卒業研究

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0178 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 9
開設学科 総合理工学科(電気電子システム系) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 9
教科書/教材 今まで使用してきた教科書
担当教員 香取 重尊,小林 敏郎,原田 寛治,中村 重之,八木 秀幸,西尾 公裕,桶 真一郎,前原 健二,湊原 哲也,嶋田 賢男,山口 裕美,久保 敏弘

到達目標

【学習目的】
複雑な問題の中で課題解決に関する原則を理解し,研究の背景,技術動向を把握し,研究目的を理解して研究を遂行する。(A-1,A-3,C-2,G-1)

【到達目標
1.現状と目的を把握し,その乖離の中に問題を設定でき,研究計画をたて,必要な資料収集などを計画的に行う問題設定能力,構想力を養い複合的な工学課題に取り組むことができる。(D-1,E-1,E-3,G-1)
2.計画に基づき創造力を入れ実験や解析を具体的に進められる。ICTを基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。(C-2,D-1,E-1,E-3)
3.研究成果を報告書にまとめ,発表することによりプレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を養う。
効果的な手段を用いて円滑なコミュニケーションを図ることができる(C-2,D-1,F-1)

ルーブリック

不可
評価項目1研究の背景,目的,各自が進めた 内容等構想した経緯や目的が設定され,その解決方法や途中経過が示され,優れた成果が期待できる。 研究の背景,目的,各自が進めた研究の内容等構想した経緯や目的が設定され,その解決方法や途中経過が示されている。 研究の背景,目的,各自が進めた研究の内容等構想した経緯や目的が設定され,その解決方法や途中経過がほぼ示されている。 経緯や目的の設定が不十分であり,論理性に欠けている。
評価項目2現状と目的を把握し,その乖離の中に問題を設定でき,研究計画をたて,必要な資料収集などを計画的に行う問題設定能力,構想力を養い複合的な工学課題に取り組むことができる。現状と目的を把握し,問題を理解でき,研究計画をたて,ある程度の資料収集と複合的な工学課題に取り組むことができる。現状と目的を把握し,指導教官の指示を受けることによって,問題を理解でき,研究計画をたて,ある程度の資料収集と複合的な工学課題に取り組むことができる。現状と目的を把握し,指導教官の指示を受けても,問題を理解し,研究計画をたて,ある程度の資料収集ができない。
評価項目3特別な指導がなくとも,計画に基づき創造力を入れ実験や解析を具体的に進められる。ICTを基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。指導教官からの指導に基づき,計画に基づき創造力を入れ実験や解析を具体的に進められる。ICTを基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。指導教官からの丁寧な指導に基づき,計画に基づき創造力を入れ実験や解析を具体的に進められる。ICTを基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。指導教官から丁寧な指導を受けても,計画的,創造的な実験や解析が進められない。ICTを基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。
評価項目4研究成果を報告書にまとめ,分かりやすく発表(プレゼンテーション)でき,適切な質疑応答(コミュニケーション)ができる。研究成果を報告書にまとめ,発表(プレゼンテーション)でき,質疑応答(コミュニケーション)ができる。研究成果を報告書にまとめ,発表(プレゼンテーション)でき,限られた範囲では質疑応答(コミュニケーション)ができる。研究成果を報告書の作成,発表(プレゼンテーション),質疑応答(コミュニケーション)が,指導を受けても十分にできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は個々の学生が特定の課題に対し,構想力を生かして計画や調査,資料調達を行い,創造力を働かせて課題解決を図り,まとめの発表においてプレゼンテーション能力の向上をも図る学習総仕上げ科目である。技術者倫理に関する講演会を必ず聴講すること。
授業の進め方・方法:
担当教員の指導のもとに,研究活動を主体的に実施する。
専攻科での研究とも関連しており,専攻科に進学する学生には,研究室配属先を特別に考慮する。なお外書輪読を各研究室で行う。
成績評価は報告書と発表により行う。それぞれの配点は報告書50%,発表50%とする。
注意点:
本科目は実技を主とする科目で,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の5分の1以下)および単位修得が必須である。また授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週6 時間の時間数に対して9 時間が設定されているので,時間外での自発的な学習時間が必要である。
【履修のアドバイス】
基礎科目の復習をしっかりと行って臨むこと。関連する学術論文の調査を行い,精読して自分の行っている研究が社会的にどのような位置づけのものであるか理解して取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス〔テーマ説明会,希望テーマアンケート実施〕
2週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
研究の背景,目的,各自が進めた研究の内容等構想した経緯や目的が設定されている
3週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
研究の背景,目的,各自が進めた研究の内容等構想した経緯や目的が設定されている
4週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
研究の背景,目的,各自が進めた研究の内容等構想した経緯や目的が設定されている
5週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
6週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
7週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
8週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
2ndQ
9週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
10週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
11週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
12週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
13週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
14週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
15週 指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案
文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,
実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
16週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけることができている。
後期
3rdQ
1週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
2週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
3週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
4週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
5週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
6週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
7週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
8週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
4thQ
9週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
10週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
11週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
12週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
13週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
14週 ・研究遂行
計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。
目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけている。
15週 ・卒業研究審査会(2 月下旬)
審査会で口頭発表する。
・報告会において聞き取りやすい声で話している。
・審査教員を見て話している
・質問に答えることができる。
16週 ・報告会を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3

評価割合

報告書発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000