日本語会話と聴解Ⅱ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本語会話と聴解Ⅱ
科目番号 0039 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(情報システム系) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 中村かおり、『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』、スリーエーネットワーク、2018年1月中村かおり、『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』、スリーエーネットワーク、2011年5月その他、教師が適宜準備する。
担当教員 杉山 明,渡邊 朝美

到達目標

【学習目的】
 受講生が本校における学生生活を問題なく送ることができるよう、リスニング力と会話力を養うことが目標である。また、受講生が日本の文化やマナーについての理解を深めることも目標のひとつである。

【目標】
1.教員のサポートなしで日本語での授業内容を聴きとることができるようになる。
2.日本語で周囲の人と円滑にコミュニケーションがとれるようになる。
3.日本語を使って意見交換やプレゼンテーションを行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語能力試験2級から1級程度の聴解問題が分かる。日本語能力試験2級程度の聴解問題が分かる。日本語能力試験2級程度の聴解問題が分からない。
評価項目2日本語能力試験2級から1級程度の文法を用いて、自分の考えを口頭で表現することができる。日本語能力試験2級程度の文法を用いて、自分の考えを口頭で表現することができる。日本語能力試験3級程度の文法を用いて、自分の考えを口頭で表現することができない。
評価項目3相手の話を聞いて的確に返答を行うことができ、円滑にコミュニケーションをとることができる。日本語でコミュニケーションをとることができる。日本語でコミュニケーションをとることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 2年次の留学生を対象とした日本語の聴解と会話の授業である。
 教員のサポートがない状態でも、専門科目の授業を理解することができ、理解ができなかった場合は自ら担当教員に質問に行き、日本語で問題なくやりとりができるよう、リスニング力と会話力を向上させていく。
 学年終了時に日本語能力試験N2程度のリスニング力を身につけられるよう、学んでいく。
授業の進め方・方法:
 教員が準備した教材や資料を用い、日本語の語彙や表現を増やしていく。また、学年が上がるにつれて求められるであろう日本語での討論やプレゼンテーションの能力も教員の準備するトピックについての意見交換で養う。これらと並行して『新完全マスター聴解』シリーズを使い、日本語能力試験に対策を行っていく。
注意点:
 受講生の状況によって、テキストや授業内容を変更する可能性がある。
 前期・後期の試験結果(80%)、課題(10%)、出席状況(10%)で総合評価を確定する。
 60点以上を合格とし、必要に応じて再試験を実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・似ている音を聴き分けられるようになる。
・音の変化や縮約形について理解する。
2週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・質問、依頼など短い文を聞いて、適切な答えが即時に判断できるようになる。
3週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・質問、依頼など短い文を聞いて、適切な答えが即時に判断できるようになる。
4週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から指示や依頼、助言などを聴きとり、何をすべきかを判断できるようになる。
5週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から指示や依頼、助言などを聴きとり、何をすべきかを判断できるようになる。
6週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から指示や依頼、助言などを聴きとり、何をすべきかを判断できるようになる。
7週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から質問されたことにポイントをしぼって聴きとれるようになる。
・必要な情報かどうかを判断できるようになる。
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 中間試験の返却とフィードバック
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・これまでの学びをふりかえる。
・話の中から質問されたことにポイントをしぼって聴きとれるようになる。
・必要な情報かどうかを判断できるようになる。
10週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から質問されたことにポイントをしぼって聴きとれるようになる。
・必要な情報かどうかを判断できるようになる。
11週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の主題や話し手の意図・主張などが判断できるようになる。
12週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の主題や話し手の意図・主張などが判断できるようになる。
13週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・多くの情報を整理・統合しながら話の内容が理解できるようになる。
14週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N2』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・多くの情報を整理・統合しながら話の内容が理解できるようになる。
15週 (前期期末試験)
16週 期末試験の返却とフィードバック
後期
3rdQ
1週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・似ている音を聴き分けられるようになる。
・音の変化や縮約形について理解する。
2週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・質問、依頼など短い文を聞いて、適切な答えが即時に判断できるようになる。
3週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・質問、依頼など短い文を聞いて、適切な答えが即時に判断できるようになる。
4週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から指示や依頼、助言などを聴きとり、何をすべきかを判断できるようになる。
5週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から指示や依頼、助言などを聴きとり、何をすべきかを判断できるようになる。
6週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から指示や依頼、助言などを聴きとり、何をすべきかを判断できるようになる。
7週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から質問されたことにポイントをしぼって聴きとれるようになる。
・必要な情報かどうかを判断できるようになる。
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 中間試験の返却とフィードバック
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・これまでの学びをふりかえる。
・話の中から質問されたことにポイントをしぼって聴きとれるようになる。
・必要な情報かどうかを判断できるようになる。
10週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の中から質問されたことにポイントをしぼって聴きとれるようになる。
・必要な情報かどうかを判断できるようになる。
11週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の主題や話し手の意図・主張などが判断できるようになる。
12週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・話の主題や話し手の意図・主張などが判断できるようになる。
13週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・多くの情報を整理・統合しながら話の内容が理解できるようになる。
14週 ・教員が準備したトピックについて理解し、その後、意見交換を行う。
・『新完全マスター聴解 日本語能力試験N1』
・相手の話を理解し、それに対して自分の意見を言うことができる。
・多くの情報を整理・統合しながら話の内容が理解できるようになる。
15週 (後期期末試験)
16週 期末試験の返却とフィードバック

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000