日本事情

Course Information

College Tsuyama College Year 2019
Course Title 日本事情
Course Code 0018 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 1st
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教師作成資料、その他は適宜指導する。
Instructor WATANABE Tomomi,SUGIYAMA Akira,EHARA Yumiko

Course Objectives

【学習目的】
 日本の社会や文化について学び、理解を深めることで、日本人の輪に融け込み、本校での学生生活を充実したものとする。
 テーマについて調べ、集めた情報を整理し、日本語でプレゼンテーションを行う能力を培う。

【目標】
1.日本の社会や文化についての理解を深める。
2.情報を集め、自分が必要な情報を取捨選択し、まとめることができる。
3.日本語で簡単なプレゼンテーションを行うことができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1日本の文化をしっかりと理解し、それによって母国の文化を見つめなおすことができ、自分の意見を述べることができる。日本の文化をしっかりと理解し、それによって母国の文化を見つめなおすことができる。日本や母国の文化を理解しようという姿勢がない。
評価項目2情報を集め、その中から自分が必要な情報を取捨選択し、まとめることができる。必要な情報を集めることができる。必要な情報をあつめることができない。
評価項目3集めた情報をもとに日本語で自分の意見も組み込んだプレゼンテーションを行うことができる。集めた情報をもとに日本語でプレゼンテーションを行うことができる。集めた情報をもとに日本語でプレゼンテーションを行うことができない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
 1年次留学生を対象とした座学と実践とによる集中型の授業である。
 日本の文化やマナーについて理解を進めていくことによって、これからの日本での生活や高専での学習生活を円滑に進めていくことができるよう学んでいく。また、岡山県や津山市についても理解を深める。
 授業や生活中での学びを活かして周囲の輪に融け込むことができるようになることも目標のひとつである。また、必要な資料を収集し、自分に必要な情報を取捨選択し、まとめあげ、プレゼンテーションを行うことができる能力も養っていく。
Style:
 以下のトピックについて座学、実践(研修)のかたちで学びを深めていく。
 ①日本と第二次世界大戦
 ②日本の気候と文化
  弥生町餅つき大会、ホームステイ、書き初め、高松研修
 ③岡山県について
 ④津山と洋学の関係
 ⑤日本のマナー~敬語について~
 ⑥健康に関する日本語
 それぞれのトピックについて日本語でレポートを作成してもらい、それによって評価を行う。
Notice:
 状況によって、授業内容や日程を変更する可能性がある。
 テーマに応じたレポートと態度(80%)、課題提出状況(10%)、出席状況(10%)で総合評価を確定する。
 60点以上を合格とし、必要に応じて再試験を実施する。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 岡山県について
【事前指導】
・岡山県はどんなところか
・日本の交通システムについて
岡山県の地理や名所や日本の交通システムについて理解する。
2nd 岡山県について
【研修】
・バスや電車の時刻表の見方を学ぶ。
・サポートなしで時刻表や料金表を見て切符を購入できるようになる。
岡山県の地理や名所や日本の交通システムについて理解する。
3rd 岡山県について
【研修】
・岡山城、後楽園を視察
・自分で計画を立て、日本語を使って計画を実践する。
岡山県の地理や名所や日本の交通システムについて理解する。
4th 岡山県について
【事後指導】
・レポート作成
岡山市内研修で得た見聞を日本語で語り、他の人たちと共有する。体験したことをレポートにまとめる。
5th 日本の気候と文化
【事前指導】
・日本のお正月について調べ、発表する。
調べたことを日本語でまとめ、発表する。
6th 日本の気候と文化
【研修】
・弥生町餅つき大会参加
弥生町餅つき大会参加することで、日本の伝統行事を体験、理解する。
7th 日本の気候と文化
【研修】
・ホームステイで日本の年越し、お正月を体験する
ホームステイで日本の伝統行事を体験、理解する。
8th 日本の気候と文化
【研修】
・ホームステイで日本の年越し、お正月を体験する
ホームステイで日本の伝統行事を体験、理解する。
2nd Quarter
9th 日本の気候と文化
【事後指導】
・体験したことを日本語で共有し、それぞれレポートを作成する。
体験したことを日本語で話し合い、レポートを作成する。
10th 日本と第二次世界大戦
【事前指導】
・広島平和記念資料館、平和記念公園について調べてレポートを作成する。
・世界文化遺産厳島神社について調べてレポートを作成する。
・研修旅行の日程を考える。
調べたことを日本語でまとめ、発表する。
それぞれ広島の名所などを調べ、旅程を計画し、みなで相談して計画を立てる。
11th 日本と第二次世界大戦
【研修】
・広島研修(1泊2日)
平和記念公園視察により原爆とヒロシマについて理解を深める。また、世界文化遺産である厳島神社などを視察し、広島について見聞を深める。
12th 日本と第二次世界大戦
【研修】
・広島研修(1泊2日)
平和記念公園視察により原爆とヒロシマについて理解を深める。また、世界文化遺産である厳島神社などを視察し、広島について見聞を深める。
13th 日本と第二次世界大戦
【研修】
・広島研修(1泊2日)
平和記念公園視察により原爆とヒロシマについて理解を深める。また、世界文化遺産である厳島神社などを視察し、広島について見聞を深める。
14th 日本と第二次世界大戦
【研修】
・広島研修(1泊2日)
平和記念公園視察により原爆とヒロシマについて理解を深める。また、世界文化遺産である厳島神社などを視察し、広島について見聞を深める。
15th 日本と第二次世界大戦
【研修】
・広島研修(1泊2日)
平和記念公園視察により原爆とヒロシマについて理解を深める。また、世界文化遺産である厳島神社などを視察し、広島について見聞を深める。
16th 日本と第二次世界大戦
【研修】
・広島研修(1泊2日)
平和記念公園視察により原爆とヒロシマについて理解を深める。また、世界文化遺産である厳島神社などを視察し、広島について見聞を深める。
2nd Semester
3rd Quarter
1st 日本と第二次世界大戦
【事後指導】
・レポート作成
体験したことを日本語で話し合い、レポートを作成する。
2nd 日本の気候と文化
・今年の目標
・書き初め
今年の目標を考え、日本語で目標とその理由を話すことができる。
書道を体験する。
3rd 日本のマナー~敬語について~
・敬語について学ぶ
上下、親疎の人間関係に基づく敬語全体の体系を理解し、謙譲語を適切に使うことができる。
4th 日本のマナー~敬語について~
・尊敬語について学ぶ
上下、親疎の人間関係に基づく敬語全体の体系を理解し、謙譲語を適切に使うことができる。
5th 日本のマナー~敬語について~
・謙譲語について学ぶ
上下、親疎の人間関係に基づく敬語全体の体系を理解し、謙譲語を適切に使うことができる。
6th 日本のマナー~敬語について~
・敬語の練習
上下、親疎の人間関係に基づく敬語全体の体系を理解し、謙譲語を適切に使うことができる。
7th 日本のマナー~敬語について~
・敬語の練習
上下、親疎の人間関係に基づく敬語全体の体系を理解し、謙譲語を適切に使うことができる。
8th 津山と洋学について
【事前指導】
【研修】
・津山洋学資料館視察
津山と日本における洋学の発展と津山との関係について理解する。
4th Quarter
9th 津山と洋学について
【研修】
・津山洋学資料館視察
【事後指導】
・レポート作成
津山と日本における洋学の発展と津山との関係について理解する。
10th 健康に関する日本語 病気の名前や症状について学び、日本語で話すことができるようになる。
11th 健康に関する日本語 病気の名前や症状について学び、日本語で話すことができるようになる。
12th 健康に関する日本語 病気の名前や症状について学び、日本語で話すことができるようになる。
13th 健康に関する日本語 病気の名前や症状について学び、日本語で話すことができるようになる。
14th 日本の気候と文化
【事前指導】
・瀬戸内気候とうどんについて
・瀬戸大橋と金刀比羅宮について調べてレポート作成
瀬戸内気候について理解し、気候と食文化、信仰との関係について理解できる。
15th 日本の気候と文化
【研修】
・高松研修(1泊2日)
金刀比羅宮を視察し、日本の信仰について考えることができる。
瀬戸大橋を視察し、日本の技術や橋の構造について考えることができる。
16th 日本の気候と文化
【事後指導】
・レポート作成

「日本事情」全体のフィードバック
集中講義「日本事情」を通して学んだことをみなで共有することができる。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000