World History

Course Information

College Tsuyama College Year 2021
Course Title World History
Course Code 0006 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 1st
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:『世界史B』実教出版,『最新世界史図説タペストリー』帝国書院
Instructor KADOYA Hidenori

Course Objectives

学習目的:通史の概説講義を受けたのち,主体的に歴史学上の課題に取り組むことによって,歴史学的な思考を展開する訓練をおこなう(経験する)ことが目的である。

到達目標
・人文・社会科学的な視点から人間,社会、文化について多面的に理解し、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う意識をもつこと。
・人間活動や科学技術の役割と影響に関心を持ち,幸福とは何かを追究しながら,技術者として社会に貢献する自覚と素養を培う意識をもつこと。
・日本を含む世界の様々な生活文化,民族・宗教などの文化的諸事象について,歴史的観点から理解できる必要性を理解すること。

Rubric

不可
評価項目1十分に授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること10回をこえて欠席すること
評価項目2指示に十分に従ったレポートを提出すること指示にある程度従ったレポートを提出すること最低限の指示に従ったレポートを提出すること指示に従ったレポートを提出しないこと
評価項目3なしなしなしなし

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:一般 学習の分野:一般 人文・社会
基礎となる学問分野:史学・歴史社会学
学習教育目標との関連:本科目は学習教育目標「①教養豊かな実践的人間力の養成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成」「B-2:地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し,説明できること」である。

授業の概要:日本列島をのぞく世界の歴史を中心に,日本列島との関係にも言及しながら概観する。膨大な学習対象の量に比して,時間数は限られているため,時間・空間ともに適宜抽出した内容を扱うことになるが,本講義は比較史的視角をつねに意識しながらすすめられる。
Style:
授業の方法:通史的解説によって授業を進めるが,日本列島をのぞく諸地域の歴史という生活上の実感をもちにくい学習内容の性質上,映像資料をできるだけ用いる。年に数回,小課題への取り組みを求める。また,講義内容は受講者の状況などを参照しつつ柔軟に設定する。
成績評価方法:
最低4回,取り組みを求めるレポートによっておこなう。歴史教育における成績評価方法の問題は,それ自体をひとつのテーマとして講義中でとりあげる。
Notice:
履修上の注意:カリキュラムにおいて設定されている時間数に比するなら,学習内容は膨大である。授業において,すべてを網羅することは不可能なので,図書館の利用などによる主体的学習が望まれる。本科目は学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必要である。
履修のアドバイス:積極性をもって講義に関わることが肝要である。事前に行う準備学習はとくに必要ない。
基礎科目:なし
関連科目:政治経済(全系2年),日本史(全系2),異文化社会論(全系4),日本社会論(全系4)
受講上のアドバイス:受動的態度による受講では学習に喜びを見いだすことは困難である。積極的に学習する意欲をもってはじめて学習成果は教養となることを銘記されたい。遅刻(開始時間におくれること)については受講者の自覚を求め、特段のペナルティはあたえない。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced
必履修

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス1,概説
2nd 歴史学とはなにか(1) 歴史とは何かについて理論的に把握すること。
3rd 歴史学とはなにか(2) 歴史とは何かについて理論的に把握すること。
4th 歴史学とはなにか(3) 歴史とは何かについて理論的に把握すること。
5th 歴史学とはなにか(4) 歴史とは何かについて理論的に把握すること。
6th 人類史の最初期段階 当該分野における基礎知識を獲得すること。
7th (前期中間試験)
8th オリエント世界と地中海世界の形成 当該分野における基礎知識を獲得すること。
2nd Quarter
9th 南アジア世界の形成 当該分野における基礎知識を獲得すること。
10th 東南アジア世界の形成 当該分野における基礎知識を獲得すること。
11th 中央ユーラシア世界の形成と展開 当該分野における基礎知識を獲得すること。
12th 東アジア世界の変動と再編 当該分野における基礎知識を獲得すること。
13th イスラーム世界の形成と拡大 当該分野における基礎知識を獲得すること。
14th ヨーロッパ世界の形成 当該分野における基礎知識を獲得すること。
15th (前期末試験)
16th ユーラシア大帝国の出現 当該分野における基礎知識を獲得すること。
2nd Semester
3rd Quarter
1st アジア諸地域の栄華と成熟 当該分野における基礎知識を獲得すること。
2nd 世界をめぐる銀 当該分野における基礎知識を獲得すること。
3rd 琉球・アイヌからみた世界史 当該分野における基礎知識を獲得すること。
4th 大規模な分業体制の成立 当該分野における基礎知識を獲得すること。
5th 西ヨーロッパの覇権争いと世界的な分業体制の拡大 当該分野における基礎知識を獲得すること。
6th 環大西洋革命/工業文明と国民国家の誕生 当該分野における基礎知識を獲得すること。
7th 近代諸革命の意味 当該分野における基礎知識を獲得すること。
8th (後期中間試験)
4th Quarter
9th イギリスの覇権と欧米の国民国家建設 当該分野における基礎知識を獲得すること。
10th 世界の一体化の進展とアジアの変容 当該分野における基礎知識を獲得すること。
11th 世界の一体化の完成とその影響 当該分野における基礎知識を獲得すること。
12th 世界大戦の時代 当該分野における基礎知識を獲得すること。
13th 東西冷戦から多極的国際社会へ 当該分野における基礎知識を獲得すること。
14th 相互依存を深める世界 当該分野における基礎知識を獲得すること。
15th (後期末試験)
16th アメリカの覇権と盛衰 当該分野における基礎知識を獲得すること。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000