学習目的:技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につける。また,学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得る。
到達目標
1.技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につける。
2.学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得る。
3.技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者が社会に対し負っている責任を理解し,自己の良心と社会の規範やルールに従い行動できる。
4.技術者として自身のキャリアを計画し,継続的な努力ができる。
概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:実験・実習
基礎となる学問分野:工学およびその関連分野
学習教育目標との関連:本科目は「④分野横断的な融合力の育成」「⑤グローバルな視点と社会性の養成」「⑥課題探求・解決能力の育成」及び,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。
授業の概要:学外実習は会社等の実体を知り,学校で習得した知識や技術が実社会でどのように活用されているかを理解し,技術者としての心構えを学ぶ。実習終了後は,学外実習報告書を提出し,実習報告会を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:派遣前にガイダンスを実施する。実習先は主に,国・地方公共団体の機関および民間企業である。受入可能な実習先を随時提示するので,この中から希望する会社等を選定させる。派遣中には,実習先でそれぞれ異なる内容の実務を経験させ,派遣後に実習報告書の提出と実習内容に関する口頭発表を課す。手続きなどについては,ガイダンスおよび学外実習(インターンシップ)手引書を参照のこと。
成績評価方法:1日の履修時間の上限を8時間とし30時間以上の履修が必要である。これを前提として以下の評価を行う。実習先で発行される実習証明書にかかれている評価(50%),実習者の学内での実習報告会の発表(50%)で評価する。履修時間が不足するとき27時間以上履修している場合には学内措置を実施することがある。詳細はガイダンスで説明する。
注意点:
履修上の注意:実習期間は,原則として学業に差し障り無い期間とする。実習期間中は傷害保険及び賠償責任保険に必ず加入すること。選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,審査委員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含めて6単位以内である。会社の規律は必ず守ること。実習生の評価は学校の評価につながり就職にも影響する。
履修のアドバイス:事前におこなう準備学習として、企業や大学など自身の進路について考え下調べをはじめることが望ましい。学外実習Bとの違いは履修時間(成績評価方法参照)にあり,認定される単位数は学外実習Aが1単位,学外実習Bは2単位である。
基礎科目:これまでに習った各科目 関連科目:実習先の業種,業務内容に関連した科目
受講上のアドバイス:実習は学校で学んだ知識が実社会でどのように役立つかを知ることができ,また卒業の進路決定の参考になるので積極的に参加すること。予め,実習参加前に,自分の目的を持ち参加すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・ガイダンスおよび事前教育(履修に関する詳細説明が全系共通の日程で実施されるので必ず参加すること。) ・受入可能な実習先の提示(希望先の実習内容をよく調査してから申し込むこと。希望者が重なった場合,抽選で決定することもある。) ・個々の受入先からの指示事項の提示(通勤手段等について確認すること。) |
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2週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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3週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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4週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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5週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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6週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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7週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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8週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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2ndQ |
9週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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10週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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11週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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12週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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13週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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14週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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15週 |
派遣中 5日間 (30時間) ・実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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16週 |
派遣後 ・実習報告書の受理(派遣後直ちに実習報告書を作成し,実習先で提出した報告書等とともに提出すること。) ・口頭発表に関する指導(指導教員の指導に従い,口頭発表の準備を行うこと。) ・実習内容に関する口頭発表の審査(指定された日に開催される実習報告会において,実習を通して理解した内容や得た知識を口頭発表する。) |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |