左記に達していない。
評価項目2地域文化の具体的事例について、発展的にくわしく説明できる。地域文化の具体的事例について、その重要事項を基本的に説明できる。左記に達していない。
評価項目3公共心を持ち、自分の意見を発展的にくわしく表現できる。公共心を持ち、自分の意見を基本的に表現できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門
学習の分野:分野横断的な融合科目

必修・必履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:人文科学・社会科学・自然科学全般

学習・教育目標との関連:本科目は学習教育目標「④分野横断的な融合力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成、B-2:地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し、説明できる」である。

授業の概要:津山の有する文化的資産の代表事例を担当教員が具体的に取り上げるとともに、学生自身がみずからの主体的な問題関心から研究発表を行うことによって、地域文化の特色と問題点について検討する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:まず前半の授業時間では、担当教員が、津山を代表する地域文化の代表事例をいくつか概説する。それ以降の後半の授業では、学生自身が自分の興味のある事例について自由研究を行い、その内容を授業中に発表し、参加者全員でその話題について議論する。

成績評価方法:授業中の発表50%、その報告書50%。積極的な授業参加のなかった学生は、単位の修得がむつかしい。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位当たり授業時間として15単位時間を開講するが、これ以外に15単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:ふだんの街歩きで、なにかおもしろいものはないか、自分なりの考察を深めよう。

基礎科目:とくになし(あるいは、これまで学習した全科目)

関連科目:地域マネジメント論

受講上のアドバイス:遅刻については、授業の大幅に遅れてやってきた学生は欠課とするが、何回かの遅刻を1欠課とする措置はとらない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 「津山」とは? 津山洋学について 到達目標1と2
3週 郷土の偉人「津田真道」について(1) 到達目標1と2
4週 郷土の偉人「津田真道」について(2) 到達目標1と2
5週 郷土の哲学者「出隆」について(1) 到達目標1と2
6週 郷土の哲学者「出隆」について(2) 到達目標1と2
7週 郷土の哲学者「出隆」について(3) 到達目標1と2
8週 郷土の哲学者「出隆」について(4) 到達目標1と2
4thQ
9週 学生の研究発表と討議(1) 到達目標2と3
10週 学生の研究発表と討議(2) 到達目標2と3
11週 学生の研究発表と討議(3) 到達目標2と3
12週 学生の研究発表と討議(4) 到達目標2と3
13週 学生の研究発表と討議(5) 到達目標2と3
14週 学生の研究発表と討議(6) 到達目標2と3
15週 学生の研究発表と討議(7) 到達目標2と3
16週 総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度報告書その他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0250025050
専門的能力0000000
分野横断的能力0250025050