概要:
一般・専門の別:専門
学習の分野:融合科目・その他
必修・必履修・履修選択・選択の別:選択
基礎となる学問分野:電気電子工学
学科学習目標との関連:本科目は総合理工学科の学習目標「④ 分野横断的な融合力の育成」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-2:専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。
授業の概要:機械,電気電子,電子制御,情報工学科から総合理工学科へ転学科する学生が,転学科後の専門科目の学習に支障を来さない学力を身につけることを目的にした科目である。具体的には,総合理工学科2年生の必履修科目の各系専門科目の中から基礎となる科目に重点をおいて講義と演習を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:長期休業期間などを利用して,集中講義で行う。課題レポート・演習を中心に,必要に応じて講義を行う。
成績評価方法:課題(50%)および理解度を確認するためのレポート(50%)で評価する。最終成績は,合格,不合格をもって表す。
注意点:
履修上の注意:機械,電気電子,電子制御,情報工学科から総合理工学科第3年次転学科学生を受講対象とする。長期休業期間などを利用して,集中講義で行う。
履修のアドバイス:電気電子回路は,総合理工学科の基礎科目で,転学科後の学習の基礎固めとなる教科である。これら教科の理解は転学科して学習を行うためには必修である。
基礎科目:総合理工基礎(1年)
関連科目:ディジタル工学(3年),電磁気学概論(3),全系横断演習Ⅰ(3),全系横断演習Ⅱ(4),電気電子システム(5)
受講上のアドバイス:予習・復習が大切である。また,分からないことがあれば質問すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
<集中講義1日目> ・ガイダンス ・電気信号 (直流と交流) |
電気信号が理解できる
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2週 |
<集中講義1日目> ・電子部品(1) |
電子部品(1)が理解できる
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3週 |
<集中講義1日目> ・電子部品(2) |
電子部品(2)が理解できる
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4週 |
<集中講義2日目> ・電子部品(3) |
電子部品(3)が理解できる
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5週 |
<集中講義2日目> ・電子部品の課題 |
電子部品の課題を解くことができる
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6週 |
<集中講義2日目> ・電気電子回路 交流の基礎(1) |
交流の基礎(1)が理解できる
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7週 |
<集中講義3日目> ・電気電子回路 交流の基礎(2) |
交流の基礎(2)が理解できる
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8週 |
<集中講義3日目> ・電気電子回路 交流の基礎(3) |
交流の基礎(3)が理解できる
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2ndQ |
9週 |
<集中講義3日目> ・電気電子回路 交流の課題 |
交流の基礎の課題を解くことができる
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10週 |
<集中講義4日目> ・電気電子回路 交流の基礎(4) |
交流の基礎(4)が理解できる
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11週 |
<集中講義4日目> ・電気電子回路 交流の基礎(5) |
交流の基礎(5)が理解できる
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12週 |
<集中講義4日目> ・電気電子回路 交流の課題 |
交流の基礎の課題を解くことができる
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13週 |
<集中講義5日目> ・電気電子回路 交流の基礎(6) |
交流の基礎(6)が理解できる
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14週 |
<集中講義5日目> ・電気電子回路 交流の基礎(7) |
交流の基礎(7)が理解できる
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15週 |
集中講義のため期末試験は実施しない |
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16週 |
<集中講義5日目> ・電気電子回路 交流の課題 |
交流の基礎の課題を解くことができる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
<集中講義6日目> ・電気電子回路 基本回路(1) |
基本回路(1)が理解できる
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2週 |
<集中講義6日目> ・電気電子回路 基本回路(2) |
基本回路(2)が理解できる
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3週 |
<集中講義6日目> ・電気電子回路 基本回路演習1 |
基本回路演習1を解くことができる
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4週 |
<集中講義7日目> ・電気電子回路 基本回路(3) |
基本回路(3)が理解できる
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5週 |
<集中講義7日目> ・電気電子回路 基本回路(4) |
基本回路(4)が理解できる
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6週 |
<集中講義7日目> ・電気電子回路 基本回路演習2 |
基本回路演習2を解くことができる
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7週 |
<集中講義8日目> ・電気電子回路 基本回路(5) |
基本回路(5)が理解できる
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8週 |
<集中講義8日目> ・電気電子回路 基本回路(6) |
基本回路(6)が理解できる
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4thQ |
9週 |
<集中講義8日目> ・電気電子回路 基本回路演習3 |
基本回路演習3を解くことができる
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10週 |
<集中講義9日目> ・電気電子回路 応用回路(1) |
応用回路(1)が理解できる
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11週 |
<集中講義9日目> ・電気電子回路 応用回路(2) |
応用回路(2)が理解できる
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12週 |
<集中講義9日目> ・電気電子回路 応用回路演習1 |
応用回路演習1を解くことができる
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13週 |
<集中講義10日目> ・電気電子回路 応用回路(3) |
応用回路(3)が理解できる
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14週 |
<集中講義10日目> ・電気電子回路 応用回路(4) |
応用回路(4)が理解できる
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15週 |
集中講義のため期末試験は実施しない |
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16週 |
<集中講義10日目> ・電気電子回路 応用回路演習2 |
応用回路演習2を解くことができる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。 | 3 | |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 3 | |
コンピュータシステム | 集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 3 | |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 3 | |
ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。 | 3 | |
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。 | 3 | |
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。 | 3 | |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。 | 3 | |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 3 | |
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 3 | |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 3 | |
システムプログラム | コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。 | 3 | |
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。 | 3 | |
排他制御の基本的な考え方について説明できる。 | 3 | |
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。 | 3 | |
形式言語の概念について説明できる。 | 3 | |
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。 | 3 | |
オートマトンの概念について説明できる。 | 3 | |
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。 | 3 | |
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。 | 3 | |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 3 | |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 3 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 3 | |
インターネットの概念を説明できる。 | 3 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 3 | |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 3 | |
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 3 | |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 3 | |